ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

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著者 : 紅玉いづき
制作 : 磯野 宏夫 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2007年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237154

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  • 毎回読んで心がすん、とする。優しさがお互い違うけど思い合ってどう決断するのか。意思の強いお話でミミズクが好きにしかならない。

  • 2017.4.11読了 35冊目

  • どの登場人物も魅力的で、素敵な物語でした。

  • みんなが救われるお話。

  • 大事に大事に読みました。純真無垢なミミズクと不器用な夜の王のお話。少しずつ縮まっていく二人の距離。だからどうか、この二人をどうか放っておいてと。どうか構わないであげて欲しいと何度願ったかしれないのです。いろんな感情を知り喜びを知り、悲しみを知り、怒りを知り、涙を知ったミミズクが最後に願ったのは……。本当にあたたかで幸せな涙が止まらない。優しい優しい物語でした。

  • 二度目の読了。

  • それでも戻りたいとは思わなかった。
    何も知らないあの頃に、痛みさえも痛みとわからないあの頃には、
    もう戻りたくないと思った。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    額には数字の焼き印。
    手足には決して外れることのない枷。

    「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
    魔物の闊歩する夜の森で、
    少女は「夜の王」にそう願った。

    美しく冷たい月のような目をした魔物の王をまえに、
    彼女は怖れも知らず、自らのことをミミズクと呼ぶ。
    獣を称する娘と、人間嫌いの王の、
    悲しく優しいお伽噺。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    長いこと積んでいた一冊で、
    いまさらか!と言われてしまいそうですが…
    いいものは、いつ読んでも素晴らしい!
    と、声を大にして言いたいです。

    とても正直でストレートなお話なんですが、
    場面場面が、
    いや仕草のひとつひとつが印象的で、
    一度読むと忘れられなくなる一冊。

    解説で有川浩さんが使った、
    「お伽噺」という言葉がぴったりすぎてもう…!

    なにが「幸せ」なのかわからなくなりそうなときは、ぜひ。
     それではっ

  • ラノベというよりは絵本を読んだという感覚
    めでたしめでたしで終わるありきたりのお話
    ちょっと物足りない
    フクロウの絵はいったいどれほど美しいのか、それが少し気になる

  • 普段ラノベは読まないのだけれど(苦手なの自覚してるから)、これはラノベの範疇を越えてるみたいな高評価をちょいちょい目にしたので、掘り出しもの児童むけでも上質ファンタジー系を期待して手にとりました。

    ・・・が、最初の数行ですでに「ん???」と作者の文章力に疑問、読む勧めるうちにどんどんクエスチョンマークが脳内で増えてゆくばかり。どこかで見たような既視感だらけの設定とキャラクター、むしろその既視感をあてにしているのか掘り下げの薄いこと軽いこと。まさに「ライト」ノベル。

    面倒くさい描写の必要な場面は端折り、気付いたら魔王は捕えられている。萌えシーンと萌えキャラ以外は書きたくないですか?聖騎士だの聖剣の乙女だの魔術師団だの、どっかで聞いたような言葉が並べられているけれど、その国を構成している要素は全く見えてこないし、世界観の奥行ゼロ。はっきり言って中2の妄想レベル。

    途中で何度も、読むのをやめようと思ったけれど、いやきっとラストに何かすごい感動的なオチがあるから評価されてるに違いない、と、ほとんどイニシエーションラブを読んだのと同じ気持ちで我慢して読み進めましたが、結果無駄な時間でした。

    おばちゃんもうそこそこの年だから美食に慣れすぎちゃってファーストフードは受け付けなくなっちゃったのかもしれません。早く口直しがしたい。

  • 二時間もせずに読み終えた。
    他の人もレビューで言ってるように、児童書のようで、読む人によっては肩透かしを食らったような印象だろうけど、児童書好きの私はとても好き。児童書が好きで、ファンタジーが好きな人なら読んで損はないと思う。

  • 読み終わりました。
    王道は王道だからこそ人気があるっていうことがよくわかる作品でした。奇をてらわず文に余計な情報をのせないからこそ、感情がダイレクトに伝わってきました。
    フクロウとの関係性がもっとあると、フクロウとの描写があるともっともっとよかったのだけれど、それでもダダ泣きする作品でした。
    ミミズク一番最後の言葉が頭に残っています。魔物と人間の恋なんてそれこそ腐るほどありふれているけど、命の終わりをしっかりと見据えて、フクロウの好きな森の一部となって共に生きていく。と笑ってうそぶくミミズクが、純粋に素敵だと思いました。
    ありふれたお話で、ありふれた結末なのに、こんなに心動かされるのはなんででしょう。わたしの心がひねくれたせい?それとも世間の本がひねくれていったせい?
    なんて考えてしまうわたしがいるのはきっと二人が真っ直ぐに生きているのが眩しすぎて直視できないから。
    お疲れ様でした。

