- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860637804
作品紹介・あらすじ
なぜこの国は稀有な存在なのか。言葉から読み解く。
感想・レビュー・書評
-
なぜ海外で活躍した又は今活躍している日本人の情報が入ってこないのだろう疑問思う。 日本人がもっと母国に自信が持てるよう、著者が指摘したよう自分の国のことをしっかり勉強すべきと思います。
幼児期に異文化にふれ慣れておくのも大事だと思います。 差別を経験する前に、異文化を受け入れられる心を持っていることは重要なことです。
日本国しか知らない若者に、我が国を好きになってもらうためにも一読してもらいたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
所謂、お育ちが良くて意識高い系の作者だと分かった瞬間に読み続ける意欲が減退しました。
-
外国語に訳せない日本語の言葉が列挙されてる本かと思ったら、おめでとう、おもてなし、おてんとさま、おかげさま、おつかれさまの5つのみが紹介され、それに伴う日本の文化や習慣を、筆者の経験と合わせて解説した本だった。
想像してたものと違い、しかも筆者は現在80歳を超えるおばあさん。
最初の章では彼女の子供時代の話が載っていたが、学校に行くときに母親に「行ってきます」と言ったら怒られて「行ってまいります」と言えと教育されていたことが書かれていたが、この文化が全く理解できないので(時代や地域や貧富の差もあると思うが)、最初はとてもつまらなかった。
が、筆者が海外の友人と話した内容から、海外で活躍し、とても感謝されている日本人の話がたくさん出てきた。
ロシアの捕虜としてウズベキスタンで労働していた元日本兵、トルコのエルトゥールル号、ポーランドの孤児を救った日本、アルベール・ダフネンベルギー外務省職員、ラッピンション・ピエール駐日ベルギー公使、杉原千畝。
この中で知っていたのは、杉原千畝とウズベキスタンの話のみ。
他は初めて知った。
筆者も海外の友人から聞かされて初めて知った話ばかり。どうして学校でこういう話を教えないのだろうか。教えるほど価値がないのか、それとも感謝されるほどではなく当たり前のことだから教えないのか。
この本で意図せずこういうことが知れてよかった。
-
書いてある内容はとてもいい。
でも書き方がだらしない。
日本の言葉のうつくしさから、
日本人の国際的美談についてのエピソードを
著者の意見とともにまとめた本で、
日本人的美徳を紹介している。
しかし著者自身に日本人的美徳を求めるのは酷だったようだ。
日本人の美徳に心酔しながら語りかける姿勢には、
同じ日本人として恥ずかしさを感じた。
とはいえ中々良質な情報を手に入れららるので、一読するのはおすすめ。 -
トルコ、ポーランド、ウズベキスタン、リトアニア、日本がっ好きな国にはちゃんとした理由がある。