灼眼のシャナXV (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 842
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840239295

作品紹介・あらすじ

西暦1901年── 二十世紀最初の年。 紺碧の海に囲まれた街・ホノルルに、二人のフレイムヘイズ、“鬼功の繰り手” サーレ・ハビヒツブルグと、“極光の射手” キアラ・トスカナが訪れた。 彼らの目的は、何者かに破壊された 『外界宿(アウトロー)』 の調査。 平穏な街を舞台に、犯人の捜索を開始する二人だったが、この事件の陰には実験に勤しむ “教授” と呼ばれる “紅世の王” の姿が在った……。 “教授” とサーレ・ハビヒツブルグ、因縁の二人によるエピソードが今描かれる!

感想・レビュー・書評

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  • 悠二はいったいどうなってしまうのか、気になるところで終わった前巻の続きではなく、20世紀初頭のハワイを舞台にした「紅世の徒」とフレイムヘイズとの戦いを描く、ややサイド・ストーリー的な物語になっています。

    主役を務めるのは、サーレとキアラという2人のフレイムヘイズ。「外界宿」(アウトロー)が襲撃されたという報を受けてヨーロッパから派遣された2人は、「征遼の睟」サラカエル率いる「革正団」(レボルシオン)が事件に関わっていることを知ります。「革正団」は、圧倒的な力を持つ「徒」によって非力な人間が虐げられているという「この世の本当のこと」を人間たちに知らしめることをめざしていました。

    そうした彼らの思想に共鳴したのは「徒」だけではありませんでした。「この世の本当のこと」を知らないことで得られる幸福に疑問を持った外界宿の協力者のハリーとハリエットのスミス兄妹や、「この世の本当のこと」を知ってもなお、自分を愛してくれる家族から逃げ出したフレイムヘイズのクロード・テイラーが行動を共にしています。そこへ、サーレの生みの親にして「革正団」の協力者である「教授」や、夫への愛のために宝具ヒラルダを発動させたクロードの妻の気持に答えようとするフィレスとヨーハンの「約束の二人」(エンゲージ・リング)が加わって、物語が進んでいきます。

    スミス兄妹、クロード、キアラといったキャラクターが背負っている過去やそのときどきの心情がていねいに描写されていて、きちんとクライマックスを張ることができています。ただ、ストーリー自体には大して起伏があるわけではないので、ちょっともの足りないように感じてしまいました。

  • 電波はとどかなかったか。

  • おなじみのキャラから、そうでないキャラまで。番外編的な話。バトルシーンは相変わらず圧巻。

  • 今回は過去の話。
    話してしては完全に外伝扱いで、今まで名前くらいは出てきたことがあったけれど実態はよく分からないアウトローなどに関わってるので、一応それらの設定説明も兼ねてるのかな。

    今までの話の流れをバッサリ忘れているのである意味話にはすんなり入れたのだけれど、やはり苦手な文体ゆえか頭に情景が浮かんでくるのは半分過ぎたあたりだったりw

    最後の最後にシャナ達が出てくるもほんのわずか。
    前巻に引き続き気になる終わり方やね;;

  • 未読

  • 外伝.革正団とフレイムヘイズとの戦い.新しいフレイムヘイズの登場に,本編への伏線の予感.

  • いろいろと切ない巻

  • 番外編。見て。

  • 無駄に見てました。

  • シャナと一美の覚悟と池の告白・・・
    これからの急展開にドキドキする巻です。
    悠二はどちらを選ぶのか・・・!?
    また、仮面舞踏会の真の目的とは・・・?主とは・・・?

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著者プロフィール

電撃文庫『灼眼のシャナ』著者

「2015年 『カナエの星(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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