「0歳児保育」は国を滅ぼす

著者 : 網谷由香利

• 論創社 (2016年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pikaさんの感想 · 2017年3月23日]

う〜ん…イマイチ。
この本でなぜ0歳児を預けることを止めようと言っているかというと、母子分離が危険ということなんだけど、その根拠が
・イスラエルのキブツ
・旧ソ連のコルホーズ
・カウンセリング患者の問題原因が母子分離にある例が多々見られる
なんだよね。
イスラエルと旧ソ連の例は親が子供と一緒に過ごすのが月に一度程度、という甚だしいものだから、保育園に日中預けることと危険性を同一に考えるのはおかしいと思う。
患者の問題原因が母子分離にある、というのもサイレントベビーなんかの例をあげてるんだけど、保育園に預けていない時間にしっかり子供と向き合えば回避できるのでは？…と。

エビデンスがもっと欲しいなぁ。

[ばくさんの感想 · 2021年5月9日]

こういう過激なタイトルの本も気になって読んでみた。
母親の責務ばっかり書いてあって頭痛くなった。
2021年ともなると夫婦でやりましょうって表記が多くなったなと思った。
けど、少子化に真剣に向き合ってる、本の一つだと思う。