- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224918
作品紹介・あらすじ
ある日、ひとりの少女が目覚めました。その少女は、人間ではありませんでした。手には、鈍色に光る鎌を持っていました。傍らには、奇妙な黒猫がいました。少女は-「死神」でした。そして、死を司る少女には、他の仲間と違うところがありました。その姿が、雪のように真っ白なこと。その心が、春のようにやさしいこと。これは、白い死神の、哀しくてやさしい物語です。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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しにがみのバラッド。第2巻です。続編というか、刊行順と云うべきでしょうか。収録されている作品は、全て共通する物語ではありません。伏線を気にするようなら、1巻ずつ読んでいくといいでしょう。ただし、最後に収録されている、英題「momo extra」に関しては、世界観を共通しているため、ここだけ抑えておけば、他の作品を読んでも問題なく読めると思われます。
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再読。
全体的に暖かくて心に残る話が多い。
個人的には「スノウリバース」が好き。
[水のないプール]
姉を亡くし、もう少し先に死ぬと死神少女に宣告された無気力男子高生と、プールに入りたくない女子高生の話。
相手がもうすぐ死ぬかもしれないと宣言されながら「ソレでもいい」と言えるってのは凄いなって思った
[あさっての未確認レインボウ。]
女子高生と近所の知り合いだった幽霊男子の話。
「彼女が"強がり"で、"寂しがり屋"で、"ちょっぴり弱い"ってことを知っている」って言ってもらえるっていうのはきっと素敵なんだろうな。
たとえ相手がすでに死んでしまっているとしても、ね
[スノウリバース]
誕生日に両親をなくしてしまった幼女と、その下僕となった教師の話。
一人では寂しいし、雪が溶けて無くなったとしても残るものは在る -
2009/03/22購入・2013/06/01読了。
死神のAシリーズが気になる。 -
プールにピラニアって。
怖いわ! -
「あさっての未確認レインボウ」がお気に入りです。
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モモという「しにがみ」が贈る、笑いあり涙ありで読み終わったら胸がほっこりと温かくなる・・・・
そんな小説だと思います。
おススメは「水のないプール。」 -
明日、失くなってしまう笑顔でも、その喪失感を手にしてでも笑うんだ
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死と命、生を主題に巡る、冷たいのに温かい、雪のようなお話。読み終えた後でとても優しい気持ちになれます。モモの物語も少しずつ語られてきたのが気になるところです。
しにバラは毎回読んだ後に心地よい余韻が残って、感想を言葉にできない作品だなと思います…。
とりあえずこれだけは書いておきたい。2刊では個人的にスノウリバースがすごく好きです。 -
2巻です。