※キノの旅9 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-15)

著者 : 時雨沢恵一

• メディアワークス (2005年10月11日発売)

感想・レビュー・書評

[青さんの感想 · 2021年5月22日]

記録。

[nisichiさんの感想 · 2014年5月29日]

発売当初からずっと変わらず愛している作品です。ひとつひとつのお話が輝いてます。最近の浮ついた同系列文庫だと思わず老若男女が楽しむべき一冊ですね。

[人形タルトさんの感想 · 2013年2月10日]

ほとんどの話がとても面白かったです。

で、個人的に最高だったのが『殺す国』です。読んでいて、最後のひとことに驚いて一気にお気に入りの話に(笑)。これは良かった。

あとは
『むかしの話』
と
『悲しみのなかで』
が特にですね。

[west-paddyさんの感想 · 2012年11月17日]

短くてたくさんの話が出てくる巻。
'あー、なるほど'ってなる話が多く、良策集。

"なってない人達"

[alucard1018さんの感想 · 2010年9月3日]

シズとキノの旅の目的の違いがはっきりでててよかったです(*'ω' *)

[chiro0825さんの感想 · 2010年8月3日]

今回は前回と真逆で、章が多いです(笑)。そのおかげで章ごとの長さが短くて、飽きずに読めました。


キーワードは「間違っていること」。ファンタジーなので、正しいとか正しくないとか不自然だとか、関係ないと言えばそれまでですが。

登場人物はみんな生きるのに必死だから、嘘だって偽物だって、それが自分にとって利益になるなら「正しいこと」にしてしまいます。その逆で、受け取る方が勘違いして、正しいことを正しくない方向へ捻じ曲げてしまったり、正しくないことを「正しい」と思い込んでしまったり…。そう思い込んだ人達が大勢になると、多数決で「正しいこと」になってしまう…。

だから、結局は自分が「正しい」と思ったことが正しいんじゃないかと思います。自分の気持ちを貫くのが一番なんじゃない？その人の幸せなんじゃない？ってことです(苦笑)。このシリーズでの極端な世界の中で、こんなことをグルグルと毎回考えさせられてます。でも、嫌いじゃないです、こういう感じ。

以前のお話の続編がいくつかあって、かなり楽しめたので星５つです。

[マタンさんの感想 · 2010年6月30日]

｢記録の国｣が一番怖く感じました。
あれはスピリチュアルなこと信じたくなくなるわ。
それは発狂してしまうのは至極当然。
そして研究への遠まわしな批判ですね。

100％でって…怖すぎます。

そして、さりげなくシズ・陸・ティーが
3つ出てくるお話は短いながら
なかなか面白かったです。
最後にはあの｢強いやつ｣がさりげなく出ていますしね。

[s0910236tomiyamaさんの感想 · 2010年2月1日]

暖かい午後の太陽が浮かんでいました。なだらかで大きな丘を登った時、丘の向こうが見えた時、キノは驚きの声を出しました。「あれ?なんでだろう」急ブレーキをかけられて止まったエルメスも、「おや」やっぱり驚きました。そこには国がありました。広い草原に、城壁が見えました。白い城壁が、大きな円を描いていました。―キノとエルメスが辿り着いたのは、城壁が続く大きな国。そこに国があるとは聞いていなかったので驚きつつ、入国するための門を探して走り続ける。しかし…　　　超気になる！！

[マロリンダさんの感想 · 2009年3月31日]

師匠たちとシズさま一行の話が多かった！シズさま一行好きすぎる。

[kuro丸さんの感想 · 2009年2月10日]

あなたのその悲しみは　やがてあなたになる
時雨沢ノベル第９弾!!
今回は、私も去年(買ってから約１年半後)気がついた、ある重大な秘密が隠されてます!!それわ…言えません。だって、皆さんの楽しみがなくなりますから…(微笑)
全体的に、この巻もグロめですよ。すごく。前のなんて気にならないぐらい。そして、師匠の極悪さも兼ねｓ(殴)
とても哀しいお話含む

著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン　オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」