小さな国の救世主なりゆき軍師の巻 (電撃文庫 た 12-13)

著者 :
  • メディアワークス
3.20
  • (7)
  • (14)
  • (41)
  • (4)
  • (5)
本棚登録 : 172
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232760

作品紹介・あらすじ

見渡す限りの大草原-。中央アジアの辺境にあたるその地に天山龍也はいた。「たしかに俺は人とは違う体験をしたかったんだけど…」治安の悪いこの国で、パスポートも金もはぎ取られた龍也にできるのは途方に暮れることだけ。そんなとき出会ったのはサラサという美しい女性と、リューカというまだ14、5歳の可憐な少女だった。二人はある部族の代表だが、内乱が勃発した今では政府に追われるお尋ね者だというのだ。行く宛てもない龍也は否応なしにその逃避行に巻き込まれ…!?鷹見一幸が贈る「いまどきの救世主の物語」スタート。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4840232768 357p 2007・5・5 7版

  • 内戦が勃発した中央アジアの小国で、戦に巻き込まれた少年が主人公。ライトノベルとしては珍しい題材。美少女に惚れ、成り行きで少数民族である彼女らに着いていかざるを得ず、未熟な身であることを自覚し、戦いに挑む。ちょこちょこ山場があるので、文章量は多いが、先が気になって一気読みした。
    結局主人公がネットの力=本人のものでない知識を使って役立ったのが気になる。彼じゃなくてもできることだし、彼が頭でっかちなのには変わりがないじゃないの。

  • 読んだお.
    アジアの某国に観光に出かけた少年,天山龍也くんが
    裏通りの怪しい店で睡眠薬入りのお茶を飲まされて
    荷物をすべて奪われて荒野に捨てられる.
    そこに高機動者に乗る2人の女性と,それを追いながら対地砲火してくるヘリ.
    なんだかんだでその2人に拾われ助けられて同行することに.

    荒野で眠りこけている間に内戦が勃発して,
    彼女らは政府軍に追われているとかなんとか.

    というわけで,武装した綺麗なおねいさんと可愛い女の子と
    日本の普通な15才の冒険が始まる.

    なかなか面白かったよ.
    続きも読もう.

  • オタク少年、頑張ればできるんだね。

  • 尊敬してやまない鷹見氏の作品
    この作品を読むといかに自分が甘いかという事に気がつかされる
    基本、弱が強を策を練って倒すという話だが主人公の考え方、心境の変化など色々自分自身において考えさせてくれる
    キャラも良くリューカ姫が可愛い・・・(*゚∀゚)=3
    ただし独特の言い回しや無理やりオタクっぽくしてる感もあったりする場面もあったので☆は4つ

  • ファンタジー世界の話だと思ってました…。

  • 非常にラノベらしいラノベ作家鷹見一幸の新シリーズ
    でたまかが長引きすぎて、駄作に落ちたので
    予定通り三巻で終わることを祈る
    題名では、ファンタジーか中世あたりを想像されると思うが
    現代戦(ゲリラ戦)物なのは新しいかもしれん

  • いや、軍師してないしw
    少年の成長モノなんだろうけど、主人公に成長が国の解放にどう考えても津ながらなさげ。
    どうするんだろう?

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鷹見一幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×