キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • メディアワークス (2006年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235808

キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  •  旅人キノであるが故に止むを得ない面はあるのだが、キノの第三者性、他人事の素振りが嫌味に見える時もある。
     本巻の「歌姫」がその典型である。

     カタルシスという観点から言えば、時には、しがらみを感じ、それにどっぷり浸かるくらいでないと、どうにも起伏に乏しく、カタルシス僅少となってしまい、キノ、何様、と思わざるを得ないところがかなり増えてくるのだ。

     まあ「永久戦斗実験室」や「泥のメーテル」のような作は望むべくもないのだろうか。確かに、主人公の性格が全く違うとはいえ…。

  • ホラ吹きの国、インタビューの国、保護の国の話が特に面白かった。

  • ペットの国
    ティーの願い
    在る男の旅・b
    インタビューの国
    ホラ吹き達の国
    保護の国
    電柱の国
    こんなところにある国
    ティーの一日
    歌姫のいる国
    ある男の旅・a

    噂と違う、と言われたペットの国ですが
    最後には本当だった、と確定。
    そんな落ちだろうと思いましたw
    ティーの願い、もそうだろうとは思いましたが。

    これは誰? と言うほど違うインタビュー内容。
    本人がいないのなら、ねつ造し放題、です。
    ホラ吹き、はそういえばこんな国が…あれ? 状態。
    という事は、当然すべてが本当。
    保護の国は、もしかして何十年かに一度
    この状態になるのではないでしょうか?

    電柱の国は、確かに思いました。
    最後に謎が解けたわけですが、何故それを信仰に?
    こんあところに~は、本当にこんなところにw
    ティーの一日は、ようやく心が定まった、と
    いう事でしょうか?

    そして一番長い、歌姫のいる国。
    複雑といえばそうですが、汚い大人、といえばそう。
    純粋なるものが勝つ、というべきでしょうか?
    それともあれだけ邪魔があったのは
    神様の采配、という事でしょうか?

  • 【資料ID】155101
    【分類】913.6/Sh29/10
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 6の次に10(ry

  • 「ペットの国」
    国民の義務。
    家族全員違う動物を飼うと家の中が大変そうだな…。

    「ティーの願い」
    叶わないことが分かっていても、神頼みしたくなる事も時にはあるんだよな…。

    「在る男の旅・b」
    終わらない旅なんてない。
    自分の意思で終わる旅、限界で終わる旅、どちらにせよ終わりはあるもんな。

    「インタビューの国」
    旅の話を取材したが。
    こんな話を全年齢に向けて発信するのは厳しいだろうな。
    だけど、ここまで事実と異なるぐらいなら載せない方がいいのでは。

    「ホラ吹き達の話」
    現実にあり得ない国の話を。
    嘘のような本当のホラ話よりも、この国の人たちの暮らしが気になった。
    縄に逆さ吊りでの暮らしとは…。

    「保護の国」
    勘違いしてしまった保護対象。
    守られているからといって何をしてもいいわけではない。

    「電柱の国」
    電線が宙に吊られてるのかと思いきや、電柱はただの目印だったとは。
    宙に吊れないのなら、危険な事に変わりはない気がするな…。

    「こんなところにある国」
    国なんてなかった、物語もなかった。
    ついにやられた、まさかこう来るとは思ってなかったのでびっくり。

    「ティーの一日」
    お留守番中の少女と一匹。
    ティーは喋らない分、何を考えているのか分からないな…。
    憶測かもしれないけれど、なんとなく理解しているシズ様はすごいな。

    「歌姫のいる国」
    誘拐犯と少女の逃亡劇。
    結末を見るまでキノがどう判断したのか分からなくて凄くドキドキした。

    「在る男の旅・a」
    旅の目的は。
    さすがに見つからないだろうな…。
    だけど、この人が納得のいく答えが見つかるといいな。

  • 「こんな所にある国」は唐突すぎて予想外でした「ネタが尽きた」は正直すぎだと思いました笑 これからも続きが読みたいので続けて欲しいです!
    それから、「歌姫のいる国」は、バットエンドかと思いきや最後にはハッピーエンドにひっくり返されていて面白かったです

  • 再読。「保護の国」が好き。
    「歌姫のいる国」は、割といい話。この長さなら、後味は悪くないほうがいい。
    あとがきはカバーと作中。

  • 再読。

    【ティーの願い】
    七夕や絵馬みたいに願い事を書いて貼る話。
    ティーは冷めてるのね

    【インタビューの国】
    報道なんて皆そんなものなのかもしれない。
    まあ、悪意はなくむしろ頑張ったんだろうけど理想と現実のギャップってところかな

    【保護の国】
    「生類憐れみの令」の酷い版?
    対象に悪意を持つだけの知恵があったのが尚悪い。
    因果応報だけど最後は少し可愛そうだったな

    【こんなところにある国】
    こんなところにあった。
    これからも頑張ってください

    【ティーの一日】
    ほんわかする。
    ティーと陸が仲間になる話かな。
    それにしてもシズは頭いいなあ

    【歌姫のいる国】
    とても長い話。
    主人公は歌姫を守る騎士を演じる少年。
    悲劇で終わらずに済んで良かった。
    師匠だったら一体どうしたろ?
    (話を聞いて悪徳企業を壊滅に追い込んで、今まで稼いできた金を強奪しつつ歌姫たちも救うとかありそう)

