- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860294915
作品紹介・あらすじ
予約殺到のHSP(繊細な人)専門カウンセラーが今伝えたい、あなたの心がラクになる生き方。今つらくても、大丈夫。めいっぱいの幸せが待っています。 本音と感性を育てて、繊細さんが「自分のまま」で元気に、のびのびと生きるための本!
感想・レビュー・書評
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アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が行った調査により「生まれつき繊細な人(HSP)」が5人に一人の割合で存在することがわかってきたそうです。
著者武田友紀さんはそういう人たちを「繊細さん」と呼びます。
残りの8割は「非繊細さん」です。
その学説が真実かどうかはともかく、
武田さん自身が繊細さと真剣に向き合ってきた経験と、
繊細な人向けカウンセラーとして700人を超える人々から相談を受ける中で、たくさんの繊細な人々が自分らしい人生を取り戻していったそうなので、
心当たりのある方は読んでみたらいいかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
HSPを「繊細さん」と名づけ、どうやったら繊細な人が「自分のままで」生きられるのか、について書かれた本。
私はこの人の使う言葉が好きで、お守りのようにして読んでいる。そういう点では石井ゆかりさんの占いに近いのかもしれない。
とにかく「自分が本当はどうしたいのか」をちゃんと聞くこと。私が夫から距離を取ったのは大正解だと思う。そして子供の「生き抜くための自分」と「本当の自分の気持ち」の乖離が大きくなりすぎて辛くなってしまわないように、私自身をないがしろにしない生き方を見せられたらいいかなと思う。 -
【立ち止まることで進む。】
やめるではなく、ただ休んでみることは、止まることじゃなくて、大きな一歩前進になる。
例えば、今の仕事に行き詰まりを感じている人、生きがいとは何かを探している人に、一歩一歩寄り添う本だと思う。
繊細さんーHPSの人、だけではなく、多くの繊細な一面を持つ人々が、自分のペースを見つける手助けをしてくれる。
そう、感性。市場価値のものさしで人間が測られる資本経済の中で、息苦しさを感じない人は少ない。結局自己分析して、新しいスキル身に付けて、自分のためと思い込んで結局生きる意味を失ってしまっていないか。
筆者は、自分の価値観を大事にした生き方を実現するために、「安心する、フワッと心が軽くなる、楽しみになる、など、自然で明るい感じがするもの」をまずはちゃんと知ろう、ということを提案している。
そのためには、今のストレス源となっている環境から距離を置くこと、だから、休むことは、自分を実現するための積極的な行為なんだなーと思った。
何かにつけていタイパ、コスパ、と効率を重視させられる社会。資本論にも書かれていた通りお、自分の感性をもっと大事にしたい。 -
語り口調で話を聞いてもらってるようで、読み出したら止まらず一気に完読。とても心が軽くなりました。
この性質で悩むことも沢山あるけど、私はこの素晴らしい感性を持って様々なことに感動しながら生きてたんだなぁと思い出せました。
これから気持ちよく生きていけたら良いなぁ。 -
優しい本
これから動き出そうという気持ちになれる -
友人からお願いされたら、イヤだと言えない(イヤだと思えない)のは、私の場合は抑圧かも…!?
抑圧…イヤだ、つらい気持ちがなかったことにする、心の防衛機能。
イヤだ、本当は〇〇したいなどの本音は、いつだって自分の中にあるよ〜!!!イヤだを取り戻すには
1.体の状態を手がかりに心を知ること。疲れてる、肌荒れなどの体の症状がでたのなら、自分のための時間を増やして労わること。
2.ふとした心のつぶやきをそのまま受け止めること。遊びたい、食べたい、寝たい、休みたい、しんどい…思ったことを、そうだよね、と受け止めること、気持ちを打ち消さない。
3.安心できる相手に話を聞いてもらうこと。家族、カウンセラーに聞いてもらう。 -
細かいことまで気がついてしまう為に、やることが増えてしまう事への対処法
日常の細々したことへは
・とりあえず 考えすぎず動く
・まぁいいか 引きずらずそのばその場で終わらす
・なんとかなるさ 大丈夫そうだと思えて焦らない
と手を緩める