こんな僕でも社長になれた

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847017094

作品紹介・あらすじ

貧乏、イジメ、登校拒否、ひきこもり、両親の離婚、月収6万円で新聞配達。逃げて逃げて、この場所にたどり着いた。年商13億!50万人が選んだNo.1レンタルサーバー、「ロリポップ!」をつくった男。ナナロク世代の若きIT社長が語る、感動のサクセスストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 僕の本です。買ってください。30分あれば読めます。登録するのを完全に忘れてた。

  • 全部技術力が無いと出来ないと思っていた。
    サクラインターネットにしたってそうだ。
    まさか当時は技術力が無かったなんて思ってもみなかった。

    システムはすべからず全自動であるべきだと思っていた。
    まさか手動だとは。

    ガリガリだったと書かれていた文章を読んだ後、
    カバーを外すと写真がのっていた。これも意外だった。

    東京にあるものだとばかり思っていた。
    福岡が支店だとばかり思っていたが逆だった。

    GMOが10人の会社だとは知らなかった。


    楽しそうだ。

  • 本書は家入氏の半生(生い立ち~ぺパボ売却まで)の話である。

    家入氏といえば、ぺパボ売却後も、飲食店をやったり、クラウドファンディングのcampfireを立ち上げたり起業家としても有名で数多くのファンがいる。私もそのひとりだ。家入氏が多くの人に愛される理由は「生き様がカッコいい」からだと思う。好きな事をやっていてかつ、起業家としても活躍しているそんな姿に人々は魅了されるのではないだろうか。

    では、なぜカッコよく見えるのか?それは、すべてをさらけだしているからだと思う。自分の弱さや失敗、家族の事、あまり他人には知られたくない事をオープンにすることは容易なことではないだろう。家入氏に限らず、私がカッコいいと思う人物はこのオープンさを持った人たちだ。多くの人はプライドが邪魔して自分を晒すことができない。しかし、何かをきっかけにその壁を乗り越えることができた時、人は変わることができるのではないだろうか。

    本書は悩める者(若者だけでなく)に勇気を与えてくれる本で、たいへん失礼ながら「家入にできて自分にできないわけがない」と感じた。起業家だけでなく、多くの人に何らかのヒントを与えてくれる本である。

    【個人的感想】
    現在、僕は起業家としてチャレンジを続けています。ユニクロの柳井さんが一勝九敗なら僕は連戦連敗といったところです。家入さんから本書に限らず、ツイッターやFBから多くの刺激を受けました。例えば、経営者とは人格者でかくあるべきなんて思っていたのに、ツイッターで、「う●こ」だとか「ち●こ」だとか平気で言っている姿をみて衝撃を受けました。こんなのでいいのか?と思いました。それをきっかけに僕は好きなようにやってみようと思うようになりました。本書の最後に「逃げることは、悪いことじゃない」という言葉がありました。これまで諦めるのはよくない、諦めたら終わりだとずっと信じてきたので、この言葉を聞いた時、気持ちがとても楽になりました。そう、自分が思うように生きて行けばいいのだと。

  • ブクログを運営する企業を設立した家入一真さんの自伝


    ひきこもりから社長になるまでの、経緯が書かれている。
    結構リアルに時に笑いも混ぜながら書かれている。


    「逃げることは、決して悪い事じゃない。
     前に進めなくて立ち止まるくらいなら、
     尻尾を巻いて逃げてしまえばいいのだ。」


    あとがきに書かれたこの文章が、著者らしいコメント
    そして、自分の心と話しながら、一歩ずつ動いていくことが大切だなと思う

  • ペパボ創業者の家入さんの本。
    ブクログのサービスを使い始めて、こんな楽しそうな会社を創業したのはどんな人なんだろうと思って、読んでみました。

    前向きに前向きにって気張っていた私には、
    壁にぶち当たった時は思い切り後ろ向きに走っていいと言われたら、
    涙が出てしまいました。。。

    起業する人々ってみんなガツガツしてる人たちなのかな、、って勝手に思い込んでいたけど、
    こんな優しい人がつくるから、
    こんな楽しいサービスができるんだな。と納得の一冊でした。

  • ビジネス書っぽいhow toは書かれてはいないけれど、仕事をしていく、自分のやりたいことをやっていくために一番大切なことが書かれている、そんな一冊だと思います

