特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844371496

感想・レビュー・書評

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  • 長いタイトルですが、
    人付き合いにおいて、心が冷めていると、どんどん交友範囲も狭くなって、孤独になっていく
    という意味。

    以下、気になったフレーズ

    ・心が冷めているとは
    ①人の話に興味がない
    ②人と積極的に関わろうとしない
    ③そのため、世界がどんどん狭まっていく

    ・セルフ・ハンディキャッピング
     自分でわざとハンディキャップを課して、やらない理由をつくりだしてしまう。

    ・人と関わることで自分の存在を実感する
     自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる。

    ・本当に心の温度の高い人
     自分の都合を一方的に伝えるのではなく、相手の立場に立ったものの見方や考え方、立ち居振る舞いの出来る人。

    ・きれいな言葉遣いで、きれいな心になっていく

    ・熟知性の法則
     その人のことを理解していくと、より好意を持つことができる

    ・対人葛藤
     ①利害葛藤:願望や期待、要求の相違
     ②認知葛藤:意見の不一致
     ③規範葛藤:倫理観や道徳観の違い
     →「撤退」「回避」「服従」をせずに話し合うことが大事

    ・バーナム効果
     誰にでも共通する漠然とした話題に、人は勝手に記憶をたどって、話をくっつけてしまう

    ・淡蒼球
     モチベーションを出す信号を出す脳の部位
     淡蒼球を活発にするには
     ①体を動かす
     ②いつもと違うことをする
     ③ご褒美を与える
     ④なりきる

    ・アンダーマイニング効果
     報酬の有無によって目的がすり替わってしまう

    ・親近効果
     一番新しい記憶は思い出しやすい

    ・人に自信をつけさせる秘訣
     本人が気づいていない能力に、本人が気づき(認識)、次に簡単な目標を設定して、小さくても確かな成功体験を積んでもらう(実現)

    ・心理的リアクタンス
     高圧的な説教などで自由を奪われると、自由を取り戻そうとして、言われたことと逆のことをやってしまう

    ・決定回避の法則
     選択肢が多いとかえって選べなくなる

    ・現状維持の法則
     いつもなじみのあるものを選んでしまう

    ・般化
     最初からベストを目指さず、どこかで得たポジティブな気持ちを他の行動にどんどん応用させる

    ・ミラーニューロン
     他人の動作や感情をまねする
     「共感」「感情移入」ができる

    心が冷めるとは自分に執着し過ぎた結果
    プライド、偏見、傲慢、虚栄心、自尊心、人を支配、人を攻撃、嫌われたくない、馬鹿にされたくない、本当はここにいるべき場所じゃないetc
    人間関係の邪魔になる

  • 各章での内容はバラバラな感があり。心理学的な言葉があったりもするがいまいち突き詰めた説明がない。
    いくつかだけメモしておく
    4つのタイプ
    クールか熱いかと個人プレーヤーか集団主義か
    どのタイプになれというわけではなく、相手のタイプをそう分けて見てみて対処したら良いという内容
    阿吽の国
    日本は高コンテクスト、アメリカはすべてを言葉にしないといけない


    目次
    第1章 冷めた心に火を灯せ
    01なぜ、僕たちの心は冷めてしまうのか?
    02 サンデル教授と松岡修造ではどちらが白熱しているか
    03 性格は変えられないが、行動は変えられる
    04 『クレヨンしんちゃん』と『ドラえもん』の劇場版に 涙するわけ
    05 感情はコントロールできないが、 言葉はコントロールできる
    06 僕たちが『ガンダム』『北斗の拳』『ワンピース』に 熱狂したわけ
    07 阿吽の国、ニッポンでの生き方

    第2章 ゼロから信頼を築く
    08 人間を4種類に分けてみる
    09 天才・凡人・中二病
    10 人が人を認める瞬間
    11距離を測る、距離を縮める
    12 ガッカリの原因と処方箋
    13 恋愛が長続きしないわけ
    14 我が国におけるお酌文化
    15 嫌いなアイツと仲良くできるのか?
    16 他人を認めるというスキル
    17最初のキッスと最後のキッス

    第3章 人間関係で悩まない
    18 役割が性格をつくる
    19 「私は博士じゃ」と本物の博士は言わない
    20 フグ田マスオ、そしてサザエさん症候群
    21 チームプレイは合コンの中で覚えればいい
    22 お見合い結婚の離婚率が低いわけ
    23 お見合いおばちゃんの誘導尋問
    24 「人見知り」「空気が読めない」の治し方
    25「何でわかってくれないの?」を克服する
    26 ツンデレとマインドコントロール
    27 人の心は透視できるのか?

