FABに何が可能か 「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考

  • フィルムアート社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845913046

作品紹介・あらすじ

分野と国境を越えていく、「グローカル」なものづくりの未来。

感想・レビュー・書評

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  • ファブラボ推奨機材=レーザーカッター、CNCミリングマシン、CNCフライス、ペーパーカッター、電子工作ツール一式、3Dプリンタ。
    MITの理念=先端技術で社会問題を解決する。
    1.FABが地域をつなぐ
    2011.5-鎌倉と筑波にファブラボ。ホストとゲストの垣根をゆるやかにする。ケニアでKULUSKAデザインのサンダルを作る。作り方、素材が現地でカスタマイズされる。
    Making almost anything. WEB,FAB,English。
    2.FABで国境を越える
    ファブラボIL
    コンピテーショナルオリガミ、Dukuta Bending.
    ものづくりが民主化される、ものではなくことの付加価値が高まる。
    ファブラボはグローバルな知とローカルな資源をつなぎ合わせるための発想と発明の場。
    3.FABが循環を変える
    大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会から循環の仕組みを取り入れた社会への転換。生活者が集まってプロダクトの生産段階に参画する。分散適量生産、オンデマンド生産を促す。
    4.FABが職業を変える
    ファブラボのロゴ=赤Learn緑Share青Make。
    FABにおけるデザイナーはメタデザイナー的な役割。
    データベース、モノ作りの場、メディア、といった環境を整えていく。
    実空間と情報空間の両方からなる環境をデザインする。
    5.FABが経済を変える
    オンラインのクラフトマーケット。FAB時代の新しい市場のかたち。
    クラウドファウンディング。
    新しいローカル経済、新しい企業と個人の関係、余白のある製品の提供。
    6.FABが産業を変える
    超多品種少量生産。開発、製造、学習。
    7.FABが教育を変える
    工業高校とデジタルファブリケーションの親和性。
    8.FABが芸術を変える
    FABでどこまで遠くへいけるか

  • MAKERやDIYの思想・ムーブメントとも連続している。写真多数で、事例・実践ベースの紹介本。『建築に何が可能か』がタイトルやコンセプトの元ネタ

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784845913046

  • 大工は家の解体をほどくと言うらしい。
    Learn make share

    ものづくりさせる。
    体験させる。
    つくってもらう。
    伝統工芸だけでなく、先進的なものを。
    革のスリッパ、時計、など。

    自治体をつなげる。
    富士山で伐採し、鎌倉でつくる。

    使われずに腐っく、モノと人と才能と時間を活かす。

    デザイナーの卵、学生、時間、自然、ローカル、インターネット、通販

    Fab lab
    Tech shop

    ものづくりをものがたる
    欲しいモノを作ることを買う
    一点ものをつくる。
    大量回転消費に終わりを

    欲望を購入から創作でみたす。

    修学旅行とコラボ。
    学校では
    やりたいことを考えてくる。プロと話す。実現するためのきっかけを。

    そして実際何かをつくらせる。

    自由研究はソフト化?

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著者プロフィール

慶應義塾大学環境情報学部准教授。
1998年京都大学総合人間学部卒業。2000年京都大学人間環境学研究科修了、2003年東京大学工学系研究科博士後期課程修了、博士(工学)。2003年京都大学情報学研究科COE研究員、2004年東京大学生産技術研究所助手などを経て、2008年より現職。2011年Fab Lab Kamakuraを設立。未踏ソフトウェア開発支援事業天才プログラマー・スーパークリエイター賞、日本グッドデザイン賞 新領域部門、アルスエレクトロニカ ハイブリッドアート部門 Honorary Mention等、受賞多数。
主要著書に、『FabLife――デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』(オライリー・ジャパン、2012年)、『Fab――パーソナルコンピューターからパーソナルファブリケーションへ』(監修、オライリー・ジャパン、2012年)ほか多数。

「2013年 『x‐DESIGN 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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