オオカミさんとおつう先輩の恩返し (電撃文庫 お 8-8)
- メディアワークス (2006年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840236430
作品紹介・あらすじ
御伽学園のご奉仕大好きメイドさんこと、おつうさん。日課にお掃除が入ってしまう高校生らしくない彼女の趣味は、やっぱり高校生らしくない「恩返し」なのだった。そんなおつうさんに恩返しのターゲットにされてしまったのが対人恐怖症の亮士くん。かくして亮士くんにとっては、メイドさんにかしずかれる悪夢のような生活が始まった…。りんごさんはニヤリと笑い、おおかみさんはちょっと嫉妬(?)する大騒ぎの果てには!?御伽学園におおかみさん達がある限り平穏の時などないのです。風雲急を告げる大事件連発の熱血ラブコメ第2弾登場。
感想・レビュー・書評
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鶴の恩返し、うさぎとかめ、金太郎、と桃太郎の4本収録。
今さらですが、沖田さんのあとがきってとっても自作解説ですよね。分かりやすいです。「こいつをどうにかしたらこの話は終わりですね」のぶっちゃけ具合には正直吹きました。
うなじさんの描くミニキャラがとってもキュートです。アニメ化になったらミニキャラバージョンで御伽噺劇場とかやってくれないかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
視線&対人恐怖症の一応の主人公 亮士くんとオオカミの皮を被った一応ヒロイン、見た目ヤンキーな大神さん、そして御伽学園の仲間が織り成す騒動とたまに亮士くんとおおかみさんのラブを描いた青春…?小説。この作品は各キャラクターの個性(異常性?)が強いので話がより面白く感じられる。また会話以外の文章が亮士くんやおおかみさん以外の第三者的視点から描かれていて確かにと感じられるように読み手の考えを代弁してくれている。
今巻ではおおかみさんの宿敵と言える人物が登場したのでこれからどのようにおとぎ話(物語)が進んでいくのか見ものである。 -
沖田さんのキャラはどうしてこんなに濃いのでしょうか…
オオカミさんのシブいキャラ、リンゴさんのクロいキャラ、亮士のヘタれキャラ…
シリーズに出てくる他のキャラもすべて強烈の一言ですね~
童話が下書きのはずなのですが…キャラ読みだけでも100点を差し上げたいです -
御伽学園のご奉仕大好きメイドさんこと、おつうさん。日課にお掃除が入ってしまう高校生らしくない彼女の趣味は、やっぱり高校生らしくない「恩返し」なのだった。
そんなおつうさんに恩返しのターゲットにされてしまったのが対人恐怖症の亮士くん。かくして亮士くんにとっては、メイドさんにかしずかれる悪夢のような生活が始まった……。りんごさんはニヤリと笑い、おおかみさんはちょっと嫉妬(?)する大騒ぎの果てには!?
御伽学園におおかみさん達がある限り平穏の時などないのです。風雲急を告げる大事件連発の熱血ラブコメ第2弾登場。 -
おつう先輩の話では、照れるオオカミさんや、りんごさんに苛められる亮士くんに、ニヤニヤ。
ラスボス登場や、オオカミさんの過去がチラリでこの先が気になる。 -
アニメが面白いので原作にも手を出してみましたが、キャラクタの性格付けや舞台となる御伽花市の設定をしっかり作り込んであった点は評価したい。
デビュー作でこれだけ物語の世界を作り上げていたのなら、この先の成長が期待できると思ったのですが、別のシリーズでデビューしてるのか。
何冊も本を出しているのであれば、もう少し魅力的な文章で物語を表現することはできないだろうか。その点は致命的な気がする。 -
アニメ化を期に再読&収集中...
林檎さんと大神さんの掛け合い目当て。