「美術的に正しい」仏像の見方 -30歳からの仏像鑑賞入門- (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2015年4月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060816
作品紹介・あらすじ
若い頃には興味がないが、なぜか30歳を過ぎたあたりから、仏像を好きになる人が多い。その仏像の魅力と見方を、古今東西の美術に精通した美術解剖学者の著者が面白く、わかりやすくガイドする。第1章では奈良、京都、関東、韓国、インド東北の仏像を訪ね、来歴や特徴を紹介。第2章では飛鳥時代の仏像の誕生から、江戸時代での終焉までを歴史的にひも解く。仏像の魅力とは何か?なぜ齢を重ねると、人は仏像が好きになるのか?本書には、その答えがある。
感想・レビュー・書評
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まず奈良、京都、韓国と仏像を見るにいい場所という水平の話から、仏像の歴史という縦の話。その中で有名な仏像の背景や鑑賞のポイントなどが解説されている。木喰の仏像とアンリルソーの絵の比較とか面白い。
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写真があんまりないんですよね…
だから色々説明が書いてあっても?になってしまう。
初心者向けではないかな、と思いました。
写真と地図がもう少しあったら、さらに読みやすいかな。
あまり読み進めることが出来ず、図書館の貸出期間を過ぎてしまいました。 -
<目次>
第1章 あの仏像はどこにある?~仏像をめぐる旅
第2章 仏像をめぐる歴史
<内容>
美術作品を解剖学の視点から分析している著者の本。今までのものは、やや硬かったが今回はいいです。仏像のチョイスも解説も。仏像だけに解剖学が活きている。そして、日本の仏像の特徴(インドも)として「子どもの心」(体躯の幼児性)。なるほど!です。