スットコランド日記 深煎り

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112073

感想・レビュー・書評

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  • 宮田さんて旅の人だと思っていたのと、カタカナ読み間違いをよくするので、タイトル読み間違ってた。
    だから1ページ目を読み始めた時の「?」 2ページ目へ進んでも異国の匂いがしないどころか、東京の片田舎で暮らす様子しか見えてこない時の・・・・・・・困惑、混乱!
    こんなにのほほんとした日記でこんなにパニックに陥れられるなんて!
    何度も表紙を見るも、だってyagiがのんびりしてるスコットランドにしか見えないし・・・。
    3ページ目でパニックは怒りに変わり、タイトルを見つめると・・・あぁスットコランド。ガクシ。まさに言葉通り肩を落とし膝をおり、その場に崩れ落ちそうになった。その後爆笑。

    のんびりした、ところどころピリッとしたおかしさが漂う日記でした^m^

  • 前作に引き続き読んだ本
    2年間もおもしろさをキープしながら日記を書いてたってすごいな
    俺も絵日記毎日描いてるけど文章書く方が大変だろうなぁと思う
    まぁフリーランスだから平日でもいろんなことが起きてネタの宝庫なんだろけど
    逆に働きすぎると書くことなくなっちゃいそう
    やっぱりフリーランスって羨ましい!(大変そうなことも込みで)

  • 宮田さんに生きる熱量が感じられない(笑)始めは余り面白くなかったんだけど、段々と宮田さんの物の捉え方に慣れてきたら凄く面白くなってしまった。色んな方のエッセイを読んでるけど基本・・・何もしたくないとか仕事したくないって人が多くて、それでも書き綴ってしまうのが小説家の性なのか??最後には他の作品も読みたくなりました♪

  • どこから読んでもおかしな日常。宮田珠己のエンターテインメント日記。(アマゾン紹介文)

    昨年最もハマった宮田さんの一冊で読み始め。
    相変わらずユルいのだけれど、ところどころ、宮田さんなりの執筆哲学が入っていたり、謎の病気に悩まされていたりと、奇妙な味わい。車買ったり家買ったり、傍から見ると順風に見えたりするんだけど…。

    さて。まだまだある、何冊か残ってる、と月数冊のペースで読んだ末、残3冊程度になってしまった…。1月に新刊が出るそうなので楽しみに待ちたい。

  • 2009年4月から2010年3月までの日記。
    宮田さん的には息子さんが小学校に入ったり家買って引っ越したり四国お遍路をしたり、な年。
    12月25日の日記がいい。
    でもなんだか暗くなっちゃったな。

  • 考えごとがどんどん妄想方向にすすんでいくのが自分とそっくりで、とても親しみを感じた。本人も面白いけど、奥さんが素晴らしい。バランスのとれた夫婦だなあ。書評もしているとのことで、たくさん本が出てくるのもよかった。作家といっても本当に普通の生活を送っていて、そこが好き。

  • 日記の続編。買って2年以上も積読していました…。

    家を買ったり四国遍路をしたりと色々な出来事がありますが…足の違和感がいつもどこかに影を落としているようで前作よりも暗い感じを受けました。

    これでこの日記は終わりのようですが毎日人に読ませる目的で日記を付ける、ってかなりしんどいのではなかろうか…と三日坊主にもなれない私は思ってしまいます。

    この日記では企画段階だった温泉の本とかを先に読んでいたので「こう言う流れで温泉本が出たのか」とか本が出る経緯を後で読む自分の状況には苦笑いしか出ませんでした。

  • いろいろとさじ加減が絶妙な日記。変な学術本読みたくなる日記。普通に変なこともいってるけどさらっと変なこともいってる。うまいわぁ。

  • 図書館で借り。
    ・この本を読んで、私も子供と呼んだ絵本を記録したほうが面白そうだよなあ、と思った。(ので、ブクログにつけよう)
    ・p108フリーランスの話
    ・p245スケーリーフットの話
    ・p308の運転中に車線変更で切符切られた話の、畳みかけるような展開が面白いわあ
    ・p321「地図だけが知っている日本100年の変貌」は読んでみたい。

  • 2011 7/17

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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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