めくるめく現代アート イラストで楽しむ世界の作家とキーワード

著者 :
  • フィルムアート社
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本棚登録 : 649
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845915798

作品紹介・あらすじ

いざ、きらめく現代アートの宇宙へ。
おさえておきたい基礎知識が、これ一冊でわかる。
読んで楽しい、現代アート入門!


現代アート。その世界には、少々とっつきづらいイメージがあるかもしれません。しかし、見る者の五感を揺さぶり、価値観をひっくり返す作品の数々には、私たちの想像力を豊かにする、無限の可能性が広がっています。
本書は現代アートを、誰にでもわかるカラフルなイラスト付きで解説した入門書です。〈アーティスト編〉〈キーワード編〉の2章立てで、おさえておきたいアーティストやその代表作、現代アートを知る上で役に立つ言葉について楽しく学ぶことができます。作家のことばやエピソードも豊富に収録しており、より理解が深まる内容となっています。
現代アートをこれから学びたい若い方や、美術館に行くのが趣味でもう少し勉強してみたいという方、同時代の生きる教養としてアートを知っておきたい人まで。
誰もが楽しめて役に立つ、まったく新しい現代アートの教科書の登場です。


☆世界と日本の作家・キーワードを見開き78項目で紹介
☆キャッチーでカラフルなイラスト多数
☆コラム・年表も収録


【アーティスト編】
マルセル・デュシャン/岡本太郎/ジャクソン・ポロック/ロバート・ラウシェンバーグ/フランク・ステラ/
フランシス・ベーコン/イヴ・クライン/草間彌生/アンディ・ウォーホル/ソル・ルウィット/
ロバート・スミッソン/ヨーゼフ・ボイス/ナムジュン・パイク/オノ・ヨーコ/荒川修作/赤瀬川原平/
ジェフ・クーンズ/ジェームズ・タレル/ゲルハルト・リヒター/クリスチャン・ボルタンスキー/
マリーナ・アブラモヴィッチ/デミアン・ハースト/ヴォルフガング・ティルマンス/ウィリアム・ケントリッジ/
エルネスト・ネト/アイ・ウェイウェイ/蔡國強/村上隆/バンクシー/ティノ・セーガル/etc.......

【キーワード編】
抽象表現主義/コンセプチュアル・アート/リレーショナル・アート/アルテ・ポーヴェラ/もの派/
ネオ・エクスプレッショニズム/アプロプリエーション/レディメイド/アヴァンギャルド/フォーマリズム/
メディウム/インスタレーション/サイト・スペシフィック/多文化主義/日本画/メディア・アート/
マイクロポップ/拡張現実/etc.......

感想・レビュー・書評

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  • 実際の写真じゃなくて全部イラストなのでそういう意味では面白くない(この本から興味持つことはあんまできなさそう)ですけど、

    ただパラパラ読めるし、「〜派」「〜イズム」みたいな各時代の作品の特徴はちゃんとおさえられてて、

    例えば自分が美術館で見たことある作品が、あれはこういう経緯でこういう位置付けで作られたものだったのかー!とカテゴリー分けできたりしたのは面白かった。

  • 『めくるめく現代アート』著者・筧菜奈子:アート史の別解釈の可能性を顕現させる面白さ 「いきなりサメをホルマリン漬けにされても、みたいな……。これがなんで評価されるんだろう?と。」 - DOTPLACE
    http://dotplace.jp/archives/21977

    めくるめく現代アート | 動く出版社 フィルムアート社
    http://filmart.co.jp/books/composite_art/mekurumeku-gendai-art/

  • 図書館で借りたアート本。
    表紙を見てわかる通り、かわいいイラストがたくさん。
    実際のアートの写真がないのが残念だが、
    リビングの本棚にちょこっとおいてあれば、
    日々の生活がちょこっと彩りあるものになりそう。

