終わりのクロニクル 5(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230629

作品紹介・あらすじ

5th‐Gとの戦闘から一カ月。UCATには9個の概念核が揃い、いよいよ回収は7th‐Gを残すのみとなった。だが、その7th‐Gとの全竜交渉を前に、佐山と新庄は自らの過去を追うことを決める。そして、佐山は奥多摩の山奥へ、新庄は堺へと向かった。一方、UCATに全ての概念核が揃う機会を伺っていた"軍"は、総攻撃の準備を整え、遂に行動に移そうとしていた。果たして、佐山と新庄は、どのような過去を見つけ出すのか?そして、新たな危機を迎えた全竜交渉の行方は…!?次第に大いなる謎が明らかになる第5話スタート。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、7th-Gとの抗争です。

    佐山はとつぜん、チームレヴァイアサンの解散を決定します。納得のできない風見は反発しますが、佐山は彼女にチームの指揮を託して去っていきます。

    一方、7th-Gの概念核を宿していたのは、趙先生とともに医務室に務める一光(いっこう)、二順(にじゅん)、三明(みつあき)、四吉(よんきち)の四老人だったことが明かされます。彼らとの本格的な戦いが近づいてくるなかで、佐山と新庄は自分たちの来歴の秘密にたどり着こうとしていました。

    とりあえずこの巻は、これから本格的にストーリーを動かしていくための前提づくりといった印象なので、今後の展開に期待します。

  • ここからは初読み。

    全竜交渉部隊の解散宣言、7th-Gそのものであった4兄弟との戦闘及び敗北、10年前に大阪城であった両親達の戦闘という過去。
    過去が明るみに出て、更に過去を探りつつ進む物語。

    佐山と新庄が別行動してしまうためか、佐山節が若干少なかった気はするけど、新メンバーであるヒオの発言などで十分濃かったです。

    風見は苦労する娘だなあ。

    ほんと上巻という感じの内容なので、下巻でどう決着がつくのか楽しみです

  • 4840230625 515p 2005・6・25 初版

  • 今度は飛んで7G
     いきなり解散の謎かけは難解。
      
     ここで過去の謎解きが進みます。

     後半の軍との戦いがどうなるのか、盛り上がるといいな。

  • それぞれの過去、動き始めた軍…と物語がクライマックスに一気に向かい始めた感じです。しかしシリアスパートとコメディパート(変態パートでも可)の緩急が相変わらず絶妙ですね。御言の言動がいつも以上に振りきれてた気がするのは、きっと田宮家謹製の薬のせいだよね?(笑)

  • すべて下巻への前ふりでしかないので感想難しいけど、、この巻は全竜交渉部隊のメンバーはみんな子どもなんだなあと思った感じ。佐山を含め。
    それぞれの弱い所が露呈したっていうかなあ。
    風見がその点一番わかりやすいんだけど、判っているからこそなんかいらいらする。大人ぶってるからかな。一番一般人なんだけどね。しかしこれがあるからこそ、次に進めたんだろうなあとも。

    良くないと思いますにょ!!

  • 全竜交渉部隊解散という
    衝撃的な展開が出てきます。
    でも佐山は何かをたくらんでいるみたいで。

    そして最後のGとの対決も始まりましたね。
    なにやらある有名人物の
    息がかかっている人物のようで。

    そして「軍」は
    なにやらすれ違いが若干見られますね。
    そう、ある二人間でね。

    これからどうなるんだろうなぁ。

  • 過去を求める佐山と新庄の想いがよかった。佐山の変態度はこの巻が最高潮なのではないだろうか。

  • <内容>
    残るは7th-Gのみとなったが、佐山と新庄は過去を追うことを決意する。
    そして取った行動は全竜交渉部隊解散だった。

  • 従兄弟からの借り物…続きものです。<BR>
    挿絵も可愛くてかつテンポも良い。<BR>
    会話のノリがとても大好きです。<BR>
    文庫なのにこの厚さは本当に尊敬します。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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