  • ブクログなどを立ち上げた人の本

    幼少期は引きこもり、中退、大学受験失敗、親の事故、借金など辛い経験ばかり

    その中でも大切な家族を作り、家族を守るために新しい事業を始める。それが有名企業に買われるまで成長するなんてね。

    ベンチャーを立ち上げるような人はみんなガツガツしていて、野心に溢れているイメージだった。自分とは違う世界の人かなと。ただこの人は家族を守りたい、自分の得意なことを仕事にしたいという気持ちだけで作り上げたように感じた。

    言い方は失礼だが、一度レールを外れた人は捨てるものがないから、常識に囚われない大胆な判断ができるんだろう。中途半端に大学行ってそれなりの企業に入った人はそんな決断ができない。色々と考えされました。

  • 本を読み、このブクログを作ったのが家入さんというのを知った。

    ずっと読みたいと思っていた本。
    予想以上に面白くあっという間に読んでしまった。

    もう離婚されているらしいアキコさん。とあるメディアで知り、おもしろい女性だと思っていたが、その元旦那さんが家入さんだったとは!!

    家入さんはTwitterをフォローしており、発言が面白いと思っていた。しかし、こんな過去があったなんて驚いた。
    不登校の子や親にも読んでほしい本。
    お母さんの優しさが大人になるまで、どんな辛い時も家入さんを支えていたのだと思う。
    私も子どもたちにとってそんな心の拠り所となる母親になりたいと感じた。

  • 著者の半生が赤裸々に語られている。
    人は本当に些細なきっかけで共同体から孤立してしまうんだと思った。
    この本はそんな孤立してしまった人に、勇気を与えられるだろう。

  • 大好きな家入さんの本
    ブログで読ませて頂きました。
    ホントは本を買いたいけれど、
    貧乏だからごめんなさい。

    その代わり、読んだ感想をしっかり書きたいと思いました。

    この本を読んでみたいな、手に取る人が増えると良いなと想ったから。

    ちなみに、ナウでヤングなロリポのユーザーであり、ムームードメインのユーザーでもあります。
    ネーミングセンスの可愛さとコスパが良く充実したサービスに惹かれて昔から利用させてもらってます。
    サービスも大好きです!

    サービスも素敵ですが、やっぱりそのサービスを作った想いが素敵なことが、この本を読んでよくわかりました。

    やっぱり何に取り組むにも大切なのは、
    想いだなって感じました。

    経験した事と大切にする想いの軸がぶれない事、それぞれが相まって今やりたい事、やってみてる事に繋がってるんだなぁと感じ、スッと入ってきました。

    今、コロナってウイルスに人間は右往左往しているけれど、明日を生きる少しの勇気とワクワクと与えてくれたこの本に感謝です。

    ありがとうございます

  • 貧しい家に生まれ、引きこもった筆者が起業にいたり、成功するまでの物語は非常に面白い。

    GMOから出資を受けるまでは地元の福岡にいて、いわゆるスタートアップや東京のビジネス臭さに全く染まることなく、やってきたところが非常に魅力的に感じた。

    またロリポップのようなレンタルサーバビジネスをやっていく上で、自社が頼るサーバの重要性を実感した事件があり、顧客のために、サーバを展開しているGMOの出資を受けるという決断も良い。

    最初は30万円の資本金から始めて、決して無理をせず、仕事が増えて売上が増えた分だけスタッフを増やしていく、という等身大の成長に非常に魅力を感じる。

    最後に、家入さんが、引きこもっていた自分に今伝えたいこと。「逃げることは、悪いことじゃない」

  • なかなか面白かった。

  • 堀江貴文の「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」で紹介されていたので、kindle版を購入して、徒歩時間、家事時間などにスマホでTalkBackに読み上げさせて聴きました。

    上娘が不登校一歩手前だったので、身につまされながら聴きました。
    #上娘、まだ安心できないけど。。。
    なんか、いろいろと力をもらえる本でした。

    スマホで本を読み上げさせることが出来るようになって飛躍的に読める本が増えそうな予感♪

  • 本文より
    世の中は広い。地球は、途方もなく大きい。どんな人にだって、どこかにきっと、なにも恐れることなく、ハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。



