- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860637538
作品紹介・あらすじ
なぜ病気は「治そうとしない」人ほど治るのか?40万人が支持する心が一気に楽になる方法。必ず病気が治る3つのステップ。
感想・レビュー・書評
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病気を治すことを頑張らない。戦うことは最大のストレス。孤独は病気を悪化させる。苦しいときは泣いていい。眠る。病気を受け入れる。家族も頑張りすぎないで寄り添う。ボランティア活動をする人は元気で長生きする。他者貢献。
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病気は闘うものだと思っていました。
だって、闘病と言うし。
うつになったのは、過労死しなくてラッキー、なんですね。
ここ数年、会社を辞めて体調を崩していました。
樺澤先生の考えを知り、少しずつですが良くなっていると思います。 -
献本にて頂く。
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病気と闘わないで、受け入れ、情報収集して不安を取り除き、感謝できるようになれば、病気も治り、また予防にもなるとのこと。「頑張らない」というのが流行りのキーワードになっていますが、本書を読むまで誤解していました。ずっと病気のことだけ考えて、必死になって闘っていると、それがストレスになって余計に悪化するということですね。
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何冊か樺沢さんの本は読んでいますが、この本が一番気に入りました。気の持ち方だけで病気が治るというアプローチを脳科学の分野から解説しているこの本こそ樺沢さんが一番書きたかった本なんだろうと感じました。正直なところベストセラーの読書術の本よりも心に入りました。
それは身近に病気で悩んでいる人がいるため、そのイメージを重ね合わせたからかもしれません。確かに「否認」→「受容」→「感謝」という一連の流れの中でまだ強く否認している状況のように感じます。今度この本をあげようと思います。本が読める状況になっていればいいのですが。 -
挨拶と感謝
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感謝をしても病気は治らない。
それよりも医者の知識は何とかならないものか -
病気になった自分を受け入れる
※治療はしなくても大丈夫ということではない。
がん患者を例に出して、治療を受けなかったほうが
長生き出来たというのを出している。これが
うまくいくものといかないものとがあることは
どの書物でも注釈しておくべきだ。現に僕が
罹ったガンは、抗がん剤と手術が完治には必須の
類であった。
感謝、人とのつながり、利他を心がける。
→治療に良い脳内物質が出やすくなる
人に頼る、助けを求める
怒りのエネルギーを自分に溜め込むような人の悪口を
言わない。 -
チェック項目13箇所。本書では、医者や病院を変えずに、薬も治療法も変えずに、患者さんが自分の「考え方を切り替える」だけで、今まで治らなかった病気を治す方法を書きました。病気を治そうとして頑張る、しかし、なかなか治らない、その苦しい現実が大きなストレスとなって患者さんにのしかかります、24時間365日、病気のことが頭から離れない、病気に抗う、病気と闘うことで、ストレスは何倍にも膨れ上がり、それこそが病気が治らない最大の原因となる。うつ病は、これ以上、無理をすると身体が壊れますよ、死にますよ、というときに作動する「緊急停止装置」なのです。医者は山登りのガイドのようなものです、患者さんにより楽で安全な道を教えてくれますが、おんぶしてはくれません、病気を治すのは「患者さん自身」なのです。薬は100%効くわけではありませんし、飲めば必ず治ると保証もできません、しかし、病気がここまで悪化して「薬を飲まないと治らない状態」に陥っている事実もあります。アドレナリンが毎日何度も分泌されると、血管の老化が加速し、心筋梗塞や脳卒中などの心血管系疾患になるリスクが高まります。不眠になると、がんのリスクは6倍、脳卒中のリスクが4倍、心筋梗塞のリスクが3倍、高血圧のリスクが2倍、糖尿病のリスクが3倍に跳ね上がります。否認が強いと、治療がスタートしません、「自分は病気ではない」と思っている人は、病院にも来ないし、薬も飲まないので治療になりません。「不安を取り除く」ことが、避妊を乗り越え「安心」に至るための近道です、そのために必要なのは「信頼」「時間」「情報」の3つです。医者に努力が必要なのは言うまでもありませんが、患者さんも努力が必要です。孤独がもたらす影響は深刻で、慢性的な孤独感は人を不安定にさせ、他者に対する被害感を抱かせ、自虐的・自滅的な思考や行動に陥らせる、さらに孤独は、身体にも大きな影響を与える、孤独な人は脳血管や循環器の疾患、がん、呼吸器や胃腸の疾患などで死ぬリスクが高まる。