※キノの旅11 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-23)
- メディアワークス (2007年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840240253
感想・レビュー・書評
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2021.9.21 読了
相変わらずの冒険譚。
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再読。どこまで読んだか、本当にわからない。
「アジン(略)の国」が好き。色んな歴史を呑み込んで、人は生きていくのだと実感する。「道の話」は、まさに現実世界で私たちが行っていることそのもの。だけど、人の繁栄速度よりも生産性の向上が勝れば、世界は続いていく。
あとがきは作中。 -
「アジン(略)の国」がかなり好き。
ただ国名が面白いだけの話だと
思っていたら、そうじゃなかった。
あとは「カメラの国」もよかった。
目次と「戦う人達の話」の
イラストもお気に入り。 -
毎度のあとがき。
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[2012.12.08]
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"カメラの国"AとBとにわけてるのがとてもいい味を出している。
"アジン(略)の国"タイトルからくる疑問が伏線で、ちゃんと最後にうまく結している。 -
(´・ω・`)
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久しぶりに「キノの旅」を読んだ。
本当にハッとさせられる物語だ。
久しぶりのせいか、どの話もすごく面白かった。
「子供の国」
「つながっている国」
「道の話」
「戦う人達の話」
は特に面白かった。
1巻から読み直したくなったなぁ~(苦笑) -
■書名
書名:キノの旅〈11〉the Beautiful World
著者:時雨沢 恵一
■概要
人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
短編連作の形で綴られる、第11弾。
▼収録話
「子供の国」
「お花畑の国」
「つながっている国」
「失望の国」
「アジン(略)の国」
「国境のない国」
「学校の国」
「道の話」
「戦う人達の話」
「カメラの国 a・b」
■感想
とうとう、大台の11巻です。
購入しているのは、12巻までなので、もうそろそろ終了となります。
(100円で購入できるのが12巻まででした。)
本編も特に大きな変化は無く、いつも通りのキノの旅が繰り広げ
られていきます。
面白かったのは、「道の話」「戦う人達の話」かな?
「道の話」は、物事の捉え方って面白いな~という感想でしたね。
「道を作ることで世界を破滅に導く」というのは、確かに、可能性
はゼロでは無いし、やり方次第では出来そうな気がします。
ただ、このやり方をする場合、道でつなぐ国を考える必要がある
ように思いますが、あまりこだわっていないことに???でした。
「戦う人たちの話」は、題名の通り、キノがある団体を護衛するこ
とになり、銃撃戦に巻き込まれていくお話です。
最後のどんでん返しは面白いのですが、医者の立ち位置と状態が??
でした。この医者は、毒薬で死んだふりをしていたってこと?
それとも、毒薬を飲んで助かったってこと??
今一つ、良く分かりませんでしたが、医者が助かったという結論に
変わりは無いので、まあ、どっちでもいいといえばどっちでもいいの
ですが・・・
こんもシリーズは、マンネリ化してきてはいますが、安定した一定
以上の面白さはあると感じます。