- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840233613
感想・レビュー・書評
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何年か前に読んだ『となり町戦争』がふと頭に浮かんだ。
こちらはリアルな戦闘シーンがあってそれなりに読ませるが、やはり設定に無理があり、最後までついて行けなかった。
計算だろうが、軽く素っ気ない文体とノリの軽い主人公にも抵抗があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんな素敵!!
あとがきにあるように、まさに月9な展開!!
19時から読みはじめて、休憩をはさみ、25時に読み終えました。
寝るのが惜しまれるくらい面白い。
リズムよくぽんぽんと展開が進む。
気持ちいいざっくばらんな女の友情や、仕事に一生懸命、お互いに恋愛に疎くて反発しあうけどすごく信頼しあう男女の話が好きな人にはおすすめです。
自分の信念をもって、前向きに頑張る人は応援したくなっちゃいますね。 -
この本は、面白い。とても面白い。
本当に図書館が戦争をするのです。
司書の中に特殊部隊があり、本を守るために銃撃戦が行われる。
-公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ!-
と帯に書かれています。
「メディア良化法」を支持する政治結社と図書館が対立、銃撃、そして死者まで出る。
昔、レイ・ブラッドベリ著の「華氏451度」と言う本がそのような内容だったと思うのですが。本の検閲が厳しくなった世界、SFでした。司書が学生時代に先生から薦められた本です。
この問題は奥が深いです。
『司書の日記』
今日は土曜日。
第2回学校説明会が行われています。
司書の任務分担は最寄駅にての送迎タクシーの案内でした。
男子バスケットボール部の生徒7人と共に、担当の先生の指示に従って、説明会に来られる生徒や親御さんをタクシーに案内し、乗って頂きました。
タクシー4台の中に女性運転手の方が一人いらして、その方が「男子生徒さん可愛いですね。」とおっしゃって下さいました。
「ありがとうございます。はい。可愛いです。」と待ち時間に少し話しましたが、本校の男子生徒は本当に可愛いです。
もう少し書かせていただくと「僕、目が細いから顔が怖く見られて・・」と言うのでじっと見てみると、開いても5mmくらいでしょうか。6mmくらいでしょうか。本当に細い・・。「笑っとき」と言うと恥ずかしそうに可愛く笑ってました。
街を歩く男子高校生がパッと見、怖く見えてもほとんどの子は、怖くありません。気にしている子もいるのです。身体が大きくても怖がらないであげてください。 -
静のイメージの図書館で、のっけから戦闘(訓練)で驚くとともに、軽快なノリに笑けました。すれ違ってるけどラブいのもあったり、割と重い背景があったりするのにひっくり返してくれたり、読書の楽しみを再認識した感じです。そもそも色々な図書を自由に読めること自体、日本は幸せなんだよね。リアルでも変な法案が通らないように、アンテナ張らなくちゃ。
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もうこれは文句無しの★5つです!
わくわくどきどきがてんこ盛りの作品でした。
主人公の芯の強さには憧れちゃいます!
それから教官との恋路も目が離せません! -
この本が出たころに何度も読もうとして、でもタイミングが合わなくてどうしても読めないまま、そしてようやく読めた。評判通り文句なしに面白かった。読みやすい、取っ付きやすい。アニメ化もされているので(実写化も)場面も想像しやすくてあっという間に読了!
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ご存知図書館戦争。
何年か前にすべて読んだときは
珍しいタイプのラブコメだなー面白いなー
くらいだったのが
30歳を過ぎてから読むと、
「図書館の自由法」に目がいくから不思議。
言論の自由や人権や政治や組織や…
現代社会でも起こりがちな恐怖というのを
物語に絡めてうまく盛り込んでいる内容。
キャラがしっかりしていて読んでいて痛快で
結果は正義万歳なんだけど、
登場人物たちも迷いながら、自分たちを必要悪だと認めながら戦っていることを
今回読み返してやっと気づいた。
年取ると、違った見方になるんだなぁ。-
おもろ
年季が入った読書ですかな?
当方は、オヤジです。年取ると、見えなくていいところも見てしまうこともあり。
良い見方が出来た貴女は、すご...おもろ
年季が入った読書ですかな?
当方は、オヤジです。年取ると、見えなくていいところも見てしまうこともあり。
良い見方が出来た貴女は、すごい。2012/09/23
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おもしろい!
その一言。 -
有川さん言えば、”図書館戦争”!?、というくらい有名な小説らしいので、ずっと気になっていて、でも手にするのを躊躇していた本です。
ですが、人気シリーズにも拘らず、偶然、図書館の書架に見つけることができたので借りて読んでみました。
”戦闘+恋愛”
有川さんの小説のテーマはこれなのでは!?、と勝手に思っていますが
、この本ほど、うれしい形で予測を裏切ってくれた本は今までなかったです。
(ちょっと大袈裟かも・・・。ですが、)
”図書館と闘争を上手に結びつけたな、他の人ではこんな世界はつくりだせないだろう”
というのが本音です。
小説冒頭の世界観説明には、多少無理があるかな、とは思いましたが、読んでいるうちに、そんなことはどうでもよくなる、筆力があります。
相変わらず会話のテンポが非常に良いので、あっと言う間に読了しました。
当然、次回に期待です!
(実は2巻目も読んじゃいましたが・・・)