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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846009212
感想・レビュー・書評
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詩と音楽、両者にはつよい親和性を感じる。詩人がピアノを弾くのではなく、ピアニストが詩を書くことは、似ているようでちがう。主語がどこにあるかで、意味合いはおおきく異なってくる。少なくとも詩を書くわたしには、ピアノが弾けない。それでも親和性を感じるのはなぜか。それは、詩人の頭のなかには、いつでも音楽が流れているからである。だからもし、読み手が行間から音楽を感じ取るならば、だれが、という主語への問いも自ずから遠のいてゆくだろう。沈黙も、またしかり。
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