    家入一真さんの生い立ちから2007年までにかけた自伝です。なにもかもうまくいかない学生時代、作者は「逃げた」と表現していますが、パソコンや絵画、予備校や新聞配達など、自分がハッピーに暮らせる場所を求めて行動を起こす作者を逃げと捉えることはできません。
    そして、家入さんを包容する家族環境にも目を向けたい。学生時代からの彼を、両親はどんな気持ちで見守っていたのだろうと考えると堪らないものがあります。
    この本を読むと、私を包容する大切な人達を、やはり大切にしなければと思う気持ちになれます。


    感想の始めにあげた一文が心に残って、ついメモにとってしまったものです。きっと誰しもが、自分がハッピーに暮らせる場所を求めています。しかし、「探し」求めている人はきっと少ない。少なからず今の環境を我慢して耐えていたり、諦めていたり、折り合いをつけようとしていたりする人が多いように思います。本当は、自分の居場所はここではないと思いながらも。そんな人に対して、家入さんは逃げろと言っているのかな、と感じました。
    逃げろとは言葉のあやで、思い切って環境を変えろといっているように思います。それでもなんとかなる、と。

    今の環境に我慢しているのは、今の環境を変えることより労力が少ないと判断しているから。では、実際にそうなのでしょうか。食わず嫌いになっていないでしょうか。そんな自問自答が生まれた良著でした。

  • この本でブクログ知りました。
    家入さんのファンになりました。

  • 元引きこもりの現社長という異色の経歴の家入さんに興味があり、読了。
    私が愛用するこのブクログも家入さんが作ったとな?!驚き。

    このユーザーインタフェースの親しみやすさ、いいよね。
    もともとデザイン志向の家入さんらしい造り。

  • ◆家族との時間、家族を養えるだけの収入を求めて起業した家入氏。同じ起業という手段をとる人も、その目的や価値観は人それぞれ。
    ◆目的を達成するための1つの手段として、「起業」をハードルを下げて検討してみては良いのではと感じた。

  • まさかこのブクログに関わってる方だなんて知らずに読み始めたので、まずはその事実に驚きました。

    内容はこういった書籍にありがちな武勇伝だとか成功の秘訣だとか、そんな夢物語のような自己啓発本ではありません。著者の生い立ちを述べるに留まった内容です。

    人生ってその人の人柄や才能、節目節目のタイミング、人との繋がり、全てが上手く反応した時に一歩を踏み出せるんだなと思いました。
    朗らかな気持ちにさせてくれる内容です。

  • 【読んだきっかけ】
    30代で唯一の都知事選立候補者として『家入一真』さんという人間がいることを知りました。
    『唯一』というとこに惹かれ、どんな人物なのか調べていたらこの本をみつけました。

    【感想】
    ためになるようなことは書かれなかったなぁ。
    センスと才能がスバ抜けた人じゃないとこんな生き方できないと感じました。
    だって、引きこもりの時と起業するときの人格が変わりすぎてて現実味がないのだもの。
    でも、実際実現してるからこそセンスと才能がズバ抜けしてるんだろうなと思わせる本だった。

  • こういう生き方もいいと思う。
    この本を読み終わるまで、この「ブクログ」が、著者の作ったものだとは知らなかった。
    改めて、素晴らしい人物だと感じた。

  • 筆者の少年期、引きこもり時代から現在まで。東京都知事選に出るという事で関心を持って読んだ。親の子供に対する接し方が印象的だった。

  • らも の後に続けて読んだので、なんて言うんだろ、人生をふたつ続けてみちゃった感じ。

    彼の人生はラッキーで片付くことではなく、なんかストンとおちたというか。読んでてここまでうらやましくならない自伝?も珍しいなって。

    このブクログも彼が作ったなんて知らなかった。お金の本先に読んだりついったみたりして、ちょう最先端なホリエモン系の人かと思っていたんだけど、そうでもない。家族との時間を作るために、家でできる自分の仕事、って観点から企業しているのがとてもいいなと思う。そしてらもの後に読んだから超絶爽やか。笑

