改憲と国防 混迷する安全保障のゆくえ

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845113217

作品紹介・あらすじ

憲法を変えなければ、国は守れないのか?安倍政権がめざす憲法改正、集団的自衛権、国防軍、日米同盟強化…。現場を知りつくした元官僚とジャーナリストが明かす知られざる日本防衛の実態。

感想・レビュー・書評

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  • この本は、元防衛官僚の柳澤協二氏、在日米軍に関する取材をずっと続けてきたジャーナリストの半田滋氏、沖縄の基地問題をずっと追い続けてきた屋良朝博氏の三人が、それぞれの視点から日米安全保障同盟と集団的自衛権、沖縄基地問題について論説を起こし、その後に三人の鼎談で議論を深め、理解を助けてくれるという構成になっています。論点がきちんと絞られ、丁寧に解説され、深く掘り下げた議論を読むことで、現在の日本で進む「安倍政権の危険な政治ごっこ」の有り様を描き出しています。

    この本が上梓されて僕が読むまでに約2年たっていますが、自体はますます悪い方向に進んでいるように感じられ、焦燥感を感じずにはいられません。

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著者プロフィール

1946年東京生まれ。70年東京大学法学部卒業、防衛庁(当時)に入庁。
防衛審議官、防衛庁長官官房長などを経て、2002年防衛研究所所長。
04~09年まで、小泉、安倍、福田、麻生政権で内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)。
現在、NPO法人「国際地政学研究所」理事長。
著書『亡国の安保政策―安倍政権と「積極的平和主義」の罠』『検証 官邸のイラク戦争―元防衛官僚による批判と自省』(以上、岩波書店)『抑止力を問う』(共著、かもがわ出版)ほか

「2014年 『自分で考える集団的自衛権 若者と国家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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