知力をつくる技術

著者 :
  • あさ出版 (ASAPB)
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本棚登録 : 71
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860639174

感想・レビュー・書評

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  • 「今求められているほんものの知力」
    1 自ら能動的に思考する力
    2 考え方の異なる他者を理解する力
    3 論理的に明確な推論や検証ができる力
    4 自由で柔軟な想像力
    5 自分の専門知識を絶えず深めていく力
    6 他の分野に対する好奇心を持ち垣根を超えて共同作業を進める力
    なるほどそうやなあと思いますがなかなかいっぺんには難しいですσ^_^;

    今は「多様性が高まり変化が常態化する時代」で「変化は指数関数的になる」と書かれています。
    僕が役所に入った20数年前はまだデスクトップのワープロでした。
    ラップトップも少しはありましたが若手は順番待ちの時代です。
    そこからパソコンが入って一人一台になってネットが当たり前になるまで一瞬でした。
    個人的にもパソコンからタブレットメインになるまで一緒でしたねσ^_^;

    「知的付加価値が重要になる社会」
    モノの付加価値から情報の付加価値
    さらにはキャラの付加価値に繋がると言うことやと思います。
    キングコング西野さんもおっしゃるように自分のファンになってもらうためには自分の付加価値がその人のためにならないといけないんですよね。
    オールマイティである必要はないと思いますが普遍的な価値を身につけたいと思います。

    「才能より習慣」「知的習慣の蓄積」
    本書でいうところ「思考力=思考の材料を頭の中で組み立てたり想起する力」であるとされています。
    習慣ならスキルとしての訓練が可能でやり続けることで身につきます。
    演繹法なり帰納法なりスキルは知ってても実際に使ってみないと身につかないことは多いです。
    「知っている」と「考える」両方とも身につけないとほんものの知力は身につかないです。
    「考える」材料が「知っている」ことですから。

    僕はものごとを抽象化して普遍的に使えるように意識してます。
    本書では「抽象のハシゴ」という概念を使って自由自在に抽象度を操ることを勧めています。

    本書は今それなりにやっててもさらに深くさらに広く知力を高める技術を教えてくれます。

  • 知をつくる技術が満載です。
    ビジネスに必要なスキルとは何か、どのように身に付けるかが書かれています。
    まだまだ勉強しなければなりませんね。
    章立てがきちんとしていて、読みやすくなっています。
    ロジカルに書かれています。

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