HTML5デザイン 仕事のネタ帳 CSS3+JavaScript+CSSフレームワークと活用するプロのテクニック
- エムディエヌコーポレーション (2014年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844364108
作品紹介・あらすじ
HTML5の基本にはじまり、Canvasの実践的な使い方、プラグイン・ライブラリを活用してAPIを効率的に作る手法、実際のWebサイト制作で使われる上級テクニックを解説。
感想・レビュー・書評
-
『仕事のネタ帳』という副題がついているので、仕事で使えるような小ネタが収録されているのかと思って読んでみたら、いったいこの仕組みを仕事に使える人がどれぐらいいるのかと・・・と思うような内容が多かった。しょっぱなの『マウスからパーティクルが飛び出すアニメーション』なんて、いったい仕事のどういう時に使うのかと(本書にも書いてあるけど、ユーザーにインパクトを与えるのにはいいのかもしれない)。
CSSだけでローディング表示ができるもんなのか。対応しているブラウザが少ないようだけど、試してみたい。後、CanvasでもWebフォントが使えるということを初めて知った。Canvasなのに、CSSで指定しなきゃいけないっぽいけど。後、requestAnimationFrameという仕組みも初めて知った。JavaScriptでアニメーションを行う際はこのプロパティを利用すればいいらしい。他には、elementFromPointというメソッドも初めて知った。これはちょっと使えそう。
動画プレイヤーとオーディオプレイヤーの作成の項目は似たようなことが続いてた印象。どちらかしか見ない人もいるだろうけど、ここはもうちょっと工夫してほしかった。後、この項目でボタンのCSSに『text-indent:-9999px』としていたのがちょっと気になった。この手法はちょっと古い気がするんだけどなぁ。
後、音声ファイル形式とブラウザの対応状況の表で、mp3はどのブラウザでも○となっているにも関わらず、『現状では、すべてのブラウザに対応している音声ファイル形式がない』と書いてあるってどうなんだ・・・。調べてみたらOperaがサポートしてないらしい(表にOperaは書かれておらず)。
最後のほうはオブジェクト指向で書かれているサンプルも多く、オブジェクト指向の勉強にもなった。自分もオブジェクト指向でJavaScriptが書けるようになりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示