政宗さまと景綱くん 1 (SPコミックス)

著者 :
  • リイド社
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本棚登録 : 98
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845847204

感想・レビュー・書評

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  • 伊達政宗かぁ

  • ~2巻
    このシリーズは安定。

  • 重野流の政宗さまと景綱。
    いや~、最高に面白いですね。
    跡継ぎ問題や片目をえぐるエピソードなどが盛りだくさん。
    姫たちは相変わらずかわいいし。溶姫が色っぽいのも○。
    重野さんが描く戦国時代の武将は面白いなー。

  • もう戦国4コマの第一人者という塩梅だな。すでに踏み固められた地平というか私有地という風情すらあって新規参入が難しそうなジャンルだなという印象。

  • やはり、重野先生って凄い四コマ漫画家だよな、と実感
    『信長の忍び』、『信長の忍び外伝 尾張統一記』では織田信長、『軍師 黒田官兵衛』では黒田官兵衛、『真田魂』では真田幸村と、日本史の中でも、かなりビッグネームな武将を題材にした四コマ漫画家を描き、なおかつ、相当にレベルの高い作品にしているのに、まだまだ描きたい対象がいて、それに挑戦できる情熱が、ホントに凄い
    今回、重野先生の光が当てられたのは、奥州の雄・伊達政宗。しかも、政宗個人だけでなく、彼を男としても武将としても立派に育てた右腕、片倉景綱
    日本史の中でも一、二を争うほどに優れた主従であろう。この二人は、『殿といっしょ』の影響もあって知名度が上がっているので、名を聞いた事がある人は多いだろう
    有名人だからこそ、案外、知らなかったエピソードや個性が知れ、重野先生のファンとしても、歴史好きとしても満足できる一冊
    テンポよく笑えるからこそ、重野先生の伊達政宗と片倉景綱に対する興味や愛を強く感じられた。やはり、漫画家本人が、テーマにどれだけ強い気持ちを持っているか、で作品の面白さは左右されるな
    メインの政宗と景綱だけでなく、乳母の喜多、仲間の成実など、他の登場人物も個性的。
    また、展開に手に汗握る戦だけでなく、日常的なドタバタやラブコメ展開も盛り込まれているので実に読みやすくなっている。やはり、重野先生の作品は、中学校、高校の図書室の歴史スペースに置くべきだろう。日本史に限らず、どんな教科でも、まず、生徒本人が興味を持たねば、その教科を学ぶ楽しさに気付けない。キッカケがなければ話にならないのだから、堅く考えずに、こんな面白い四コマ漫画に頼るのもアリだ、と私は思う
    大人気お笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさんが、帯に推薦コメントを載せている点も良い。次巻は、ボケとツッコミの立場が逆だからこそ面白可笑しさでは負けてない『殿といっしょ』の大羽快先生か、この作品に劣らぬカッコ良さを醸す伊達政宗が登場する『花の慶次~雲のかなたへ~』の原哲夫先生にイラストを描いて欲しい
    どの回も面白いが、やはり、最も強烈なのは、景綱が政宗の右眼を忠義から抉り出し、政宗が強くなった姿を重臣らの前で魅せる、第二話「独眼竜誕生」だろう
    この台詞を引用に選んだのは、猛将を全力で支えた男の真なる強さが特に表れているからだ。男と生れたからには、トップを目指したいものだが、自分を下にしてでも支えたい男に出逢えたのであれば、己の命も省みず、その者を強くする覚悟を決めねばなるまい。逆に、自分に全てを懸けて尽してくれる部下がいるのであれば、男はその誇りに恥じぬ生き方をしなければならない。理想の上司と部下、それが伊達政宗と片倉景綱だ

  • タイトルどおりの戦国末期の主従関係。どこまでいくのかわかりませんが、結構期待しています。

  • 「信長の忍び」の姉妹編。伊達政宗とそれを支えた重臣片倉景綱が主人公の、戦国四コマ漫画。景綱のドSっぷりを軸に、東北の複雑な政治状況の中で成長してゆく政宗を、あくまでコミカルに描く。きっちりオチをつけながらも大事なことを外さない、歴史に対する作者の見識にはいつも感心する。資料を読み込んでるんだろうなー。

    2015年8月第1巻刊行。2020年9月刊行の4巻で完結。

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