ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.06
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本棚登録 : 4418
感想 : 737
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237154

感想・レビュー・書評

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  • 「違う、違う、そうじゃな~い」♪ BY鈴木雅之さん。
    と、図書館の受け取り口で歌い出しそうになりました。

    表紙萌えで借りようとしたのに、表紙が違う( ノД`)シクシク…
    調べてみたら(完全版)の方が借りたいやつだった。
    しかし、図書館に完全版は無し。(´・ω・`)ショボン

    んでも内容は悪くない。
    剣と魔法のファンタジー世界。
    最底辺の奴隷として生きてきた少女は魔物に食べられることを望んで夜の森へ。
    ちょっと内容は薄いですが、まあライトノベルだし。

    これの続編「毒吐姫と星の石 完全版」も読みたかったけど、やっぱり図書館には無し。

    う~ん。買うほどでも……それにせっかく図書館が使える身分(?)になれたんだから図書館を使いたいしな……。

    どっかに落っこちてないかな。
    古本屋のワゴンの中にでも。

    • 土瓶さん
      ですよね~(¯―¯٥)
      これはこれで味がありますが、やはり完全版のほうが……。
      見た目だけではなくて追加の短編も付いているし、買うならこっち...
      ですよね~(¯―¯٥)
      これはこれで味がありますが、やはり完全版のほうが……。
      見た目だけではなくて追加の短編も付いているし、買うならこっちですね。

      それと1Q84O1さん。
      なんだか皮膚が乾燥肌のようにチクチクするので、師匠呼びは勘弁してください。
      一日中孫の手が手放せなくなります(笑)
      あ、その分ひまわりめろんさんにはガンガン言ってください。
      あのかたはツンデレなので嫌がっても決して止めてはなりません。
      むしろ「大」とか「超」とか「ポンコツ」などを頭に付けてあげましょう。
      きっとお礼に毎日1Q84O1さんの夢枕に立って、うらめしそうな目で睨めつけてくれることでしょう(⁠*⁠﹏⁠*⁠;⁠)
      2022/12/18
    • 1Q84O1さん
      アドバイスに従ってひまわり大師匠にガンガンいきますねw

      けど、土瓶支障も
      あっ!?間違った土瓶師匠もやっぱり師匠です
      二人の師匠が揃うと最...
      アドバイスに従ってひまわり大師匠にガンガンいきますねw

      けど、土瓶支障も
      あっ!?間違った土瓶師匠もやっぱり師匠です
      二人の師匠が揃うと最強ですw

      孫の手より快適な何かをクリスマスにお送りしますので、安心して下さいw
      師匠!!!!w
      2022/12/18
    • 土瓶さん
      かゆい~(@_@;)
      かゆい~(@_@;)
      2022/12/18
  • どうしてかわからないけど、きみのとなりにいたいんだ。

    あたたかい。愛に溢れた世界。最初、どういうことなのかまったくわからないのに、すんなりと読み進めていけた。設定とかを明らかにせず進む、それでも大丈夫。ご都合主義かもしれないけど、「誰かを想う」その気持ちがあれば、みんなうまくいくんだよ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ジャケ買いした一冊。とっても美しく切ない話でした。。。
      ジャケ買いした一冊。とっても美しく切ない話でした。。。
      2014/04/25
  • 『感想』
    〇最初世界観がわからないし、ミミズクのしゃべり方や望んでいることが余りにも自分と合わず、読むのをやめようと思ったが、話が進んでいくとなかなか楽しくなってきた。

    〇ちょっと端折りすぎだな。感情の移り変わりをもっとじっくり見せてほしかったが、そうするとページ数が増えてしまうから、ライト層が読まなくなるのかな。

  • 魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。泣いてしまいました。。。。

  • ストーリーは王道。
    とてもとてもハッピーエンドなので、そこに辿り着くまでの「絶望」などを考えると、ハッピー過ぎてびっくりしてしまった。
    私は割とバッドエンドも期待していたし、なによりこれでハッピーだったら「一体なんだったんだ?」と思ってしまうだろうと考えていたので、余計にそう感じてしまったのかも知れない。
    それまでの登場人物の苦悩を無にするかのようなエンディングには、「やるせなさ」みたいなものを感じてしまった。

    結末が本編に比べとてもあっさりし過ぎていて、一気読みせず間隔を空けながら読んだ事も手伝ってか、読後感は良くなかった。
    基本的に人物の心情描写はないので、脳内で補完していればいいのかも知れないけれど、夜の王の心理が読めず(ミミズクに影響されたのだろうと読んでいればわかるが、それにしても描写がなさ過ぎる)、行動が不可解だった。

    文章表現については、個人的に稚拙だとも思わなかったし読みにくくもないけれど、特徴的な言い回しが多用されるため、嫌悪感を抱く人も多くいるだろうなあと思う。
    また、序盤のミミズクの口調がとても独特なため、その時点で読む事を諦めてしまう人も多いかも・・・

  • 素直で無知な元奴隷のミミズクが夜の王に出会い惹かれ、人間との出会いで知識を得る中で、ミミズクが出した結論が全てを物語る。実直で分かりやすく、絵本のような風景が頭の中を駆け巡る小説。実に読みやすい。胸にダイレクトで飛び込んで来る文章は心地いいが、なんかライトノーベル臭が漂うのが残念。人の素直さというものは大変学ぶものや感じるものも多いが、それを緻密な人間観で表すのが小説の醍醐味だと思うので、自分的には☆3つ。泣く小説ではない。良い意味の青い小説。作中名言「ミミズクは、ずっと、精一杯、優しくされていたんだ。」

  • 絵本の行間を書き込んだら、
    こういうおはなしになるのかなぁと思いました。

  • ミミズクと名乗るかつて奴隷だった少女と魔物の王(夜の王)の話。夜の王や魔物を通して少女が様々な感情を知っていき、夜の王も少女を通して世界が広がり、2人が出会えて良かったと思う。話が進むに比例して惹き込まれるし、行間が知りたくなる。

  • 奴隷の女の子と夜の王(魔王)の邂逅の話。
    不憫で寂しい奴隷の子が、同じく寂しい夜の王に出会って徐々に仲良くなって一緒に生きていくことを決める優しい物語でした。

  • ミミズクのキャラを最後まで受け入れられなくて、イマイチ話に入り込めなかった。

著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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