12歳の少年が書いた 量子力学の教科書

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著者 : 近藤龍一
  • ベレ出版 (2017年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860645137

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12歳の少年が書いた 量子力学の教科書の感想・レビュー・書評

  • 帯の宣伝文句が魅力的で購入。しかし、本書の内容を表すには不適切と思われる。入門者が量子力学の〈概要≒イメージ〉を理解するのが目的なら、数式は不要で、図解が有効だろう。本書の本当の魅力は、量子論の難解な〈数式〉こそを理解しようとする気にさせられるという点で、文系の人間でも量子力学の〈理論的な〉理解に至る意欲が引き出される稀有な本。中身は良いし、帯の宣伝効果も高いと思うが、中身と帯のすれ違いは、著者に対していささか不誠実ではないかと感じた。

  • 量子力学の入門書と専門書の間を橋渡しする中間書を目指した解説本だという。が、残念ながら自分にはまだ数式の半分くらいしか理解できなかった。が、「重ね合わせ」の意味が数式から理解できたのは快感だった。

  • 12歳といえば、小学校卒業して中学に入学した頃だろうか。これだけの内容を執筆したということ自体驚きだが、なんというか普通の教科書にはない、熱意のようなものが感じられた。
    普通の啓蒙書と異なり、きちんと数式を使って説明してあるので、量子力学を本格的に学ぶための入門として、非常に良い本だと思う。ぼくは、学生時代に結局量子力学を深く学ぶことはなかったが、もう一度、量子力学をきちんと勉強したいと刺激を与えてくれた。著者の読書量も半端ではないというが、確かに非常に豊富な知識を背景に書かれているようだ。

    結構厚みはあったが、興味深く最後まで読み通せる一冊だった。

  • 量子力学の教科書を中学1・2年生が書いている、と言うことが驚異的である。著者は10歳ぐらいから物理の専門書を含めて年間3000冊ぐらいの書籍を読んでいたそうで、多分ある意味天才だろうし、本当にかなり理解しているんだと思います。そのことは横に置いといて純粋に量子力学の教科書として本書が読みやすいかと言うと、決してそうとは言えない。著者も前書きで述べているのだが、本書は入門書と専門書の中間の教科書を目指しているそうで、内容はひと通り物理学とか量子力学を学んだことがある人向けの本です。結構色んな内容が天下り的に述べられているので決して入門書とは言えない。専門書を読んで良く意味が分からなかった人が、なるほどそう言う意味かぁ、と思えれるような説明ができていれば本書は成功しているのだろうけど、実際にはそう言う部分が所々見られる(例えば黒体の説明、一般相対性理論や力の統一の説明など)程度だと思う。初学者に教えるときにそう言う分かりやすい説明を参考にしたいなぁと思って本書を手に取ったのだが、著者は12歳でも十分頭が良すぎて、一般人が躓くような部分であまり苦労していないのかもしれない。肝心なところで文章も分かりにくい箇所があるし、間違っているんじゃないかと思われる箇所も少なくないように感じた。でも、量子力学の現代までの発展の科学史的な部分が最新の部分まで含てかなり広範囲に紹介されているので、とりあえず今のところ量子力学で何が問題となっているのかなどを把握するのには役立ちそう。

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12歳の少年が書いた 量子力学の教科書の作品紹介

10歳の頃には物理学の他にも天文学、歴史、哲学、医学、論理学、経済学、法学などあらゆる学問分野の本を読み漁り(最盛期には年間3000冊)、最終的に量子力学が自分の目指す専門分野であると考えるに至った著者がこの書籍を執筆したのは12歳のときでした。独学で、本だけを頼りに量子力学に挑戦する上で「入門書は易し過ぎ、専門書は難し過ぎ」ということを感じ、その間を埋める、入門書と専門書の架け橋になるような本があればいい…という想いを実現したのが本書です。数式を追いながら読めればよいのですが、入門者の方がそこを飛ばして読んだとしても、「量子力学」に一歩迫ることのできる一冊です。

12歳の少年が書いた 量子力学の教科書はこんな本です

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