風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡

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著者 : 宮崎駿
  • ロッキング・オン (2002年7月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860520076

風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡の感想・レビュー・書評

  • ジブリ映画が大好きで、子供のころから本当に何回も見ている。
    大人になって見てみると、同じ映画なのに違う風景に見えてくる。
    一つ一つのシーンやセリフが、違う意味合いをもって感じる。
    そんな人はたくさんいるのではないだろうか?

    それはきっと映画を作った人の気持ちがくみ取れるようになったからだろう。
    いや、ただの自身の勝手な解釈なのかもしれない。

    この本は、その答え合わせが少しだけできます。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ○人を殺した人間だから、殺すことの痛みがわかった人間だから。
     それで膝を曲げるんじゃなくて、それを背負って歩いている人間だから、
     この娘は描くに値するんじゃないかと僕は思っていたんですよ。(P.60-61)
    ○どっかで見極めなくちゃいけない。
     お寿司と同じでね。腹いっぱい食うか、最後の二個くらい我慢してやめるか。
     美学の問題ですよ。(P.148)
    ○なんか作品を作る中で無意識の奥のほうの
     意識化できない部分で道筋は大体できているんですね。
     だから、それを意識の上に拾い上げるのにやっぱり時間がかかるんですよ。(P.227)

  • おもろーだったけど、想定内。でも、しっかりしなきゃとも思う。

  • 資料ID:W0162728
    請求記号:778.77||Mi 88
    配架場所:1F電動書架C

  • 渋谷陽一さんと宮崎駿さんの対話文となってます。
    テレビでは見ることができない、宮崎さんの本音のようなものや葛藤を垣間見ることができ1冊。
    作品で言うと「千と千尋の神隠し」辺りまでの話。
    どういった思いで、名シーンを産み出してきたのか、どういったものに影響を受けてきたのか、アニメーションを作る上で大切にしていることは何なのか、そいった話を聞くことができる。

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    所在記号:778.77||ミヤ||1
    資料番号:10228177
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  • 怒りの感情を思い出した。
    これからは怒りながら生きる。社会に対して。

  • 2013年9月24日読了。
    インタビュアーと噛み合ってないところが一番のポイントかなあ(笑)

  • 千と千尋、ストーリーが破綻してるという感想しか持てなかったけど、また見直してみようかな。

  • なんだか、宮崎さんを少しかいまみれたきがしました。
    著者とのインタビューなのですが、ニヒリズムとか、哲学的なことが多くてちょいとつらかった・・・爆

  • 図書館。

    渋谷陽一との何年かにわたっての雑誌掲載をインタビューを
    まとめた形式。ノーカットとのこと。

    作品として単純に楽しめたラピュタが一番好きだけれど
    ナウシカも捨てられない。
    監督、なかなかタイヘンそうな方だなぁ。。

  • 渋谷陽一って不思議。こんな対談をするとは、意外でした。

  • うぅぅん、これは辛かった!
    言っていることが抽象的か哲学的で理解するのに難しいうえ、宮崎作品をそれほど熱心に観ていなかったので、興味が持てませんでした!
    ディズニー作品が好きではないこと、宮沢賢治、チャップリンが好きなことは良くわかりました。

  • おヨーロッパ(笑)

  • 最近アニメ監督を引退された宮崎駿監督のインタビュー集です。アニメからは見えてこない監督自身の内側のドロドロが見えてくるようで少し恐かったです。

    九州大学
    ニックネーム:上野泰三

  • [図書館]む、難しい…私にとっては難解。ニヒリズム:虚無主義?…[間]ははは-中盤までニヒリズム…哲学・思想に疎い私にはなんの事だか理解不能。先生の頭の中:世界観は次元が違うと。日本が嫌い…豪快・壮大・天邪鬼・偏屈・職工な人です、「ざまぁみろ」とか(笑)各ジブリ作品が生み出された背景や裏側が知れたのは良かったり悪かったり。表現者で物語を創り出す上での苦労や葛藤は凄い。子供達へアニメで何か伝えるという先生のスタンスは確固たる物で変わらず、ハイジから観てきた私も素直にこれからも楽しみたいと思う。

