ゴルゴ13 (Volume 33) 鬼畜の宴 (SPコミックスコンパクト)

著者 : さいとう・たかを

• リイド社 (2004年3月30日発売)

感想・レビュー・書評

[ホトケさんの感想 · 2011年9月10日]

【ピリオドの向こう】
この回のゴルゴは珍しく殺人をしてませんが、狙撃屋としてのプライドを見せつけてくれます。ハードボイルドな名品。

【鬼畜の宴】
単独のプロとしてはかなりの強敵スパルタカス登場。

【セクシー・タイガー】
臆病さについてよくわかる話。

【陽気な狙撃者】
性格がゴルゴと真逆なスナイパーとゴルゴの狙撃勝負。

【死の翼ふれるべし】
エジプトでの不可能犯罪を描く。
ゴルゴが日本語で紙に書いて思考しているところを見ると正体は日本人なのでしょうか？

[二次元研究所さんの感想 · 2010年11月15日]

4845825716 　332ｐ　2004・4・30　初版1刷

著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年（昭和11年）大阪府出身。1955年『空気男爵』（大阪・日の丸文庫刊）でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年４月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記　下』 で使われていた紹介文から引用しています。」