デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)
- エムディエヌコーポレーション (2008年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844359791
感想・レビュー・書評
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デザインというよりはレイアウトよりの本だと思う。
何をどこにどんなふうに置くかというのは、そこに法則を生みだすことである。
その法則によって意味が与えられて見る者に印象を与える。
例えば「揃える」というのはそこに秩序を与える。
さらにどういう風に揃えるかで印象が変わる。
そういう考え方をわかりやすく説明してくれている本。
デザインとか全く勉強したことがない人には結構目からうろこではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「○○が好きです」を測る基準は,それを「毎日続けずにはいられないか」どうかである。
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[図書館]
読了:2010/7/9
ノンデザイナーズ・デザインブックと、言ってることはさして変わらないかな。
コントラスト・反復・整列・近接。
ノンデザイナーズの方が、繰り返し繰り返しいろんな角度から同じことを述べているので、身に付きやすいかも。
こっちは浅く広い。
自分で手を動かすのは、正直CDがついていようがいまいがやる気さえあれば出来ることで、本自体の善し悪しには関係ない。
「毎日続けるということは、長い長い魔法の呪文を唱え続けているということ」に同感。 -
私はノンデザイナーズ・デザインブック等を読んだ程度の知識を持つ、本業プログラマーです。
先ほど読み終わりましたが多くの気づきが得られて大変満足度の高い一冊でした。
要素の配置、モノクロレイアウトから始まり、単色レイアウト、色の選び方、カラーパレットの作り方、多色でのレイアウト、版組、と順を追って難しいデザインに挑戦していきます。
グリッドレイアウトでの版組のところで、1行の文字数や行間を計算してグリッドに文字をピッタリと揃えるところなどは、目から鱗が落ちました。
どのパートも理論的に説明されており、なぜこの要素をここに置くのか・どうしてこの場所である必要があるのか。といったことが分かりやすく説明されています。
本職のデザイナーさんはこのような基礎知識に加えて感性や遊び心を加えて美しく仕上げるそうなので、本当に尊敬するばかりです。
まだ通しで読んだだけで付属CDの課題をこなしていないので、時間をとってじっくり取り組みたいと思います。 -
デザイナー初心者のために、デザインの基本がまとめられているテキストのような本。DVDが付いており、中に入っているイラストレーターのファイルでデザインの練習もできる。
レイアウトの話や基本操作の話が多くて、広告やポスターがどのように設計されているか、法則がわかりやすく解説されているのがよかった。特に、「デザイン=アート」である、というイメージもある中、「デザインは設計であり、視線の動きを意識する必要がある」という点が発見だった。
その他に新鮮だった点としては、下記だった。
・CMYKは印刷物用、RGBはモニタ用
・CMYKの値を合算したときに、合算値が同じ色はトーンが似る
・色相、彩度、明度、トーンのひとつだけを変えるとバランスが良い。
・グリッドは正方形でなくても、斜体でも円形でもよい。
デザイナーの人にとっては基本中の基本のような話ばかりかもしれないが、デザインに興味があるけれどもなかなか手がつけられない人にとってはやさしいガイドになると思う。 -
ある人に勧められて購入した本。デザインの勉強本としては初めて読んだ本だったかと。実際に手を動かしながらやるので、わかりやすかったですね。
確か続編みたいなのが出てたような記憶が。 -
グラフィックの例題とか載っている本。
図形の使い方やレイアウトが学べる。 -
基礎の部分が丁寧に書かれており実際に手を動かすことで理解が深まる。紙面レイアウトの初歩を学ぶには最適。
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グラフィックデザインの基本が一通り書かれているのでデザインを学びたい初心者にお薦め.付録CDにイラレ用のデータが収録されていて,それを修正しながら学ぶこともできる.
ただし,詳細には踏み込んでいないのでタイポグラフィーや配色やレイアウトなどの詳細を勉強したい人は,この本の参考書に挙げられているような他の本が良い. -
斜め配置、余白、ケルズの書