メグとセロンI 三三〇五年の夏休み(上) (電撃文庫 し 8-24)
- メディアワークス (2008年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840241847
作品紹介・あらすじ
ルックスも頭も良くて女子に大人気のセロンと、可愛くおとなしそうで実は正義感あふれる天然系(?)のメグを中心に、個性豊かな仲間たちの、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語がスタート!夏休みに入ってすぐ、親友・ラリーの誘いで、演劇部の合宿(手伝い)に参加したセロンは、メグも合宿に参加していることを知る。なんとか親しくなれないかと苦心するセロン。そんな中、学校敷地内にある、今は使われていないはずの古い倉庫の地下に、謎の人物(?)が潜んでいるらしいことを知る。セロンは、ラリーやメグを含んだ仲間たちと倉庫探索に乗り出すが-!?時雨沢恵一&黒星紅白が贈る『アリソン』『リリトレ』に続く、待望の新シリーズ、第1弾。
感想・レビュー・書評
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『リリアとトレイズ』の登場人物、リリアの親友メグと、メグの彼氏セロンを主役に据えたスピンオフ作品第1巻。
三三〇五年の夏休み、リリアがトレイズとラーチカに旅行に行ってる間、メグは何をしていたかという話になっています。
メグの事が気になるものの、超モテモテのくせに弱気になって声が掛けられない少年セロン。
親友ラリーに相談してどうにかしようと思いながらも上手く行かなかったそんな時、ひょんな事からメグと親しくなれるチャンスが!
リリトレでセロンは名前しか出てこないし、既にメグとくっついた後でしたが、こんな奥手少年だったんですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外伝的な位置づけでキャラ紹介のような巻。
上下巻のようで物語は下巻へ。
いままでの時雨沢作品に比べてキャラが弱い気がするな。 -
リリアの友達かあ・・・リリトレすきだけど、そこまでスピンオフされてもなあと読み始めました。
ですがそこはさすがの時雨沢さんで面白い。
ただ、世代で読まなくなったこともあり、4巻で止まっていると思います。
メグセロもおもしろいけど、アリソンくらいぶっ飛んでいたり、リリトレくらい現実ではありえない(相手が王子様とかね!)展開の方が二次元の面白さはあるなと思います。 -
アリソンシリーズの第3弾。アリソンとヴィルの娘、リリアのクラスメイトのメグ。そのメグに淡い恋心を抱くセロンの物語。
夏休みに入って、メグと会えなくなることを寂しく思うセロンにラリーから演劇部の合宿の手伝いの誘いが持ち上がる。メグの顔を見て、挨拶を交わしただけで幸せを感じるセロン。でもその表情には喜びは全く出てこない。
久しぶりのアリソンシリーズですが、時雨沢さんの物語はその場所が、情景が頭の中にイメージできるのでとても好きです。
そしてラストはいつも予想していなかった結末が用意されています。
またキノの旅シリーズも読みたいですね。 -
異世界ファンタジーもの。
でも、今のところ魔法とか出てこなくて、
ストーリーとしては、
写真に怪人物が写った。こんなところ、人なんているはずないのに、よし捜索しよう!
で、続く、です。
読みやすいファンタジーでした。 -
全7巻完結。『アリソン』『リリアとトレイズ』に続く作品。
男女六人の学園物。シニカル面は前の二作に比較して少な目。
メグはもっとおしとやかだと思っていたのに。外見はタイプじゃないけど、ナタリアの性格が割と良いですな。 -
「アリソン」「リリアとトレイズ」に続くスピンオフ作品「メグとセロン」。リリアの友人メグミカが主人公!
スピンオフらしいスピンオフ作品です。前作を知っている人にはたまりません!!
学校メインの話なので、殺伐さがほとんどと言っていいほどありません。ので、前作ファンとしては少しものたりないかなー?
黒星紅白さんはジャージ大好きなんですね!
2014/6/11 -
なんていうか、ほんわかした感じのお話。
この方の書く、へたれな男の子はイライラせず読めます。
たまにじれったくなりますが…。