- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844370505
作品紹介・あらすじ
データやロジックだけでは人は動かない。営業力、交渉力、プレゼン力、コミュニケーション力など他の人と確実に差を付ける究極のビジネススキル。
感想・レビュー・書評
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仕事はストーリーで動かそう
著:川上徹也
ストーリーを上手に使えば、仕事をすべてうまくいく。営業力、交渉力、企画力、プレゼン力、コミュニケーション力など、色々な分野で可能である。
本書では、仕事やビジネスの色々な場面でどのようなにストーリーを使えばいいかをやさしく解説している。構成は以下の3章から成っている。
①なぜ、今仕事にストーリーなのか?:理論編
②こんなストーリーが人の心をつかんだ:実例編
③で、具体的にどうすればいいの?:実践編
正論をロジックの綻びなく述べる。
正しいものの、これだけでは、モノゴトは動かない。
感情や人の気持ちを動かして初めて行動は起こる。そしてその感情を大きく揺さぶる、揺さぶるきっかけにはストーリーでの揺さぶりが最適となる。
気付けば日常の色々な局面において、我々はストーリーで感情が動き、行動している。そしてストーリーが介在することでやらされているのではなく、ストーリーにより自分自身の感情での判断によりやらされている感なく主体的に行動していることも多い。
難しいものの、多かれ少なかれ気づかずストーリーを意識するとしないでその差は歴然である。
ストーリーはゴールは同じところにあるかもしれないが、プロセスはひとそれぞれ。自分自身の得意な構成を型として得ることが出来れば多くのストーリーに応用をすることができる。
意識して取り組むことで全てが始まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黄金律に含まれる3大要素
1.何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公
2.主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
3.乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの
ストーリーが発見できないときの10のヒント
1.正直になる・誠実である
2.オープンである
3.お客さんがストーリーに参加できる余地を残す
4.約束以上のことをする
5.既存市場を敵に回す
6.商品そのものを売らない
7.精神的な満足を売る
8.希少性をつくる
9.自分が欲しい商品を売る
10.ぶっちゃける -
水野氏のセミナー出席に当たり購入。
要再読。 -
内容が薄い。それ以上言いようがない。
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残念ながら、新たな発見は無かった。他の本で網羅されていた内容に終始した感じです。
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自分の仕事にストーリー性を持たせることが上司部下にも顧客にも良い効果を生む
何となく意識していたことを文章化、整理して貰ったという感じ。為にはなるが、目から鱗というまでには感じなかった。 -
広告代理店出身の方らしいビジネス書。ストーリーの重要性とは普遍である。小山薫堂さんの本とかも本質は同じだ。高杉晋作の辞世の句がプロフィールに書かれている。
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なんだかあり触れた話題だった。
ビジネスは数字とかロジックとか言うけど、結局人は感情で動く。営業してるとよくわかる。自分が営業される立場になってもよく思う。サービスや商品は認めるけど、この人からは買いたくないって思う事もあるし、サービスや商品は同じようなのも色々あるし検討した方がいいかもだけど、この人から買いたいと。
その感情を動かすにはストーリー。
「○ちゃんの彼ってどんな人?」って聞いた時に、「優しい人」とか答えるよりも、優しいと思ったエピソードを話してくれた方がよくわかるし、色んな感情がわく。「咳をしてたら、何も言わずにのど飴を買ってきてくれて、デスクに置いておく人」なのか「夜中に寂しいって言ったらタクシー乗って駆けつけてくれた人」なのか、「泣いてる迷子の子の親を一緒になって探した人」なのかでも全然違う種類の優しさがわかるし、その子がどんなポイントの優しさを気にってるのかもわかったりする。
ま、だからどんな場面でもストーリーを用意すると上手くいくって話。 -
・人は論理ではなく感情で動く
・人間は同じストーリーでも感動してしまう動物
・相手を何かに欠落した主人公にしてストーリーを
これら3点が一番刺さりました。 -
昔、同僚に今回のプロジェクトはストーリーがあるねって言われたことがあったんですが、、、そのことが理解できたと思いました。