はじめて読む日本語の歴史

著者 :
  • ベレ出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860642556

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  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566882

  • 「日本語」の変遷を様々な角度から概観できる一冊。音韻や文法の変化について多く論じられていたが読み飛ばしてしまった。時々挿し込まれる語義変化に関するものが興味深かった。読んでいくと、自分が言語のどういう要素に関心があるのかよく分かる。

  • 筑波大学の授業科目「日本語史Ⅰ」の指定参考書。
    入門として読みやすく、ほどよい専門性。

    一般人にも読みやすいが、大学レベルは網羅していて一冊で入門~中級まで充分。それぞれの時代の言葉がまとめられているわけではなく、前時代からの変化に着目して記述している。したがって上代が100ページ超と最も多く、以降は各章50ページ未満しかない。
    根拠となる古典史料を引用して、具体的に解説している。大学の各授業で扱われるような重要な古典史料はほとんど揃っている。一方で、ことばの推定はなされない。まんべんなく網羅的で非常に良いが、ややまとまりのない印象を受けるかもしれない。
    柔らかい語り口で一般人向けに書かれていて、難しい専門書では無い。普段のことばに気づかされることもあっておもしろい。価格も手頃で嬉しい。

    目次
    1.日本語の歴史とは何か
    ○各時代の日本語
    2.奈良時代まで
    3.平安時代
    4.鎌倉時代
    5.室町時代
    6.江戸時代
    7.明治以降

  • 丁寧に書かれているが、ちょっと専門書過ぎた。
    日本語そのものを、きちんと勉強したい人向け。

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著者プロフィール

1952年、三重県生まれ。現在、立教大学文学部教授。博士(文学)。
1975年、東京大学文学部第三類国語国文学専修課程卒業。1977年、同大学修士課程を修了し、東京大学文学部助手となる。その後、白百合女子大学文学部専任講師・助教授を経て、1985年立教大学文学部助教授、1990年同大学教授となり、今日に至る。
専攻は日本語学、特に日本語の歴史的研究。
著書に『日本古代の文字と表記』(吉川弘文館)、『はじめて読む日本語の歴史』『日本の漢字1600年の歴史』(ベレ出版)などがある。
辞書に載っていないようなことばの意味や使い方を調べるのが趣味。

「2016年 『文章が変わる接続語の使い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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