ネガティブのすすめ―プラス思考にうんざりしているあなたへ

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860632151

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で連休中に読む本を探して背表紙を閲覧していてタイトルに目が止まり借りた本。

    自分はネガティブ思考の人生で四半世紀を生きて来たので、ポジティブシンキングが必要と多くの本に書かれている記事を読んで、少し疑問

    に感じていた所、まさに待ってましたと言うようなタイトルの本に嬉しくなり読んでいる最中です。

    捻くれた人生を歩んできた自分としては、ポジティブを否定し、ネガティブを徹底的に肯定してくれれば嬉しかったのですが、読み進むと

    ポジティブ・ネガティブのどちらもバランスよく保ちながら生きてゆくのがベストととの結論かと。。。

    ポジティブシンキングの欠点を「蟻とキリギリス」の物語に例え説明しているのは分かりやすかったけど、少しこじつけ過ぎかとも感じました。

    どの事象も捉え方によって、ポジティブ・ネガティブの両側面があるのだと思いました。

    いずれにしても、このタイトルが気に入りました!

  • 最近、どの啓発本を手にとっても、どうしたら、ポジティブシンキングになれるかという内容のものが多い中で、エッと思ったのが、この本である。しかし、中身を読んでみると、結局、内容の伴わない、現実逃避の、過度なポジティブは、かえって、過度のネガティブに陥ってしまう事があるので、よくないという事であった。逆に、自覚のある、多少のネガティブなら、アートの才能を発揮したりもするそうである。ちょっと、荒療法だが、精神的に辛さを感じるくらい、問題に、正面から向き合うのもいいのだろう。

  • 購入:2007/08 /問題を解決するために、自分でコントロール可能なことに手をつけるとともに、コントロール不可能なことには見切りをつける

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著者プロフィール

"精神科医、医学博士。うつや不安、依存などに多くの治療経験をもつ。英国家族療法の我が国初の公認指導者資格取得など、薬だけではない最先端のエビデンス精神療法家としても活躍。近年はトラウマから高血圧にまで効く“感情日記”提唱者としても知られる。早い時期から食と栄養、読書、運動等の代替医療効果を提唱し、自ら臨床実践してきた。複雑なこころの治療では、“ハンマーを持つと、すべてが釘に見える”一流の専門家より、多彩な“道具”を持つ「二流のオールラウンダーこそ名医」がモットー。
著書に『日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる「感情日記」のつけ方』(CCCメディアハウス)、『家族をうつから救う本』『薬を使わずに「うつ」を治す本』、『世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ』(河出書房新社)、『きっと、心はラクになる』(かんき出版)、『ネガティブのすすめ』(あさ出版)、『「脳の炎症」を防げば、うつは治せる』(永岡書店)など多数。 "

「2021年 『8050 親の「傾聴」が子どもを救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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