    自分のような現代アート初心者には、
    ほとんど知らない作家や作品のオンパレードだったが、
    それでも十分楽しめる内容でした。

    最後の方のページのコラムに載っていた
    現代アートをより広く・深く理解するための10冊をメモ代わりに。
    ★は個人的に気になる本。

    ★①増補新装 カラー版 20世紀の美術
    https://booklog.jp/item/1/4568400856

    ★②美術の物語
    https://booklog.jp/item/1/4309256287

    ③現代美術のキーワード100
    https://booklog.jp/item/1/4480064826

    ④アート:〝芸術〟が終わった後の〝アート〟
    https://booklog.jp/item/1/4255001324

    ⑤差異の王国―美学講義
    https://booklog.jp/item/1/4771024502

    ⑥半透明の美学
    https://booklog.jp/item/1/4000244612

    ⑦視覚文化「超」講義
    https://booklog.jp/item/1/4845914301?carousel=B07HWX12BP

    ⑧キュレーションの現在
    https://booklog.jp/item/1/4845914530

    ⑨保存修復の技法と思想: 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで
    https://booklog.jp/item/1/4582206433

    ★⑩現代アートビジネス
    https://booklog.jp/item/1/4048700022

  • きっかけ:アーティストごと、テーマごとにかかれていて、文章もよみやすそうだったので読みました。

    感想:苦手な現代アートだけど、理解はしてみたいと思っていたのがかなえられた。人間の内側にフォーカスしているから怖いんだなとわかった。でも、そのアーティストのこだわりが知れるのは面白い。(見に行って直にふれるのはまだ怖い)

    p64クリスチャンボルタンスキー
    失われた記憶が作品テーマ(ユダヤ、古着=死など)

    p139「作者→観者」から「作者⇔観者」へ


    p135キュレーター
    欧米のキュレーターの仕事は学芸員よりもげんていされており、展覧会の考案、監督がその役割
    ニコラ・ブリオーやハンス・ウルリッヒ・オブリストなど

  • 人物にフォーカスしたページは分かりやすい。キーワードをピックアップしたページは初心者には難しかった。初めて聞く単語や人名が書き連ねられていた印象。だがまえがきにあるように、ここから現代アートに興味を持つきっかけとしては、とても読みやすい。自分が気になる、引っかかるところを、別で掘り下げて調べられる楽しさがある。ただ年表を眺めるより何倍も興味が持てる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/788113


    難解?理解不能?
    いやいや意外と直感的に楽しめちゃうかも!

    現代アートが身近に感じられる、幅広い層に向けた本です

  • 読みやすいと同時に内容も深い。

  • 現代アーティストを限られた紙面の中で選別するのは大変だっただろうが、多方面で活躍するアーティストを選びがちではあった。後半の現代アート用語集はすごい

  • 豊富な図版でわかりやすい現代アートの世界。内容に深みがないのは仕方ないが、現代アートにまつわる書籍と用語解説のページがお気に入り。

  • 20世紀の現代アートを知るための、入門編のような一冊。
    ただし紹介してる作品は全てイラストのみなので、実際の作品の写真が掲載されてればなあと。

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著者プロフィール

東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。東海大学教養学部芸術学科講師。専門は現代美術史、装飾史。
研究のほか、イラスト執筆やデザイン提供など幅広い領域で活動している。
著書に『めくるめく現代アート—イラストで楽しむ世界の作家とキーワード』(フィルムアート社)、『ジャクソン・ポロック研究—その作品における形象と装飾性』(月曜社)、『日本の文様 解剖図鑑』(エクスナレッジ)、翻訳書にブルック・ディジョヴァンニ・エヴァンス『みつけて!アートたんてい—よくみて、さがして、まなぼう!』(東京書籍)、共訳書にティム・インゴルド『ライフ・オブ・ラインズ—線の生態人類学』(フィルムアート社)などがある。

「2022年 『いとをかしき20世紀美術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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