ビートのディシプリンSIDE4 (電撃文庫 か 7-19)
- メディアワークス (2005年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840231206
作品紹介・あらすじ
人ってどうして苦労するのかなあ?辛いこととか苦しいことって、何が理由なんだろう-私、浅倉朝子は普通の女子高生だったんだけど、でも私の人生は、奇妙な男の子と出会ってすっかり変わってしまった。統和機構とか、合成人間とか、特殊能力とか-得体の知れないものが殺し合ってる、こんな殺伐とした世界なんて、私は全然知らなかった。でも知ったからって、それが答って気もあまりしなくて…彼はどうなんだろう。謎の"カーメン"の正体を見つけられたら、そこで彼の旅って終わるのかな-強敵たちとの死闘、理不尽な混迷、そして過去との再会を経て、遂に少年は目的の地に辿り着く。厳しい試練の果てに、ピート・ビートが見つけた答とは…。
感想・レビュー・書評
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ビートを主人公とする「ブギーポップ」番外編の最終巻にあたる本です。
ビートが、彼自身の来歴にまつわる「カーメン」の真実を知り、生まれもった能力に覚醒した朝子とともに、フォルテッシモと対決することになります。
「ブギーポップ」シリーズの本編は、もうすこしシリアスな雰囲気を感じますが、ライトノベルならではのキャラクター性がつくり出す魅力があじわえるという点では、このくらい明確に振りきった内容のほうが好きです。エピローグでのビートと朝子のやりとりがほほえましく、個人的にはじゅうぶんにたのしんで読むことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブギーポップのサイドストーリーその4。
結局カーメンが何なのかイマイチよくわからなかったような?
上手くたためているかは疑問だが、それでもブギーポップシリーズのよくわからなかった点が多少なりとも解決したシリーズであったと思う。 -
これで完結なの?
このシリーズ、なにやら複雑そうな感じだったけど、
そう見せといて半ば強引に幕引きされたような、
なんとも歯切れが悪い終だなぁ。
新キャラは出たけどホント出ただけって感じだし、
多分他の話に引き継がれるんだよね?
そうだと言ってよバーニィ (´Д`) -
読み直し
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ビート、お疲れさまでした(笑)運の悪さったら、もう(笑)
これも色んな方向に話が繋がっていくのだろうな。風呂敷拡げ過ぎじゃないか?と思いつつも楽しみ
ブギーポップシリーズ、大好きです。 -
お姫様抱っこ最強
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「ビートのディシプリン Side4」上遠野浩平
ライトノベル、ファンタジー。特になし。
ブギーポップ外伝の第4作、最終作。
ピート・ビートのおはなしもとうとうお終いです。
うまく収束できたのかっていったらちょっと怪しいところも多々あるんだけど、まぁ一区切りついてよかったのかな。
キャラクター出し過ぎちゃいましたよね、多分。
モータル・ジムはキャラ変わりすぎじゃなかろうか。レインは期待もたせといて結局活躍はなかったし。
例によって何回か読み合わせないと、未だ全体像はつかめていませんが・・・。
好きなんですよ、ブギーポップシリーズ。
軽く読めて、適度な非日常感があって、どこかしら陰のあるストーリーが軽妙、絶妙。
高校の時に友人から借りて、授業を聞かず授業中に一冊読んでしまうという充実した物理の時間を送っていたなぁ。
ブギーポップはとても熱いファンの方がたくさんいると思うのでいろいろと見解があるんだと思いますが、自分は「パンドラ」が一番好きですね。
あとは「ペパーミント」か「夜明けの~」かなぁ。(4) -
ビートシリーズの完結巻です。
今まで出てきた伏線もしっかり回収され、読み終わった後はすっきりします。
シリーズを読んでいる人にはうれしい人物がたくさん出てきて、ニヤニヤできます。