- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860633493
感想・レビュー・書評
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ちょっと矛盾する内容がある(一気に書く/じっくり書く)ようにも感じたが、まとめてある内容は考え方の整理に役立つ。
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資料が何ページにも渡っていたり
回覧のページ数が多すぎると、
結局、よく見ずにすましてしまう場合があります。
書類をA4一枚にまとめることは、
非常に有効な仕事のノウハウです。
本日ご紹介する本は、
書類をA4一枚にまとめて、
仕事で結果を出すノウハウを
まとめた1冊です。
ポイントは
「書類を設計する」
書き出す前に、
まずは、書類を書く目的を明確にします。
次に構成を決めます。
「目的」「対策」のような2部構成にするのか
「目標」「手段」「効果」のような3部構成にするのか
「現状」「分析」「評価」「対策」
のような4部構成にするのか
そしてタイトルと見出しを決め、
内容の目安を付けていきます。
ソフト開発も、書類作成も
いきなり書き出すのではなく
事前に設計することが重要です。
「6W2H」
一般的な5W1Hは
(1W)誰 (2W)いつ (3W)どこ (4W)何 (5W)なぜ (1H)どのように
ですが、それに加えて
W=具体的な結果や成果はなにか
H=具体的にどの程度か(数、金額、時間等)
を書くことによって、より相手を納得させることができます。
「利他」
他人の得を先に考えることによって
相手は関心をもって動いてくれます。
先に相手のプラスを書くことで、
仕事がスムーズに進む確立が上がります。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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トヨタ自動車は、社内の書類は、A3サイズ1枚にまとめている
設計図をつくることなしに書類を書き始めると、質の低いものになってしまう
相手中心の仕事=性能を書くのではなく、使い方を書く
文章力とは、読む人を満足させる力のこと
書類作成には、できるだけ表やグラフを入れるようにする
書類によって、相手にプラスを与え続ければ、あなたの仕事の展望が開けていく
最高の技術=最少の投資で、最大の成果を、最速で出す仕組み、システム
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◆目次◆
第1章 A4一枚でまとめる理由
第2章 A4一枚で仕事をまとめる
第3章 A4一枚で「目的を持って」仕事をする
第4章 A4一枚で「相手に伝わる」仕事をする
第5章 A4一枚で「相手が納得する」仕事をする
第6章 A4一枚で「相手を動かす」仕事をする
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/997b8f0e3edafc9d.png
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書類を作成する仕事にはついてないけど、ついつい手に取ったのは「A4一枚」というフレーズに惹かれたのだと思う。
「圧縮する力」という言葉は響きました。 -
A4にまとめるためのノウハウ集かな?
ト、2009.11.26 -
いい書類をつくる技術=いい仕事をする技術。