マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか? (P-Vine Books)

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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860203207

感想・レビュー・書評

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  • マイケル・ジャクソンが亡くなって、彼に対するいわれのない中傷は一瞬で姿を消したように思う。けれど、「あの裁判」が実際にはどういう裁判だったのか、きちんと知っている人は少ない。「事実はどうあれ無罪になった」というような認識をもっている人がほとんどではないだろうか。もともと大ファンだったぼくにしても恥ずかしながら同様である。なので、一度きちんと「本当はどんな裁判だったのか」を知っておきたくてこの本を読んだ。
    本書は、ときに退屈なまでに細部まで克明に記された裁判の記録となっている。実際読んでみるとわかるが、マイケルに対して訴えをおこしていた一家は過去にも金目的の訴訟を起こしている「常習犯」である。そのことは疑いのないように思える。マイケル・ジャクソンは間違いなく無実である──そのことがわかるだけでも、この本が書かれた意味があった。
    ポイントは「かつてマイケル・ジャクソンに対する偏向報道をおこなっていた記者自身がこの本を書いている」というところだと思う。彼は視聴率を求めてゴシップを拾っては吐き出し続けるマスコミの中にいてなおその異常さに気付き、勇気をもってみずからの過ちを認め、真実を求めて取材をおこない、この本を執筆した。

  • 読み終えるまで苦しくて苦しくて苦しかった本。無罪ではなく「無実」であることを証明してくれる一冊。

  • マイケル・ジャクソンの裁判に関して事細かに説明してある本。
    マイケル・ジャクソンという存在だけでなく裁判というものについても考えさせられるもの。

  • マイケル・ジャクソン、私は彼が大好きだ。
    この本を読む前は、裁判が有り、無罪になった事しか知らず、詳細は知らなかった。
    この本を読み、私が思い描いていた人物像とマイケルがぶれておらず、より一層彼の事が大好きになった。
    金を生む事が出来る彼だからこそ、かえって一人にさせたのだ。
    今となっては、側にいる事は出来なかったが、心は通じているとわかって欲しくて止まない。
    彼はもういないが、決して忘れる事が出来ない人。
    LOVE AND PEACE!
    I LOVE YOU!

  • は・・・切ない・・・
    裁判制度も日本とは違うしな・・・
    マクドでホットコーヒー頼んだら熱くてやけどした!って訴訟するお国柄なので何でもありなんか!!ともっと色んな意味で羞恥心持てよ!!!

  • マイケルが児童虐待に関する裁判で闘い、無罪を勝ち取った2005年の裁判の記録。
    マイケルの裁判については、日本でも報道されていたけれど、無罪になったことは意外と知られていない。
    というか、おそらくメディアがキチンと伝えてないんだろう。

    周囲でも、未だにマイケルは小児性愛だとか、虐待をしたとか言われてて。
    私もマイケルの死後、きちんと調べなければ、未だ誤解したままだっただろう・・・。
    無知は怖い。

    内容を読めば、被害者として裁判を起こしていたファミリーの方がマイケルの資産にたかろうとしていたこと、メディアもマイケルのスター性を利用してスキャンダラスな記事を書いて民衆に餌を撒いてたことなどが見えてくる。
    純真ゆえに、人間の欲望の恰好の餌食になってたマイケル。
    少しでも多くの人の誤解が解けることを祈ります。

  • マイケルが亡くなった時、どうして世界中の人がこんなに悲しんでいるのか、不思議だった。私は裁判は陪審員の有名人びいきのために無罪になったのだと信じ込んでいたのだ。マスコミの偏った報道をそのまま信じていた私にはこの本の内容は衝撃的だった。そして純粋な心を持った天才アーティストが、彼を陥れようとする人々によっていかに傷ついていたかを知ることができた。

  • MJさんに関しての本として初めて手に取った。他のマイケルさんに関する本を読む気が失せたほど衝撃を受けた。

  • マイケル‥あなたがどんなに大変な裁判をしてきたのか。私はまるでわかってなかった。

  • マイケル・ジャクソンが無罪であること、マスコミの偏見の取材などを、ある女性ジャーナリストが追った真実。
    自分がメディアから流れるマイケル情報にだまされていたことをつくづく感じた。
    ぜひ一読すべき。

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