  • 「歌姫のいる国」は
    先の展開が
    読めてしまったのが残念。

    「ペットの国」
    「インタビューの国」が好き。

  • 「こんなところにある国」がやりたかっただけなのでは?というのは言いっこなしでしょうか。意表をついたあとがきで面白かったですけどね。それと、「歌姫のいる国」が長すぎるのか、1冊の本としてみたときに他の話とのバランスが良くなかった気がします。

  • 「歌姫のいる国」が長くて逃げている子供2人に特に魅力を感じなかったので、結構読み辛かった。
    キノにがっつり活躍して欲しい。

  • ストーリー 3 登場人物 2 言葉遣い 4 描写 3
    伏線回収率 4 感情移入 2 熱中度 4

    9巻と比べれば持ち直した方。カラー童女可愛い。
    8巻のエピローグ半分の次は1話で半分。
    面白い話でもイマイチ感情移入できない。
    「電柱の国」が一番かな。

  • ある一つの話がやたらに長い巻。それ単品でみればまあ、それなりにおもしろいが、"キノ"ではない。

    "ほらふき達の話"

  • ペットの国は面白かった。
    やっぱりキノとエルメスの、ほのぼの会話は癒されます(*´∇`*)

    歌姫の話は…正直長かった(;´д`)

  •  キノがどんどんかわいくなってる

  • 全体的に言えば、とても面白かった。なかでも「ティーの一日」が一番のお気に入りかも。
    「インタビューの国」では読んでて爆笑して喘息が出た(それもどうかと)。
    「歌姫のいる国」は正直長すぎるので流し読みですサーセン。でも長いわりには、あーこれはあーなるんだろなーっていうのが何回も。とりあえず、キノお疲れ様でした。
    キノとエルメスの
    「あー、退屈」
    「早っ」
    には笑った(笑)

  • 利益は正義を作り 正義は利益を生む
    ―How Much is Your Justice?―

  • 「歌姫のいる国」が長すぎた…

  • ■書名

    書名:キノの旅〈10〉the Beautiful World
    著者:時雨沢 恵一

    ■概要

    人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
    短編連作の形で綴られる、第10弾。

     ▼収録話

     「ペットの国」
     「ティーの願い」
     「在る男の旅・b」
     「インタビューの国」
     「ホラ吹き達の話」
     「保護の国」
     「電柱の国」
     「こんなところにある国」
     「ティーの一日」
     「歌姫のいる国」
     「在る男の旅・a」

    ■感想

    とうとう10冊読みました~。
    結構あっという間でしたね。

    結論として、10冊読んだけど、飽きずに読めてます。
    というより、登場人物が増えて、益々面白くなってきています。

    今回は、「歌姫のいる国」が半分ぐらいの容量を占めています。
    このお話では、キノが追っ手となり、エリアスとサラ(歌姫)を追い
    つめて行きます。

    最近、このような展開多いですが、個人的には、あまり好きでは
    無いですね。というより、視点を変える必要性が皆無なんですよね。。。
    別にキノをメインで書いても、面白いと思うんです。
    どうせ書くなら、2つの視点が2つの物語を丁寧に書いた方が面白い
    と思います。

    また、最近毒気が抜けていい話系が多いので、展開も予想通りでした。
    まあ、これは、2つの結末のどちらかしか無いと思うので、これで
    良かったと思います。

    このシリーズは、もう少し買ってあるので、引き続き読んでいきます。

    ■気になった点

    ・行動する時は正しい情報を元に冷静に動け。"勇気なんてものは
     いらない"。俺に言わせればそれは無謀と同じだ。

  • 913.6 シ  登録番号8445

  • 現実の一面を強調し、風刺しているような短編の持ち味と後味の悪さが相変わらず素晴らしいと思う。
    『インタビューの国』など、オチはある程度読めてしまうものの、あの短さであんなにはっきりと、しかもインタビュー形式のみで描かれているのは面白い。

    かなりのページを割いた『歌姫のいる国』は、読んでいる時にはどきどきした。
    救いようのないバッドエンドになる可能性も十二分にあると思えたからだ。
    だが、思ったより期待を裏切られない終わり方で、ほっとした反面やや拍子抜け。
    キノなのにべたな展開というのが意外性があると言えばあるが、ちょっと甘く感じて違和感を覚えた。
    もう少し、キノとふたりの会話を聞いてみたかった。

    ティーと陸のお話は個人的にかなり好き。
    とても微笑ましい。

    また、あとがきも、まさか、と思わずカバーをめくってしまったが(笑)
    趣向が凝らされている。

  • 今回はあとがきがありました。
    でも最後ではなくて途中でしたが…。

  • なんだかんだ、で、まだ読み続けているキノ旅シリーズ。
    キノの冷酷さにちょっと一歩引いてしまうところがあって、
    最後の「歌姫がいる国」はドキドキしながら読み進めてました。
    相変わらずエルメスのボケっぷりはステキです。
    あとがきはもっとステキです。

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キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)の作品紹介

-「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)-他全11話収録。

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