とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.73
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本棚登録 : 1611
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840236812

作品紹介・あらすじ

夏休み、みんなで亜美の別荘に行くことになった竜児と大河。この機会にそれぞれ好きな人との距離を縮めたい二人だが、共倒れを避けるため一方は完全サポートにまわることに。それを賭けて二人は勝負をするが-。そして舞台は海辺の別荘へ。場所は違えどやっぱり暴れる大河、はじける実乃梨、真意の読めない亜美。そんな中、竜児と大河はとある作戦を敢行するが、はたしてその顛末は…?絡まりはじめた互いの関係に要注目。大好評の超弩級ラブコメ第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • ★読了日不明。

  • ギャーギャー言ってるだけだったのが、少しだけ意味深になってきた。次あたりから面白くなるはず。

  • 過去の既読本

  • 扉絵の先生が強烈だった。本編を読み終えてなお、頭にこびりついてるよ。
    さて、本編は夏休み定番のお泊りイベントの開催だ。
    読む前は楽しく騒いで、少しの恋愛要素で終わりかと思っていたら、がっつり恋愛ものだったよ。今までに遅々としての進まなかったは何なのかと思うほどだ。が、一方で今までに気が付かなかったことに登場人物も読者も気づかされる内容だったのかもしれないな。
    夏休み明けはどうなることやら…
    [more]
    深夜の会話を聞いていると「もう、結婚しちゃえばいいのに」と思うのは自分だけだろうか?
    それともあれか、年をとったからその辺の感覚が分からないのかと思ったが、一度でもそんな事になった事がなく、若干落ち込んだよ。

  • 最後の種明かしからエピローグにかけては、それぞれの気持ち(北村以外?)が垣間見えるようで、青春小説の側面を強く感じた。ただ、そこに至るまでは基本的にいつものようにドタバタとやっていて、少し飽き気味かも…

  • 高2の夏休みに突入し、竜児と大河、北村は、亜美の別荘ですごすことになります。竜児と大河は、怖いものが苦手だという実乃梨を怖がらせて、彼女と竜児の距離を縮める作戦を立てますが、なかなか彼らの思い通りの展開にはならず、右往左往することになります。

    竜児と実乃梨の会話シーンになんだかほっこりさせられました。

  • 定番の夏休み別荘回。ここで描かれる実乃梨の高い演技力は伏線、というよりも性格描写になっていたんだ…。確かに、描写だけでは全然、実乃梨の本音は見えない。本筋から外れるが、ネタが我々世代か。腐ったミカンの方程式(金八シリーズ)や、わかめ→石立鉄男(エース○ックの「わかめラーメン」のCМキャラクターだったなんて10代が知ってるわけがなかろうに…)等。

  •  北村を除く主要人物達が一歩前へ進んだ気がする。この巻のクライマックスシーンまで本当に長い回り道をして、辿り着いた道は新たな波乱を予想させる。正に心揺れ動く高校生活って言う感じである。

  • 面白くなってきた!
    前巻まではラブ1:コメ9くらいの割合でしたが、本巻から急に4:6くらいまでに話が動き出しましたね。
    夏休みの旅行、想い人との距離感が少しずつ縮んでいく竜児の様子と、それを見ている大河の様子は、甘酸っぱさ満載です。
    いままでは散漫に見えていた登場人物たちの立ち位置が定まってきて、いよいよラブ展開本番というところでしょうか。
    次巻からの展開に期待!

  • 1~4巻まで読んでの感想です。

    新潮社nex文庫の筆者の作品がとても面白かったので、代表作を手に取ってみた。実は1巻だけ既読。当時は面白いけどそこまで話題になるほどでは……なんて思ってたけど、いやいや、これ面白いよ。見た目フランス人形の美少女、中身は猛烈タイガーな逢坂大河と、見た目超絶ヤンキー中身は掃除大好き家事得意面倒見も良い高須竜児が、互いの親友が想い人であることを知り、同盟を組む話。見た目と中身のギャップにとらわれがちだが、ことの本質はそうじゃない。大河は身長や胸にコンプレックスを抱いているし、竜児は母子家庭で家事の一切を担っている。明るく爛漫に見えた実乃梨もなにやら陰を抱えているようだし、亜美に至っては露骨な外面とワガママお姫様っぷりが激しい内面の格差が酷い。誰もが何かしら心に一物抱えていて、隠すつもりなく隠しながら生きている。そこら辺の心理描写が上手い。時間をとって一気に読みたい。筆者のファンになりました。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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