  • キャラクターの設定がつらいけど最後は幸せになれて良かった。しかし、何か…満たされ過ぎているラストに違和感が残った。性格悪いのかなあ私…

  •  この物語は幾つかの構成で分かれているためにその部分部分で受ける印象が全く違うように思える。正直言って私はあらすじに載っていた「死にたがりやの少女」と「人間嫌いの魔王」と言う設定が好きになれそうになかったので、最初はあまり読む気になれなかった。実際、第4章くらいまではそれほど熱心に読んではいなかった。
     しかし、魔王と対をなす聖剣の主が登場し魔王を「少女救出」という名目で討伐してからというもの、物語はようやく狭い森の中を抜け出し、ある小王国の中で展開されることになる。
     その辺りから、作家が真に伝えたいものやこの物語の本質が見え出してくる。余計な要素で隠したりはせず、大切なものはきちんと遠慮なく読者に伝えてくる。この作品は、魔王視点で見る事で聖剣の主の正当性を疑い社会的なアンチテーゼを呈するような作品ではない。あくまで主人公は第三者であるミミズクなのだ。彼女が主人公である限り、この作品は善悪を問題とする作品には成り得ない。この物語は、死にたがりやだった少女が様々な優しさを持った人間に触れる事で、自分で自分の道を選択する事を知る物語である。
     この作品はきっと読んだ人の心に残る作品であろう。

  • 異種族萌えな方には大変おすすめでございます。
    闇の王と呼ばれる魔物と、名前もない数字だけが額に焼印で捺されている少女の物語。とても良かった。
    良かったんだけれど、サブキャラが聖剣に選ばれた聖騎士とか剣にその命を捧げる乙女とか、その辺がなんとも陳腐になってしまっているというか、ありきたりすぎて誰も手をつけなさそうな設定なのが残念かなー。
    そこを差し引いてもなかなか好みのお話でした。世界観がもっと詰ってたらもっと高評価だったかも。
    最初のミミズクの言葉づかいがどうにも苦手でちょっと読みづらかったかもしれない。
    電撃文庫って感じの話でないですね。
    ラスト、王子の手足があっさり治っちゃうのはちょっと都合よすぎたかもしれない。

  • ライトノベルというよりは、子どもに読み聞かせる御伽噺のような、優しいお話し。

  • 図書館本。あまり期待せずに読みましたが、いいお話でした。ミミズクの境遇に胸が痛くなったりもしましたが、魔物のクロちゃんに夜の王の優しさ、聖騎士や巫女といったミミズクの周りの人々はみんなやさしくて心があったかくなる。夜の王の人間だったころの話も心が痛くなる内容でしたが、だからこそ同じような境遇のミミズクが気になったのかなとも思いました。

  • 残酷さを作り出して深さを与えようとしたように見えてしまった。
    物語を読んだというより、誰かが読んだのを聞いたような感覚が残るのはなぜだろう。
    出来事を裸のまま小説にしたような印象。

  • 素直になれる
    そんな気がする。

  • 発売された頃、話題になって、表紙もラノベっぽくなく、挿絵もなく、気になってたのを思い出した。当時の印象から、勝手にダークファンタジーだと思ってたら、ピュアッピュアの少女漫画でした。異形×少女は王道だ。
    ミミズクは真っ直ぐで、登場人物もいい人ばかりで、超大団円。すぐ読めるし、爽やかな読後感です。始まりの、森の雰囲気や、夜の王とミミズクの探り合いの交流、まだよく分からんけど物語が始まったーていう感じが好きだった。
    もうちょっと、夜の王やクロちゃん辺りが描かれてたらよかったな。

  • 私が一番好きな本

  • 読み始めてまず、ミミズクの口調についていけなかったです。文章も、どこか稚拙さを感じずにはいられず、発売当初少し話題になっていた作品なだけにちょっぴり残念でした。 とはいえ、世界観や発想は面白いと思います。もう少し風呂敷を広げても良かったかな?とは思いますが。

  • 【再読】唯一、絶対の、無垢。

    久しぶりに読み返して最も残ったのは

    「たいしたことじゃあないわ」

    の台詞。
    前は違った気がするんだけど。
    これまた久しぶりに読み返したあとがきに同じ台詞があって、当然の帰結と思い知る。

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