すごい手抜き - 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 -

著者 :
  • ワニブックス
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本棚登録 : 351
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847093708

作品紹介・あらすじ

なぜ残業をしないあの人に成果が出るのだろう?終わらない、余裕がない、目標に届かない完璧主義から、終わらせる、余裕が持てる、目標に届く手抜き思考へ。

感想・レビュー・書評

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  • 完璧主義に注意。そして、けっきょく「習慣化」なんだよね

  • もし私が本書のタイトルを勝手につけ直すとしたら,

    『完璧主義のデメリット—脱・完璧主義への30の心がまえ—』

    という,大して味気のないタイトルをつけることになるだろう。

     というのも,本書はタイトルにあるような「今よりゆるくはたらいて,今より評価される30の仕事術」を紹介するハウツー本などではない。本書は完璧主義傾向のある人が,気楽に(=手を抜いて)自分の仕事に取りかかるための心がまえが書かれた自己啓発本である。

     よって,すでに「手抜き」を極めた人がさらなる「手抜きの高み」を目指して本書を読んでも得るものは何もない。一方で,少しでも完璧主義的な一面があり,それに息苦しさを感じている人にとっては一読の価値があるかもしれない。

    手を抜くような人を見たら,嫌悪感を抑えられない。まして自分が手を抜くなんて,とんでもない。そういう人が,本書の想定読者さんです。(P.190)

     だったらもっと内容のわかりやすいタイトルをつけて欲しかったと思うが,それでも完璧主義傾向のある私が手に取ったということは,あながちこの『すごい手抜き』というパワーワードは完璧主義者には響くものがあるのかもしれない。

  • 手抜きというより、完璧主義をやめよう、そうしないと終わりなき仕事が待ってるよという本。

    自分の妥協点、恐れない程度の仕事をしよう。

    自分が疲弊するだけ

    読みやすさだけです

  • 完璧主義よさよなら

  • 完璧主義の人に、手を抜いて大丈夫ですよ、と言う本でした。
    完璧主義でない私にはなんら響く点はなし

  • 完璧主義者が、毎日を苦痛少なく穏やかに生きるための考え方が書かれている。

  • 酒を飲んで原稿を書く。素面で推敲する。
    アバンダンabandannで諦める=英単語を最初から覚えようとしたとき、abandannで諦めるから。

    できないことをやろうとしない=落合監督。時間やエネルギーを無駄遣いしない。できっこないこと、をやろうとするのは何もしないのと同じ。

    何事も繰り返せばうまくなる。仕事は、調子が乗らなくても前に進めることで、うまくなる。

    仕事をやらずにいる不安は、やらなければ解決しない。
    手を抜いても、最初の一歩は踏み出す。
    昼食後は、だらだらでも集中力のいらない仕事に手を付ける。昼寝や調子が出ないからとサボるのはよくない。

    「わら人形論法」=論点ずらし。=人間が負けず嫌いな証拠。
    仕事は、完璧にはできない。誰かがどこかで手抜きをしている。でないと完成しない。
    早め早めに取り組むことは、多め多めに無駄なことをする可能性がある。手を付けるのは早く。

    ここだけは手抜きをしないというポイントを探す。
    大事にする人を逆にしていないか。
    自分⇒肉親⇒家族⇒親友⇒友達⇒知人⇒他人 の順に大事にする。

  • 仕事で役立つ手抜き術のような内容を期待したが、
    完璧主義がいかに良くないかを繰り返し語る内容だった
    なかなかにくどく、タイトルとの不一致も感じた

    <実践したいこと>
    ・人の分まで負担しない
    ・完璧より最適を目指す

  • 完璧主義の人に対して、矯正メソッドを中心に幅広くメンタリングするような内容。筆者本人も完璧主義者なのか、痛い所をたたみかけるように連続指摘するS傾向が強い。「責任感が強く几帳面で強迫神経症な心」によく効きそう。

  • この本が手抜き

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著者プロフィール

●佐々木正悟(ささき しょうご)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。
幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。
成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。
帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事に中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる。

「2021年 『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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