- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844374381
作品紹介・あらすじ
オトナは子どもと違って、経験があり、自分なりの考えを持っています。年上、異性、アルバイト、契約社員、外国人、高学歴、価値観の違い、経験の差…こんな人たちに教えるとき、あなたならどうしますか?
感想・レビュー・書評
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「相手意識」の中身を考え、整理することができた
また、自分の教え方を振り返り、改善すべき点が多数あることに気づくことができた
相手の「現状」と「目標」を知ること
出す情報を精査し、小分けにし、小出しにすること
「なぜ必要なのか」を必ず理解してもらうこと
「話してもらい、説明し、話してもらう」のスパイラル
新人を馴染ませ、活躍させる方法
今後生かしていきたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TCJのYouTubeで紹介されていた本。
<メモ>
・相手がどこまで理解してるか確かめる
①言葉にさせる(前の会社ではどのようにしていた?~について知っていることを教えて)
②文字にさせる(テストに回答、レポートを書いてもらう)
③行動させる
・イラっとしたら、4つのタイプで考える
能動的←→受動的
感覚的←→理論的
・大人に教えるとは
学習=獲得 参加 変化
獲得・・・知識、技術、態度
「上手な説明の仕方」コップに水を入れる
吐く・伝える前にコップの大きさを確認(~についてどのくらい知ってる?誰かに教わったことある?前の会社ではどうしてました?)新人のこれまでの経験や個性を尊重
吸う・小分けにしていれる
あれもこれもと詰め込まない、全部伝えない、情報を分ける、外国籍の人には「なぜやるのか」理由や目的も説明すると効果的
吐く・理解度の確認
言葉、文字、行動にしてもらう
一番いけないのは「わかった?」「何か質問ない?」と聞くこと
(いいえと答えにくい、何がわからないかもわかってない)
一方的に説明してずっと吸わせているような状態はおとな相手には避けるべき
参加・・・中途採用者が新しい会社になじむなど
・役割の認識…自分が職場にきて何をすればいいのか、いちいち言われなくてもわかっているという状態 仕事マップで全体像を把握させるなど
・適度な自信…仕事経験を積ませる 雑用含め
・周囲の受容…声をかける、仕事をふる、昼食を一緒に取るなど
変化・・・外から観察できる「行動」が変化する
変えてほしい言動(多くて2つ)を明確にする→良い点から改善点へ、吐く吸う吐く 〇〇さんは自分ではどう思いますか?今後どうしようと思いますか?
改善点を指摘して、それを受け止めてもらうためには、相手に「この人に言われるなら」と思われるような信頼関係が必要になってくる
→フォロー 見て、声をかける 相手に変わってほしいと思った時は自分の行動を省みることも必要
教える側は値踏みをされている
「この人は自分に教えるだけの能力があるのか?」
説明の仕方が下手だと「この人知識はあっても説明は下手だよな」と能力を疑われる
教える難しさへの対策→周囲を巻き込む
業務と教育の両立、高度化、複雑化、専門家した内容も複数で教える
その場合は過負荷に気を付ける(業務把握と交通整理)
教育は導管モデルから対話モデルへ 一緒に解決方法を探っていく -
社会人になってから後輩という存在を持って、数年もたたない若手をターゲットとしているのだろうか。非常に容易な文章で綴られている。文章量も少ないし(行間広め)、簡単な文章だからすぐに読める。内容も同様に基礎的な感じだけど、じゃぁ自分ができているのかというと完全には首肯できないのが残念である。
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ぼんやりとしていたやるべきことが明確化されている。
プライドに対するアプローチがもっと深いとありがたい。 -
分かりましたか?ではなく、どこまで分かったか説明してもらう。複数人で教えるときはオーバーワークしないように予定を確認する。上司へフォローを依頼する。ほぼ実践済みの内容だった。
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第1章 正しい「教え方」って何?
第2章 教え上手な人の教え方
第3章 命令するような教え方していませんか?
第4章 一方的に説明しても伝わりません
第5章 早く会社になじめるような仕掛けをつくろう
第6章 プライドのある大人に素直になってもらうには
第7章 「ウマがあわない」なんて言い訳は通用しません
第8章 「ひとり」ですべてを教えようとしていませんか?
第9章 忙しい中で教えることはムダじゃない -
参考読。
大人相手の伝え方。
自分への教えられ方がどうだったか、過去を思い返して、それぞれ当時の複雑な心情が蘇り、あの当時の心情は間違えではなかったのだと確認した。
もちろん、過去には自分に生きた対応もあり、それは本書とずれがなかった。
こういう一つ一つができることで、組織や現場のマネジメントと実務に生きるのだと思う。 -
多様で多層的なオトナ同士の関係のヒントになるかと思い、読んでみました。
この本での「オトナ」は新人が中心となっており、又教えること自体が初めての人向きの本かと思います。
教えることについての基本的な知識やコツなどが書かれていますが、意外性はあまり強くないかな…という印象でした。部活動やサークル活動、アルバイトを経験したことがある人なら、共感できる部分が多いかもしれません。
突然新人担当になることになった人が手早くコツを習得するにはおススメです。 -
オトナ相手の教え方というタイトルから、自身より上の立場の方への指摘方法や、変えて欲しいことの伝え方などのヒントがあるかもしれないと期待していました。
こちらの書籍は、新入社員や年上の部下への教育方法が主になっています。
教え方の基礎としては、とても参考になりました。
一章が区切られているので読みやすいです。 -
一方的に教えるだけではあかんというのが、そう言えばそうですね