- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845627493
作品紹介・あらすじ
10人の作家・翻訳家・書評家が、とっておきの本をお教えします。
感想・レビュー・書評
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村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治
どれかの名前にピンときたら読んでみてもいいかもしれない。
書評家、作家、翻訳家が10人。
ブコウスキーの訳者として知られる都甲幸治さんをホスト役にして1作家3人ずつの鼎談方式のブックガイド。
ブックガイド好きな上に本について語り合ってる人たちも好きな自分には楽しかった。
各テーマも興味深く、例えばキャロルは「あえて男三人で『不思議の国のアリス』を語る」とか太宰は「ダメ人間を描く小説の作者はダメ人間か」とか。
なるほど~と膝を打ちたくなるような考察もあって面白かった。いやあ、自分頭固いわ。
ただ他の方も書かれているようにネタバレも激しく、映画『ファイト・クラブ』のどんでん返しもしゃべってしまっているので、伏せ字にするとかネタバレ注意をいれるとかしてほしかった。
あと話題に上がった作品のリストもつけてほしかったな。
大島さんファンなのでミランダ・ジュライとケリー・リンクはひとまず読んでみようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学教授や批評家、作家たちがテーマを決めて作家や作品について対談形式で紹介したもの。流石に色々知っているなぁ という感じ。
ミーハー読者にとっては、イマイチ。 -
「伊坂幸太郎が気になる人に」が気になって借りた本。
伊坂さんの分析部分がおもしろかった!
他に吉本ばななさんや川上弘美さんの本が積読になったことも◎ -
面白い。村上春樹をめあてに借りたけど、全部読んでしまいそうなイキオイだ。
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
所々表現が旧い(全方位への配慮が足りない)ので、2016年の作家の感性なんだなと思う。
三島由紀夫の本にとても興味を持ちました。 -
作家別に紹介した読書ガイド。とても良心的だと思う。自分としては「コナンドイル」の章でピンチョンの新訳が出ているのを知ったのがよかった。希望としては、取り上げた作家が限らているのが残念なので、シリーズ化してくれるとうれしい。
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不思議の国のアリスは、本だと絵本でしか読んだことがないかもしれない。アニメーションの印象が強いからディズニーとかでも見ているかも。一度原作を読み直したいな。
下妻物語も読んでみたいな。観てはいないけど深田恭子さんの印象が強くて、ロリィタの話くらいにしか認識していなかったから。 -
本の本