- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844320807
作品紹介・あらすじ
つぎつぎと仕事を成立させるプロのクリエイターたちは、なぜ、プレゼンに勝ちつづけることができるのか。そのノウハウ、アイデア、経験、哲学を収録。"提案稼業"クリエイター19人本音で語るプレゼンの秘訣。
感想・レビュー・書評
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出た当時、パッケージデザインから新しいと思った記憶がある。話しのプロたちが語るプレゼンの秘訣は、通常の教科書と異なり読み物としても面白い
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一流のクリエーターたちの創造を形にして、一般大衆に理解を深め参道を得る様々な手法を紹介している。
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プレゼンは仕事仲間を選ぶ場。
嘘をつかず、怒らせるぐらいがいい
佐々木宏 -
今まで何となく観ていたCMや広告を違う視点で観れるようになった。
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コピーライター眞木準が編纂した「プレゼンテーションとは何か」を伝えてくれる書。
現代の仕事がプレゼンを軸に回っていることから、「プレゼンテーション」とのタイトルを持つ書籍は数多くある。実際に私たちが読みたいのは、実践で即、使えるPowerpointのテクニック。しかし、それらの書籍の多くは、Powerpointの基礎的な内容に終始しているが残念だ。
そして、他人のプレゼンを見ると、どうも、小学生の頃の模造紙に書いた研究発表から一歩も出ていないように感じる。それ以上のこと、つまり、プレゼンの仕方はどこでも教わっていない。
そもそも、私たちが日常行っているプレゼンとは何なのであろうか?
そうしたモヤモヤに本書は答えてくれる。
確かに、題材に挙げられている18名のフィールドは、1件当り数千万から億単位のお金を動かすプレゼン。しかし、それだけに、真剣であり、経験則からの真実やノウハウは、金言とも取れる。
「プレゼンは知のプレゼントである」と眞木氏は説く。
そのためには、自分の意見を伝えるのではなく、相手の気持ちに立った考えを伝える、と、きわめて日本的な「心」を説く。
巻頭は、眞木氏による「プレゼン」の定義からはじまり、続けて、さまざまな広告に関連したクリエイター達が自身のプレゼンについて語る。
テクニックの問題は、ツールのヴァージョンが上がれば変わっていくものだが、ここに書かれている経験則は普遍で、誰もが、いつでも応用できるものだ。
さらに多くの実例を知りたければ、本書籍に続けて出版された『ひとつ上のアイディア』、『ひとつ上のチーム』が参考になる。
残念なことに眞木氏は2009年、突然他界された。
もうあの微笑みと、親父ギャグのようなコピーに会えないかと思うと悲しくて仕方が無い。 -
プレゼントとは、魅力ある人が常識ある語り口で良いと信じることを誠実に伝える行為、つまりはそういうことなんだなと思いました。
広告業界(正確にはクリエイターとしてかな)という特殊性はありますが、至極当たり前だけど語られることの少ない事実が書かれています。プレゼンの場数(する側/される側)を踏んでいないとなかなか分からないことですが、たしかに「ひとつ上のプレゼン」というタイトルに偽りなしです。
王道からキワモノまで一通りプレゼンをこなして、もう一度基本に立ち返るときに是非読んでほしい本です。個人的には岡康道さんと宮崎晋さんのお話がオススメです。 -
広告業界を中心とした各著名人のプレゼンにおける考え方が記載されている。
業界が違うので、そのままスキルを引用出来るものではないが、そもそも「スキルを紹介するので、それを使ってみてくださいね」というものではない。
あくまで、考え方や経験を語っていることを読者がいかに感じるかということが重要なのだと思う。
6年も前の本なので現在とプレゼンスタイルは変わっていると思うが、本質的な考え方は変わらないのだろうと思う。 -
コピーライター中心にクライアントへのプレゼンの際の考え方が書かれている。私にはあまりしっくり来ない感じでしたが、この業界の方にはいいのかもしれません。
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いまいち。