3秒でバランスシートが読める本

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 99
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860638238

感想・レビュー・書評

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  • とてもわかりやすく勉強になった。
    図書館で借りたが購入したいと思った。

  • 視覚から入ってくる情報でとっつきやすく、6つのパターンの中から今自分がどの段階にいるかというのを客観的に知ることが出来ます。
    ざっくりとした感じですが、定期的に経営状況を確認するのにとても手軽でわかりやすいなと思いました。
    手元に置いておきたい1冊です。

  • この本自体は3秒で読めないです

    めっちゃ単純化して、バランスシートを掴めるようになる本
    ちゃんと読めばこの本に書いてあるパターン分けはほんとに3秒くらいでできるようになる

    その上で大事なのは経過で見る、または他社と比較してみることだなと思いました

    バランスシートの数字を見て経営状況を6パターンに分類するんだけど、そのパターンごとの会社の特徴が著者の主観(多くの会社の監査をしてきた経験と実績とも言える)によってステレオタイプ化されてるのが面白かった
    このくらいの方が覚えやすいし掴みやすくて良いと思う

  • バランスシートを見える化する。

  • かなりの良書。タイトル倒れの読むに値しない本…でもいっか、Kindle Unlimitedだし。ダウンロード前のそんな思いを、大きく裏切った。

    貸借対照表の説明で、右側が資金の調達で、左側が資金の使途でみたいな話から始められても、たいがい「でっ?」てなるものだが、パッと見で、それが良い会社がどうか、まさに3秒でわかる、この方式は秀逸だ。しかも、数値を打ちこめばグラフ化してくれるExcelシートまでついている。お値打ち!

    「#3秒でバランスシートが読める本」(あさ出版、伊藤儀一著)
    Day101


    https://amzn.to/2T9UPjS

  • 斜め読み。3秒以上かかった。しかもイマイチ。そもそもバランスシートある程度読める人には不要。全くわからないという人にもおすすえできず。

  • わかりやすい

  • 会社のB/Sを6つのタイプに類型化し、タイプごとの注意点を指摘した本。とても分かりやすく、人に説明するときに使えそう。巻末にエクセルシートもあり、実際に使ってみようと考えている。

  • かつて財務諸表を読めるようになりたくて簿記の勉強をしたことがあります。何種類かある資産・負債の比率を分析することで、その会社の経営状態を判断するできると知って興味を覚えた記憶があります。

    タイトルと表紙に描いてある6種類のバランスシートの形を見て、図書館に置いてあったこの本に興味を持ちました。バランスシートを帯グラフのように描いて、それを経時的に変化をみていくのは、簡単でありながら多くの見方ができて財務分析する際に役立ちそうだと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・純資産とは、会社が自分で出資したお金と稼いだお金の合計、返さなくても良いのが負債との違い(p31)

    ・6つのカテゴリーで見る貸借対照表とは、1)現金及び預金、2)1)以外の流動資産、3)固定資産、4)流動負債、5)固定負債、6)純資産(p40)

    ・負債、資産のバランスにより6つに分かれる。1)債務超過、2)自転車操業、3)安定経営、4)成長経営、5)お金持ち経営、6)金満経営(p47)

    ・儲かっている会社の条件として、1)成長・お金持ち・金満経営が続く、2)純資産が増加している(p55)

    ・負債が資産より多い会社が倒産しないのは、資産を売って借入金の返済にあてているか、社長が自腹を切って返済しているから(p59)

    ・純資産がプラスだが、流動資産<流動負債、高コスト体質で、売り上げ拡大至上主義となっている(p66)
    ・衰退型自転車操業の特徴は、現預金がほぼゼロ(すぐに返済に回される)で、純資産が減り続けている(p74)

    ・安定経営は、流動資産>流動負債だが、負債合計は流動資産よりも大きい状況。KKD(勘、経験、度胸)と、GNN(義理、人情、浪花節)へ依存している(p79)

    ・成長経営とは、流動資産>負債合計、だが、現金預金は流動負債よりも少ない。(p91)

    ・お金持ち経営とは、現金預金が流動負債よりも大きいが、負債合計よりも少ない。仕事はできて当たり前、できない方が問題という減点主義の考え方がはびこっている(p102,104)

    ・金満経営とは、現金預金が負債合計よりも大きい場合、老害企業化の恐れがある(p112)

    ・重要な6つの経営指標、1)自己資本比率(=純資産/(負債+純資産))、2)流動比率(=流動資産/流動負債)、3)固定長期適合率(=固定資産/(固定負債+純資産))、100%以下であること、4)固定比率(=固定資産/純資産)、低いほどよい、5)現金預金流動負債比率(=現金預金/流動負債)、100%以上、6)現金預金負債比率(=現金預金/流動+固定負債)、100%以上(p151)

    http://cpaofficeg.com/、箱型バランスシートを自動作成

    2016年2月11日作成

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著者プロフィール

公認会計士・税理士。企業管理会計・組織開発コンサルタント。CPAオフィスG代表。大手監査法人、外資系および日本のコンサルタント会社で活躍。数字を使わずに会社を6パターンに分ける、超簡単で画期的な「箱型バランスシート解読法」を開発し、中小・中堅企業のコンサルティングに役立てている。

「2015年 『会社の中身がまるごと見える!「会計力」のツボ~バランスシートは「数字」を見るな!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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