教養としてのロースクール小論文〈上〉自己責任と資本制

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  • 早稲田経営出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847127748

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  • 思索

  • 自己責任・自己決定を柱にいろんな問題を考察している。
    自己決定VSパターナリズム
    ロールズの「無知のヴェール」⇔ノージック リバータリアン
    議事録だから読みやすく、勉強になった。

  • こういう考え方があったのかという思考を幾度となく繰り返させられる読み物。肯定と否定から生まれる議論より結論を導き出そうというプロセスの本質がよくわかる。考えるということはどういうことなのか。時事問題的な事柄ももちろん深まるけれども物事の本質的な側面を捉えると言うことを改めて考えさせられる。とにかく思考を鍛えられる。良書。要再読。

  • パターナリズムとコミュニタニズムについてや未成年の人権、経済と人権の関係等をロースクールの過去問を題材に論じたもの。


    口語口調で読みやすかった

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著者プロフィール

浅羽 通明(あさば・みちあき):1959年、神奈川県生まれ。「みえない大学本舗」主宰。著述業。81年、早稲田大学法学部卒業。著書に『ニセ学生マニュアル』三部作(徳間書店)、『大学で何を学ぶか』(幻冬舎文庫)、『『君たちはどう生きるか』集中講義』『右翼と左翼』(以上、幻冬舎新書)、『教養論ノート』(リーダーズノート新書)、『思想家志願』『天皇・反戦・日本』『昭和三十年代主義』(以上、幻冬舎)、『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)、『ナショナリズム』(ちくま文庫)、『野望としての教養』(時事通信社)、『教養としてのロースクール小論文』(早稲田経営出版)、『澁澤龍彦の時代』(青弓社)、『時間ループ物語論』(洋泉社)等がある。

「2021年 『星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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