「憲法上の権利」の作法

著者 :
  • 尚学社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860310646

感想・レビュー・書評

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  • いろいろなことがすっきりすると同時に新たな疑問点も生じてしまいます。
    全体的に分かりやすく、一番知りたいことについて書かれているのでためになりました。
    最後のほうは少し読むのにぐだってしまいました。

  • ドイツからやってきた流行の三段階審査の解説本。これで論文を書くか否かはともかく、判例の分析は随分やりやすくなるはず。前半はおなじみの自由権について。後半は応用編として積極的権利等に触れている。憲法が苦手な人は、まず前半を読んで、文中に紹介されている判例を原文で読んで分析の作法を身につけるとよいかも。後半は、時間があるときにじっくり取り組む。

  • ドイツの三段階審査論の立場から書かれている。しかし、その思考方法は司法試験論文試験の対策として非常に役立つと思われる。

  • ドイツ流の三段階審査とその応用、例外の解説。
    しかし、憲法の現在の考査委員は「日本の審査基準はドイツともアメリカとも違うということを認識するべき」とのお言葉。
    よって、そのまま使えないということは肝に銘じるべき。

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著者プロフィール

1960年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。法学博士。
著書に『基本権保護の法理』(成文堂、1998年)、『基本権の内容形成―立法による憲法価値の実現』(尚学社、2004年)、『「憲法上の権利」の作法(第3版)』(尚学社、2016年)、『憲法学説に聞く』(共編著、日本評論社、2004年)、『プロセス演習 憲法(第4版)』(共編著、信山社、2011年)、『論点探究 憲法(第2版)』(共編著、弘文堂、2013年)、『市民生活の自由と安全』(共編著、成文堂、2006年)、『論点 日本国憲法(第2版)』(共編著、東京法令出版、2014年)他。

「2022年 『ドイツ憲法の道程』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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