  • 引退会見をうけて再読。
    千と千尋までの舞台裏が少しわかります。
    インタビュー形式なので読みやすい。
    ジブリ映画を純粋に楽しみたいなら読まなくてもいいかも(笑)

  • 宮崎駿×ロッキングオン渋谷陽一のインタビュー。
    作品の宣伝や紹介のためではなく
    宮崎駿が自分の考えている事をここまで語っているものを
    まとめてあるのは珍しいと思う。

    そして、それを引き出す渋谷さんのインタビューがすごい。
    本人を言っている通り、初めは渋谷さんがやや喧嘩腰のため
    スリリングなインタビューになっている。
    お二人とも頭が良く、知識も多いので難しく感じる部分もあった...。

    ヒューマニズムとエコロジーだけで宮崎駿を語ってはいけない。

  • ジブリの宮崎さんのロングインタビュー。インタビュアーはROCK IN JAPANの渋谷さん。そんな僕にとっての夢の組み合わせでナウシカ、紅の豚、トトロ、もののけ姫、千と千尋を語り尽くした一冊。数ページで収まる雑誌のインタビューなんかと違って、深くて濃い~ところまでいってます。そして渋谷さんらしくわかりにくい例えとか強引な話の持っていき方をひょうひょうとかわす宮崎さん、字面だけを追えばかみ合ってないなと思うところもあったけど、2人は楽しんでたろうなと思えたインタビューを読ませてもらいました。自分だけで語ってたら表現しきれないことをインタビュー形式であれば表現できる、そういうことってあるなぁっていう点でも参考になった一冊でした。ジブリ作品をもっかい見返したくなりました。

  • 雑誌紙面にて12年もの年月をかけて行われたインタビューの再録集。インタビューワーはCUT、ロッキンオン創刊者の渋谷陽一氏。さすが作品や宮崎氏自身についてかなりつっこんだ質問をされています。感覚的な問いが多く、それに対して宮崎氏も感覚的に答えるので飲み込むのに時間がかかることもしばしば。初期の頃の若干喧嘩腰の質問がおもしろい。「作品内のターニングポイントでたびたび風が吹くのは意図したものか?」という質問からこのタイトルがきたんでしょうか。

    宮崎駿氏はどこか現実に対してニヒリストな印象があったのですが、インタビューを読んで感じたのは全く逆で「理想がものすごく高い人」でした。アニメ制作の劣悪な環境を作り出したと手塚治虫氏を批判したエピソードは有名ですが、この本では更にアニメ化したことで手塚氏が商業的ヒューマニズムに走ったと批判しています。他にもディズニーや、エヴァンゲリオンの庵野監督、攻殻機動隊の押井守監督らの作品に対しても言及。

    全体的に、作品自体についての裏話などよりかは、その時々のジブリの状況、宮崎駿氏が何を考えているかに焦点が当てられています。もののけ姫以降年齢を理由に「俺は引退する」と何度も口にしているのが気になりました。やめられないんだなあ…。

  • インタビュー形式

  • 人間たけは作ることができないですからね。場所は作ることできても P184

  • 宮崎駿作品についての体系的な分析を読んでみたかったのですが、方向性が違いました。

  • インタビュアーは渋谷陽一。
    ・魔女の宅急便は赤字解消のためにヤマト運輸へ持ち込んだ企画だった。
    ・同様に紅の豚は日本航空に持ち込んだ企画だった。
    ・千と千尋にも元ネタ「霧の向こうの不思議な町」があった(これは書いてないけど)
    ・ポニョにも元ネタがあった(金魚姫)
    だけど著作権の扱いはあやしい。現実歪曲空間が発動されている?
    ・無意識に書いたスケッチが、のちのちのストーリーに反映されることもある
    ・手塚治虫や黒沢明からぬけだしたい、という呪縛があるようだった。
    ・”歯止めをなくす瞬間は一種の快感があるんだけど、形を壊した瞬間にね、次の形を作る能力を持たないことが発覚しますから。 だから際限なくくだらなくなってくっていうか”

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