ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか? ~日本人が抱く大いなる誤解~ (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2014年3月8日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060694
作品紹介・あらすじ
ハーバード大学と聞くと、漠然とアメリカの、というか世界の超名門大学、なんとなく日本の東大みたいなものかな、と考えている人が大多数かもしれません。あるいは、『ハーバード白熱教室』でその授業風景を目にした人も多いかもしれません。現実に著者のもとへは、ハーバード大と東大を併願したいという受験生からの相談が増えているといいます。しかし、ハーバード大学がどんな選考を行って入学者を選んでいるのかを知る人は少ないはずです。日本の一般入試のように学力試験のみで合格者を決定しているのではありません。じつは、ハーバードがどんな学生を望んでいるのかを知ることで、アメリカという国家、そして社会の輪郭が明確に見えてくるのです。
感想・レビュー・書評
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ハーバードの話よりもアメリカの高等教育に対する考え方が多く、とても参考になった。
アメリカの大学進学へのやり方のほうが自然で人間らしいと思ったよ。就職も然り。
日本からはイノベーションが起こりにくいのも、多様性を求めない教育に終始しているからなのだろうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカの入試制度について、主にハーバード大学の事例を用いて紹介している読みやすい書籍。著者が主張するように単純に偏差値主義に偏った日本の大学選抜を批判できるかはわからない。大学についての捉え方の多様な視点という点では本書を見る価値はあると考えられる。
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