バッカーノ!1932 Drug & The Dominos (電撃文庫 な 9-4)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840224949

作品紹介・あらすじ

第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の「バッカーノ!」シリーズ第3弾。錬金術師ベグは自らが作り出した麻薬が人間を最高の世界に導くと信じていた。麻薬中毒者ロイは薬漬けの生活から抜け出そうと葛藤していた。ルノラータファミリーの幹部グスターヴォは失敗続きのビジネスに苛立っていた。ガンドールファミリーの幹部ラックはこれから激化するであろう抗争の予感を抱いていた。少女イヴは無き者にされた兄の仇を討つ決意を胸に秘めていた。それぞれの生き様が交錯する時、運命はドミノ倒しの様に連鎖し、そして-。

感想・レビュー・書評

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  • まさにドミノ( 'ω' )

    新聞社に情報を求める
    様々な人達が

    己の目的や思惑のため、
    大事なものを守るため、
    ばったばったと集結٩( 'ω' )و

  • 家族の職業などまったく知らない少女は
    いなくなった兄がどこに行ったのかを知りたかった。

    想像する野心しかないマフィア登場。
    麻薬にどっぷりな男から恋人へ、恋人から職場へ。
    そして弟へ、別の所へ…と運ばれていく麻薬。
    かと思えば、人の思考があちらこちら混ざって
    事件もあっちへこっちへ。
    そもそも、情報屋は情報だけを取り扱って
    何か起こすのはどうかと思われますが。

    前回出てきた人達の、影もちらりと出てきたり。
    堂々と出てきているのは、いつものカップルですw

  • 情報屋の新聞社がキーとなって展開する本作。
    前々回はお酒、前回は列車をキーとして展開していたので、
    ひとつの事象を機軸に群像劇を繰り広げるのが、
    バッカーノ!における作風なんだなと思った。
    今回は根底に家族愛があると思う。

  • 【図書館本】前3冊の内容ががっちり絡み付いてる構成に驚いた。んで、良く出来てるな、って。1冊目の内容(……というかザコキャラの名前)がスッパリ抜けててたけど、読んでる内にぼんやり思い出してきて。そうなったらどんどん話が面白くなってくるから不思議。

  • 普段ライトノベルは嫌厭してしまうのですが、アニメがあまりにすばらしかったので、思わず読み始めたシリーズ第3段。アニメでも多少盛り込まれた、イブお嬢様がマフィアに沈められたチンピラお兄様を探す回。作品自体は麻薬中毒者ロイが不用意に関わってしまったマフィアの薬ビジネスを軸に馬鹿騒ぎを展開します。マフィアのボスとして物憂いラックの奮闘と、クレアが列車を降りてからの「仕事」の実態を見ることができて嬉しい作品です。独特の存在感を放つ「情報屋」も目立ってきました。一冊のなかだけでなく、他巻とのつながりも散見する作りはとても楽しめます。

  • 「1931鈍行編」でガンドールがクレアを呼び寄せた経緯と、到着後のマフィアの闘争。内容は相変わらずの多人数によるドタバタ劇。今回の主人公は誰だろう?新登場キャラも、これからの作品で顔を出すんだろうなぁ、1作目のチンピラさえ、存在をイブの兄として利用してるし。イブ、メキシカン、ガンドールの嫁達と女性陣も増えたな。面白いけど、登場人物の名前を覚えきれない^^;なんせ、死なないもんな(笑)

  • バッカーノ!1932
    刊行された順番としては4冊目。
    今回はガンドール中心というかんじで、だいぶ男くさい。

    情報屋とか中二病をくすぐられる。
    そして相変わらずばらばらだった話が集約していく様子はお見事

  • ドミノってドミノ倒し以外にちゃんとしたゲームあるんだーと驚き。情報は怖いですよねー
    ガンドール三兄弟はラックがお気に入りだけど、キー兄かっこいいなぁ~!

  • バッカーノを読んだのはいつ振りでしょう……。読む機会がなく、前巻から期間が空いていたので、キャラを覚えていない事件が発生していました。
    何人が新キャラなんでしょう…?

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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