    第4章 人を本気にさせてみろ
    28 人が本気になる条件
    29 お金で買える心、買えない心
    30 アメアメアメアメムチアメ
    31 仏様にあって、ナチスドイツになかったもの
    32 自信のないあの子をやる気にさせる方法
    33 家族みんなでモンスターハンター
    34 ダチョウ倶楽部化する世界の中で僕たちができること
    35 結局、企業で最後に生き残る人たち
    36 いい子を育てようとするとひねくれる
    37 安西先生という生き方

    第5章 打たれ強くなれ
    38 人の心を支えるもの
    39 たたかう、まほう、まもる、アイテム、にげる
    40欲求不満とネット炎上
    41 記憶と宗教とディズニーとスタバ
    42プーさんとブータン
    43 カツラや整形が気になって仕方ないわけ
    44 嫌悪感の正体
    45行きたくない飲み会や立食会に 元気よく出かける方法
    46 「感動」と「カンドー」論争
    47「自分」という怪物の飼い慣らし方

  • メンタルケアのメルマガをつなげたような内容の本。題名が衝撃的でそのとおりズバズバ診断していただけるのか!と思いきや「こういうことってあるよね~」「あるある~」みたいな力の抜けたやりとりが続きます。処方箋がたまにあったりなかったりなかったり。(大抵ない。) 一つ勉強になったのはこどもに対して「賢いね」と褒めるより「頑張ってるね」と努力を褒めたほうが伸び率が高いというグループ実験。今日から息子への褒め言葉はコレにします。「頑張ってるね!」

  • 【77冊目】タイトルに心当たりがあったので(笑)、買ってしまいました。なぜか僕が買う自己啓発本には同じようなことが書いてあるので(笑)、あんまり買わないんですが・・・
    割とためになりました。やっぱり自己啓発本は、読むタイミングが大切だと思う。
    「飲み会には這ってでも行け!」そうですよね。
    あと、心理学のタームが所々に使われているので、説得力もありました。一番心に残ったタームは、「単純接触効果」でした(笑)

  • 心が冷める=①人の話に興味がない②人と積極的に関わろうとしない③そのため世界がどんどん狭まっていく。
    そんな人生楽しくないよ、と伝える本。

    最近こういうながーーいタイトルの本が流行りみたいですね。インパクトあるからかな。。。
    この本、ブクログで登録しただけでFBで何人かコメントいただいたんですよね。フックがあるというか気になるタイトルですよね。これは作戦勝ちだなあ。

    内容としてはごくフツーのコミュニケーション論です、極端に熱くもなく。
    共著ですが著者の1人が大学の教授ということもあってか、学生に向けて、という内容が多い気がします。、もっともごく基本的なことなので社会人にとっても参考になる点はあると思いますが。
    著者のゼミの教訓は
    「飲み会には這ってでも行け」と「あとであろうはバカヤロウ」なんだそうです。

    うーん。。どうだろう。。。と今の私は思うわけですが、若いうちに熱い価値観に触れておくってのはいいかもしれませんね、ほら、年取るとなんと言っても体力的についてけなくなっちゃうからね(笑)

    人と関わっていくというのは時にはしんどい事ですが、関わらないとどんどん自分の世界が狭くなっていく、なんと言っても自分が何者なのかっていうのは人とのかかわりでしか見えてこなかったりもしますね。
    心が冷めすぎていないか、時にはチェックする必要があるかもしれません。

  • 相手の話に興味を持てないときは会話の覚えゲーにシフトしよう、という話にハッとさせられた。
    今度からやってみよう

  • 行列なタイトル

    日本人の場合、対立が起きると
    話をやめそれ以上話そうとしなくなる(撤退)
    同じ話題で争いをしようとしなくなる(回避)
    相手の条件を全部のむ(服従)
    のいずれかの行動を選ぶことが大半

    対立が起きた時、逃げずにぶつかり、相手のことを理解するのがよい。

    理論は理解した
    「知っている」から「できる」の状態にするには
    慣れるまで「やる」しかない

    これを機に変われるといいな

  • 私に友達がいない理由
    ・他人に厳しい
    ・つまらない見栄をはる
    ・人を許せない

    私に恋人がいない理由
    ・最高の相性を求めがち
    ・否定されるとへこたれる
    ・「補おう」という考えがない

    だから、視野が狭く、交友も減り、意見を言わず、いてもいなくてもよい人間だと思われてしまう。
    そんなの嫌だけど、そうなってしまった。このまま孤独死の予感・・・。
    人に興味をもつこととは、変化に気づくことだと考える。外見ではなく、内面の変化に気づける人間になりたい。

  • PDF
    コミュニケーション

  • ぱらっとみて、スラムダンクが引き合いに出されてたので、
    ついつい借りてみる。

    ざっと流し読みした。

    苦手な人も、面倒くさがらずに面白がれ!みたいな。
    これからの人向けっぽいなぁ。

    でも、体を動かす大事、とか、ほどほど参考になった。

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著者プロフィール

心理カウンセラー。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学卒業。角川書店を経て入社した博報堂では日産、花王、ローソン、カルティエなどを担当。「クライアントに気持ちよく話してもらって心を開かせ、問題を解決していくPRプランナー」として高い評価を得た。
その後、顧客とやりとりするなかで培ってきた「話す力」「聞く力」を生かし、心理カウンセラーへと転身。コミュニケーションのプロとして、話し方や人間関係に悩む2000人以上の人々を救ってきた。
著書は累計100万部を超え、「人見知りでも話せました!」「人間関係がラクになりました!」など、感動の声が日々届いている。
「スッキリ!!」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、メディアにも多数出演。

「2021年 『超 話し方図鑑 思いどおりに人を動かす! 誰からも好かれる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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