- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845628452
感想・レビュー・書評
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最近オンライン飲み会があるので、喋らないといけない空気があって読んでみた。気持ちの面とかテクニックとかネタ探しのヒントとかトークに対して諸々書いてあって非常に勉強になった
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エピソードトークを作る実践的な方法。
完成している感がある。 -
話のネタ探しのアニキとタケシが過去住職、話の組み立て方の5W1H1D、起承転結のつけ方など、具体例が多くあり、とても参考になりました。
話を少し盛るというのは、絶対にバレないのであればいいですが、バレる可能性があるのであれば、素人はやめておいたほうがいいかもしれないですね。
他の本にはない切り口のトーク術本で、読む価値はあると思います。 -
【概略】
お笑い芸人の話は、なぜウケるのか?口下手な自分は、どうやったら克服できるのか?周囲の人達に面白い人と思われるには?放送作家であり、コメディスクール・タレントスクール講師の著者が、ウケない原因の公開とともに、数パターンのケーススタディを通してウケる話し方を伝授する。
2018年時期不明 読了
2018年12月16日 読了
【書評】
手元にある「笑い」「トークを面白くするには?」といった書籍の中では、最も実戦的な、実務的な内容かな。手を加える前のトークを何個か提示し、それを各種法則に沿って直したものを示すといったもの。芸人さんや話が面白いとされている方達が、どんな流れで話をしているのか?・・・について、この本にある法則を元に紐解いていく、解剖していくと、整理整頓できるというものなんだよね。
少し話が逸れるけど、自分も含めて、一般人は、(スピーチネタも含めて)どうしても「ネタそのもの」の大小「のみ」で、面白くなる・面白くはならない、の線引きをしてしまいがちだと思う。もう一つ、階段を上がるには、小さなネタを、しっかり料理して、面白く(この場合は、笑えるというよりも、聞き手が興味深く耳を傾ける)できるか?という訓練が必要になってくるなと思う。
そういった意味では、スピーチって、(一部の人を除いて)台本を書いて、推敲して、磨いていく作業があるからこういったトークを磨く土俵としては適しているのだよね。「笑い」に意識を強くもつのではなく、まずは「面白い」という要素を意識していくこと、大事なのじゃないかな?
ここで紹介された(元は桂枝雀師匠の)「緊張と緩和」を使った、ちょっとした訓練、できそうな気がする。これも、楽しみ。 -
飲み会の席などで面白いトークができないので、この本にいきついた。
ここでは話の構成まで示しているので事前準備をすればフリートークは問題ないだろう。後は突発的ないじりの返し方をどうするかだが、同じ著者の別の本も手に取ってみようか考える。
p32
いったん話し始めたら、結果がどうあれ、勢い良くゴールのテープを切るしかありません!
自信がない話し方は、せっかくの面白い話もつまらなくしてしまいます。
p42
ウケるトークに自慢話や成功談は向いてません。むしろ失敗談の方が聞き手には喜ばれます。
p74
多くの人と話をするには、合コンや飲み会に積極的に参加することが大事です。参加するだけで構いません。
ただ、人前で話すのに慣れるために、みんなと同じようにどんどん話をしましょう。相手を不快にさせる話でなければ、オチがなくても笑いを取れなくても大丈夫です。
→どんどん積極的に話をすることでトーク力が身についていく。
道行く人などどんどん話すことが大事と考える。
p76
誰も僕の話には期待していない
→これを考えることでどんどん話せるようになる。
p80
アニキとタケシがカコ住食
→これがネタづくりの基本となる。
ア 遊び
遊び、趣味、道楽
二 ニュース
新聞、テレビ、ネットの情報やクチコミや噂などからネタを探す。
キ 季節
四季、時期、シーズン
卜 友達
友人、仲間、交友関係
タ 旅
旅行、出張、観光
ケ 健康
健康、病気、ケガ
シ 仕事
仕事、バイト
ガ 学校
学校、予備校、カルチャースクール
カ 家族
親子、兄弟、夫婦
コ 恋人
恋人、愛人、恋愛
ジュウ 住居
住まい、土地、暮らし
ショク 食事、飲食、食欲
p107
あなたはこの「ニュース」に対して、どんな感情をもったのかを教えてあげる必要があります。「最年長で優勝なんてすごい!」と思ったのか?「他の若い選手、もっとがんばれよ」と思ったのか?
p122
面白い体験をしたときなどは、携帯電話のメモ機能やノートなどをつかって、「起承転結」レベルまでまとめておくとあとが楽です。
p163
「承」どのくらい調子乗りか分かるエピソードを。
→承の部分は起の補足説明をする。
p204
沈黙は禁。 -
KUにて。いってることはわかるんだけど、一般の人がこの本を読んで、どこの、どういうタイミングで本書の内容を活用するのかがイメージできない。超絶具体的なテクニックばかりだが、もちろん相手のキャラクターや時と場合を選ばないと意味がないことが抜けている。あと、前半に「ダメな具体例」を挙げすぎていてそこらへんがページの無駄。若手芸人さんがバラエティ出演のために勉強するのに読むならわかるけど、コミュニケーション術ならほかにもっといい本があるはず。……そして、甘い卵焼きはアリだろ!なにいってるんだ!!