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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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不幸の上に依って立つ出会いは、手離しで喜ぶには多少後ろめたくて多少しょっぱい。
― 262ページ -
女の子ーって感じ。かわいい。両方、示すイメージは『頼りない』だ。
現実としてあるものは貧弱な手足と体だけだ。この世の中で一人で生きるよすがもない。秋葉に守られてやっと生きていられる程度。かわいい女の子なんてこの世で一番頼りない、頼れない生き物なのだ。
何があっても足手まといにしかなれない。相手の背中を守るどころか、自分自身も守れない。
― 160ページ -
自分の話をするのは自分を知ってほしいという合図だ。自分を知ってほしい、延いては相手のことを知りたいという――
遠からず、真奈が踏み込んでくる予感がした。
― 113ページ
みんなの感想・レビュー・書評
非現実的な脅威すぎて想像しながら読むのは難しかったが、キャラクター設定はやっぱり作者らしい個性的な感じが親しみやすかった。
未曾有の災害をきっかけに出会った男と少女の物語。青くさく、純粋すぎてこの年になると気恥ずかしい位だが、今をときめく有川 浩のデビュー作ならば納得だろう。構成は50ページくらいの短編で繋がれていき、テンポ良く読みやすい。SFに入る分類なのだろうけど、あくの強さが無く、設定は残酷だが爽やかな読書感。個人的には近未来ものだとやはりコインロッカーズベイビーのほうに軍配があがるかな。ま、袖触れ合うも何かの塩。ということで。
話のテーマは好きではない。途中で内容が重くなってきて、読むのをやめようと思ったくらい。でもそのあとに出てきた恋愛の要素にやられた。秋庭さんの不器用な優しさにきゅんきゅんしてしまう。
ただ単にごちゃ混ぜでした。
一番大事なシーンをガッツリ省略してるのでなにがなんだがサッパリわからんかったなぁ…
不思議世界の話、面白かった。
いくつかのパートに分かれているので、時々もっと掘り下げて欲しい~って感じたけど(長編好きという個人的な理由で)、
自衛隊三部作といわれるシリーズを全部読みたくなりました!
これがデビュー作とは、やっぱり有川さんはすごいなぁ!
図書館戦争シリーズを読んだあとに読み始めたので、最初は女の子女の子している真奈ちゃんにちょっと気恥ずかしさを感じてしまったけれど、ひねくれた(?!)入江さんが出てくるあたりから、俄然おもしろくなってきました。
大仰に「世界を救う!」ではなくて、「世界はともかく、愛する人をなにがなんでも助ける!」というスタンスがとても素直で、好きです。
デビュー作をようやく読ませていただいた。
人が塩になってしまう…というSFっぽい設定。自衛隊員と女子高生の恋愛を中心に家族のあり方や人を愛することの意味を教えてもらった。
職場の先輩に勧められて初めて読んだ有川浩の作品。
こんな素敵な作品と出会わせてくれて感謝感激でした。
突如宇宙から飛来した謎の物体により、地球は危機に瀕す。
よくあるテーマですが、細かな設定がリアルさを出し、そして何より登場するキャラクターが個性的で魅力たっぷりでした。
キャラクターの会話も躍動感があり、マンガを読んでいるような感覚で読めますので、あまり小説を読まないという方にもお勧めできる1冊です。
これも自衛隊シリーズか、と思わず思ってしまいました。
自衛隊に所属中、というかんじの話ではないからなあ。
しかし歳の差が素晴らしい。
重い荷物だからこその存在感はあるのだと思わされた作品。
秋庭さんは何とも正直な人だと思いました。
人類を救うという大義名分じゃなく、好きな女が死ぬのは嫌だからという理由で立ち、他の人はそのおこぼれに預かっただけ、という。
その他登場人物の話も短編として描かれていましたが、どれも塩害が起こったからこその恋愛という感じがしました。
その人たちにしてみれば、「自分達のために塩害は起こった」のかもしれませんね(笑)。
オーソドックスな恋愛小説。
男性作家でこの作風、意外だなあ、と思っていたら、やっぱり女性作家でした。「ひろし」じゃなくて「ひろ」なんだね…
塩が世界を人々を埋め尽くす時代、自衛官と、塩害で両親を亡くした女の子のお話。
二人が幸せをつかんだあとのお話とか、自衛官の秋庭さんのぶっきらぼうな愛情とか、読んでてすごく幸せになれる。
けどそれ以上に読んでて辛かった…せつない…
すんごく好き。1番好き。
最初から切なさクライマックスなので気をつけて。塩害とてつもないです。
両面見開きの戦闘機に少しビビったのは自由だけですか。
デビュー作には作家のすべてが詰まっていると言われるが、まさにこれも有川浩要素が100%詰まっている。 秋庭と真奈のキャラクターや関係性、入江という人物の造型など、その後の有川作品の原型がここにある。 複雑な経緯をたどって単行本化されたらしいが、そのへんは楽屋話である。 それにしても、秋庭といい真奈といい、とてつもなくエゴイスティックな人間である。そのうえそのエゴを開き直って全肯定している... 続きを読む »
有川さんのデビュー作。悲しい話もあり、ラブストーリーもあり、で始終涙目だった。遼一とトモヤが出てくる場面も決して無駄ではない。後で出てくる流れの重要な伏線となっている。そういった細かいところがこの作家さんのすごさを感じさせる。もう有川さんのファンだ……と思ったトドメの作。真奈と秋庭の話がキュンキュンしていて好き。
珍しく文庫→単行本の流れ。文庫と単行本で変更された点もあるので注意。後日譚があるのも単行本のみ。個人的には単行本を読んで、あとがきの変更点とかをフムフムとすればよいと思う。

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