幻想水滸伝4 上 (電撃文庫 J 1-12)

著者 : 高瀬美恵

• メディアワークス (2005年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ガイエン公国領に属するラズリル島では、新しく誕生した騎士たちを祝う祭が盛大に行われていた。15年前にこの島に流れ着いたラズロも、新たに騎士に任じられた訓練生の一人。孤児だったラズロは領主の家に引き取られ、領主の息子のスノウとともに成長してきた。そして今日、ともに騎士の資格を得たのだ。騎士になったラズロとスノウに与えられた使命は、大型商船の護衛。退屈な任務のはずだった。しかし、その途中、二人が乗る船の前に、冷酷非情で恐れられている海賊ブランドが現れた…。海を舞台にした、シリーズ最新作『幻想水滸伝4』のノベライズ第一弾。

感想・レビュー・書評

[kinoさんの感想 · 2013年10月13日]

主人公の名前で最初読む気が失せたけれど、ゲームの補完としてそこそこ楽しめた。
キカさまのイラストが綺麗でびっくり。公式の設定より美人さんだった。

[とやさんの感想 · 2012年1月9日]

　ゲームスタート～オベル脱出。

　今更ながら……。
　ストーリーをもう一度把握したくて再読しました。
　ゲームのノベライズなので、ゲーム本編を遊んだ人が読むことを前提に書かれているようです。
　また、ゲーム本編とは一部展開を変えていたり、独自の解釈を付け加えている点が多いです。
　ゲーム本編のシナリオに説明不足が多かったため（笑）、その補完として読むのに最適な小説です。

　上巻で特に印象に残っているのが、
　・スノウのキャラクター
　・主人公の双剣のいわれ
　・イルヤ島の人々

　まず、ゲーム本編では良いところなしのスノウですが、随分と評価が高いです。
　「成績優秀で品行方正だけれど、精神的に脆い」という扱いのようで。
　まあ、結局は彼も転落人生を歩んで行くわけですが。

　次に、主人公の武器が双剣の理由。
　「トロイの船から持ち出した」設定でした。
　その双剣術はどこで身に付けたんだという突っ込みさえ入れなければ（笑）、トロイとの因縁を象徴しているようで素敵な設定だと思いました。


　それから、サブキャラクターにもきっちり出番を用意しているところが、今までの幻水のノベライズとの違いでしょうか。
　それぞれの得意分野を生かして重要場面から日常のほのぼのしたひとときまで、108人きちんと登場しますよ。

[tick-tockさんの感想 · 2010年7月7日]

この本を読めばよりゲームの世界観や主人公をはじめとする登場人物のことがわかります！

[みなみさんの感想 · 2009年11月12日]

実はゲームよりも先に読みました／(＾q＾)＼
ゲームやった後に読むことをオススメします。笑
全３巻

[suziganeさんの感想 · 2008年7月16日]

八志丘氏の立ち姿のトロイ様のイラストがぁあああ！

[もずさんの感想 · 2008年6月16日]

主人公の名前がな…。
もう慣れたけど…。

[恭さんの感想 · 2008年5月20日]

普通の水滸伝も読もうと思ったんですけどね。
やっぱりこっち読んでしまった罠です。

[おぐりさんの感想 · 2008年4月5日]

原作ゲームファンとしては星よっつ。
小説としては…みっつくらいか？

[あきさんの感想 · 2007年9月10日]

幻想水滸伝４のノベライズ。
ゲームのノベライズはあまり期待していないのですが、此方の本はかなりお勧め。

[恩さんの感想 · 2007年9月4日]

全3巻。同名ゲームのノベライズ。オリジナルエピソードが、いい感じにゲーム本編の物足りなさを補完してくれます。スノウと主人公の会話は涙モノ。人間としての汚い部分を持つスノウ大好き！

著者プロフィール

代表作につばさ文庫「わがままファッション GIRLS MODE」シリーズなど

「2023年 『星のカービィ 刹那の見斬りで悪を断て！』 で使われていた紹介文から引用しています。」