  • 起業家として、paperboy&co.(この本を読むまで何の会社か知らなかった・・)やこのブクログを設立した家入一真さんの本。

    twitterで、すがすがしくぶっとんだ発言をしているので、どんな人なのか興味があって読んでみた。

    この本は若いころの彼のお話で、今は起業家として有名だが少年のときはどんな人物であったかを中心となっている内容である。
    それが故に、本のタイトルが「こんな僕でも....」なのだろう。

    自分でも、「情けないことづくしの僕の半生」っていっている。w
    ホントすがすがしい。

  • ただひたすらに、力強く生き抜いた姿がありました

  • 実業家やリバ邸の経営者として名を馳せるまで、すごい苦労をしてきた事が分かった。

    お金が教えてくれた事という本の後に読むと、不思議と勇気がもらえる。

  • 先に同じ著者の、「お金が教えてくれること」を読んでいたのだが、同じ人だと思えない。
    ものすごい苦労をしてる人なんだなぁ、とわかった。
    普通なら逃げ出してそのまま、逃げ出したままで人生終えるんだけど、家入さんは違った。本のタイトルにはこんな僕でも、とあるけれどこんな僕だからこそ、だと思う。
    新聞奨学生をやるという時点でもうすごいよ。

    あとロリポップとかペパボとかのバックグラウンドが分かって良かった。
    想像つかないくらいの技術者集団かと思ってたけど、そうでもないんだなぁと。もちろんすごいエンジニアもいるのはわかってるけど、そういう人たちを巻き込むにはやはり自分から積極的に最初に動く、ということが大事なんですね。
    M&Aに至る過程にしても計画的にやった訳じゃなくユーザーを大切に企業文化を育んできた自然な結果なんだと思った。

    苦労をした人間、努力した人間は強いですね。

  • ブクログの開発者だったのですね。知らずに読んでいました。そして私も仕事以外は引きこもりかもしれません笑
    そしてこの本はもう五年も前のものだったのねー。今はどうしているのかしら。
    読みやすかったし、クスッと笑える要素もたっぷり。

  • なぜ読もうと思ったのか分からないけれど、「聞いたことある名前の方だな。ベンチャー企業の創業者さんだろうな」くらいな感じで、Kindleで買って新幹線2時間で読了。

    とても簡単に読めた。
    読んで良かった。

    大きな志があったわけではなく、自分にできることの中から、誰かがきっと望んでいる新しいことを始める。
    身近な人の幸せを願い、健気にそれを叶えた人。
    チャンスは誰にでもあり、なにも元々恵まれた人だけが成功するわけじゃないと、「選ばれた人」ではない大多数の人に勇気を与えるいい本だった。

    ブクログは愛用しているし、JUGEMにblogを持っている。
    なんだか身近に感じる嬉しい本との出会いだった。

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  • 家庭環境の問題や登校拒否というのはそんなに珍しい話でもないが、大学受験の2度の失敗?はホントかよ?とツッコミたくなる。が、題名どおりそんな人でも社長になれるという物語。家入氏はネットでは発言がやや過激だが、本著ではソフトな感じで、(昔は?なのか実は?なのかはわからないが)こういう人だったんだという印象。
    ありきたりな説明になってしまうが、自我が強いとサラリーマンは無理だが、それでも家族の為には働かなければならず、若くして結婚・子持ちになった事が彼の原動力だったのだろうというのが伝わってくる。
    studygiftは新聞奨学生の体験からの発案なのだろう。いいアイディアだとは思うのだが、大学受験で失敗したように、かなり抜けてるところがあるので、彼には優秀なブレーンが必要なのかもしれない。(Booklogは便利に使わせもらってるので感謝してます)

  • 貧乏に生まれて引きこもりで学校も中退し、そんな人間が今や若きIT社長に!最近の世の流れの中で”若きIT社長”といってもさほど驚きもしないが、彼は異質な感じがするのは確か。Booklogも彼個人で開発したアプリケーションだとか。自由奔放な言動や炎上騒ぎなど少々やらかし過ぎな感じもあるが、Livertyなど今後の活動に注目の1人です。
    誰にだって、落ちこぼれにもなるし、じゃんじゃん稼げる事もできるこの世の中、ひとの人生、何が起こるかなんてわからない。
    自分の持っている可能性を信じて、無理に頑張らなくても、いつか明るい未来がある事を信じて~!若者に勇気を与える本ではあります。

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